あらすじ
小学校最後の春休み,父の故郷をひとりで訪れた哲夫は,あるはずのない古い屋敷や,見るはずのない人びとに出会い,不思議な体験をする.冬から春へと移りゆく長岡を舞台に,自分をとりまく大人たちの過去と向き合い,大人への一歩を踏みだす少年の姿をみずみずしく描く.感動の長編タイム・ファンタジー,待望の少年文庫化.
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小学校を卒業し、中学入学を目前に控えた春休み。父親と二人で長岡へ一泊二日の旅に出ることになる。が、父親は仕事で同行できず。
哲夫は電車で知り合った女の人と、長岡まで行動を共にすることに。
長岡への道中も、長岡についてからも、不思議な光景を目撃する哲夫。
最初いまいち物語に入り込めませんでしたが、途中からグイグイ惹き込まれていきました。下巻が気になりつつ、ちょっと忙しいのでしばらくお預けです…続きが気になる。
Posted by ブクログ
岩波少年文庫を読み始めて、「グリックの冒険」と出会った。柔らかいのに強さもあって「他の作品も読んでみたい」とおもって手にした一冊。
少しリズムがのんびりとしていて、読み終えるまでに時間がかかった。間が空いても、話の流れを思い出せる。SFチックなこの作品は、SFを読まない私にはワクワクする部分を感じられないままだった。
グリックの冒険にあった、あのワクワク感を求めてしまったからか、落ち着いたような不完全燃焼気味の読後感。
残念ながら下巻はまだ手に入れていないけれど、見つけたら読みたいとは思う。ここから、どんな展開があって、どこに着地するのかを知りたいからだ。