河岸宏和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
平成の「買ってはいけない」なのかな?と思ったけれど、しまった「買ってはいけない」の平成だった。昭和の本だと思ってた。
なんというか、自給自足しないと食べ物怖い!となりがちだけれど、食は根源だから「分からないことはどういうことなのか?」を適切に聞きながら、生産者、流通業者、販売者、消費者が適切なモラルと誠意を持ってよりよい関係性を作りましょうという本だった。
悪いものしかない社会で、では、消費者が被害者面して一方的に生産者、流通業者、販売者を非難することは簡単だ。(「買ってはいけない」はそういう本であったように思う)けれど、非難した後に、何かが変わるんだろうか? 買ってはいけない商品ばかりの世の中で、何を買えばいいんだろうか、となる。
それに対し、この本は、自分が買う物にたいして無責任であってはいけないし、非難するだけでは良くならない。きちんと質問し、意見を言うべきだと述べている。もちろんモラルの低い販売業者に対しては厳しい目線を向けるが、「どのように意見を述べれば良くなるのか」を記載しているので、非常に現実的かつ建設的だ。
そうか、買ってはいけないが、一方的な生産者や販売者への攻撃であったのに対し、この本は生産者や販売者になった著者が書いたからなのだろうなぁと思った。あ「買ってはいけない」2014年に最新刊出てるのか……。これを読んだ後にあれを読むかと云われると悩む。実は私の記憶がいい加減で、「買ってはいけない」がとてもいい本だったらすいません。
難点が有るとすれば、商品の見分け方が具体的にはわかりにくい、ということであろうか。しかしながら、現実的に山のような観点があるだろうから、ポイントを押さえ、分からないときは店員に質問しつつ考えるというのを目的としているのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
今の外食産業が重視しているのは、安全、価格、美味しさの順であり、昔の格式がなくなったと嘆いている。その点は見方によるが、内容はその安全と価格を追求するために消費者を半ば欺いているという指摘。
外食と中食の違いは原材料表示の厳格さが一番違う。立ち食いそばがそばを2割しか使わず実質小麦粉によるうどんだとしてもそばと表示できる。外食ハンバーグも50%水分を抱えたリン酸塩だったとしてもOK。著者のましな割安が移植のtipsとしては、清掃がされていないところはだめ、仕入れ品の段ボールがあるかチェック、
牛肉は、豚と違い表面のみが汚染されるので、普通は削れば大丈夫だが、形成肉ではその安全性は担保されない。また挽肉も同様であり、レアのハンバーグは危険。古米はほとんどが外食で消費される。時間が経った持ち帰り弁当はすぐ劣化する(コンビニ弁当は新米らしい)。 -
Posted by ブクログ
うん、勉強になった。
ダメなところを探すだけじゃあかんけど、消費者に育てる意識を持てと言うのは難しいかな。
確かに老後に歩いていける場所にあるスーパーが、安心して使えないところだとまずいですけど。
精米日を確認すると、その店の売れ行きがわかると聞いた事がある。他にもいいスーパーか見分けるポイントがあるという。
読めばなるほど、そうだよねと思う。
賞味期限のマジックには驚いた。
作ったときから事態を経て目的と合わなくなって来たのかも知れないですが、これはお粗末ですね。
特に食べ物を扱う業態なので、安心して利用できるように、自衛の意味も込めてみなさんにも読んでほしいです。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
相次ぐ“食の安全”が問われる事件の背景には、どんな問題があるのか?
消費者が気づかない数々のトリックから浮かび上がる、食品業界の“常識”とは?
―品質管理のプロとして、業界を見続けてきた著者がわかりやすく解き明かす!
すべての食に関心のある人、注目の一冊。
[ 目次 ]
序章 食品事件はなぜ続くのか?
第1章 消費者が知らない「賞味期限」のトリック
第2章 卵や肉、身近な食品にはトリックがいっぱい
第3章 「コンビニ・中国産は危ない」は真実か?
第4章 食品事件を防ぐために本当に必要なこと
第5章 賞味期限は「おいしさ」で判断するべき
終章 食品の現場が向かう明日
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
この作者は文章を書くのがとてもうまい。構成として経験に基づいた説明や法令といった基準および数値的な根拠を巧みに織り交ぜ非常に納得させられる文体だし、「そうは言うけど、じゃあどうするの?」と思った次の章ではきちんと考えうる対策を提示してきたりと、「読みの手気持ちがわかっているねぇ」とうならされた。
スーパーの弁当やお惣菜を買うのがおそろしくなったよ。サミットがそうではないと思いたいのですが...近くの八百屋や魚屋となかよくならなくちゃね。
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現代を取り巻く「食」の現実は驚嘆に値する。知らない、無知な、販売サイドを盲目的に信じきった消費者をこうも罪悪感無く騙す事ができるのだろうか。食品に携わる父が以前「ルールがないのだから、それを破っていない限り、だましているとは言えない」という言葉を発しているのを聞いて愕然とし、良心の呵責は無いのか?と涙ながらに(酔っ払っていたせいもある)口論したことを思い出した。
悲しい現実だが1消費者ではどうすることもできないのではないか。どうすればいい? -
Posted by ブクログ
著者は、かつてハムソーセージメーカーで工場長をしていた経験を基に、いかにして日本の食品流通の現場における安全管理があいまいであり、消費者を向いていないかを憂う本である。食品偽装問題でお茶の間の話題となった多くの例を取り上げ、その本質と全体に共通する背景について解説している。安い賞品、安定供給を要求する小売の姿勢と、それに応えようとする製造メーカーが、消費者ではなく、自分たちの利益を追求する結果、こうした問題が発生する問題の根本だとしている。一方、食品行政は、法制度の不備が多く、上記の企業が必ずしも違法行為を行っているわけではなく、グレーなゾーンが多く存在することもまた理由の一つである。しかしながら、消費者が自覚するべきなのは、安いものには理由があるということであり、安いからといって手放しで歓迎するのではなく、その理由をしっかりと認識した上で、納得できるのであれば安い食品を受け入れるべきであろう。当然、生産者・供給者側からの情報提供によってそれは成り立つのであり、供給者と消費者の両者の意識改革があってこそ、日本の食品流通の質が向上するというものであろう。本書は、わかりやすい文章でかかれており、食品業界に携わるひとだけではなく、むしろ一般の人こそ読むべき本であろう。食品と無縁でいることの出来る個人は、いないわけであるから。
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Posted by ブクログ
ネタバレ●トマト
冷蔵保存は赤く熟してから
持った時にずっしり重いものが良い
放射線状の筋がたくさんあるものが良い
●きゅうり
水をよくふいて保存
●なす
とげが鋭いほど新鮮
必ず野菜室で保存(冷蔵庫は冷たすぎ)
●ピーマン
外国産の生食は避ける
つやがあるものを選ぶ
小ぶりのピーマンがたくさん入っている袋を選ぶ
●かぼちゃ
皮が薄く果肉が厚くて種が大きいもの
●トウモロコシ
皮をむかず冷蔵庫で保存。食べる直前に皮をむく
●キャベツ
冬はしっかり、夏はふんわり巻き
●レタス
巻きがふんわり軽めのものを選ぶ
●ネギ
曲がっているものは古い
●アスパラガス
立てて冷蔵保存
やや太めがよい
●にんじん
切り口が中心にあって小さいものが良い
●大根
勝ったらすぐに葉を切り離す
ひげ根は少ない方が良い
●れんこん
切り口の白さ
●しいたけ
ひだが白いものを選ぶ
●もやし
山積みのは安くても買わないほうが良い
●りんご
いいにおいがするものを選ぶ
尻まで赤いもの
●バナナ
高地栽培が甘くておいしい
●卵
殻の色と栄養は関係ない
●ハム
水増しのハムはハムでない
卵白、乳タンパク、大豆たんぱくなど
●切り身
血合いがくっきり見えるもの
くびれた形の切り身はこってりした味
くびれていない切り身はさっぱりした味
●ゆでだこ
あしがくるっとしているもの
●ひもの
解凍モノより冷凍もの
●野菜ジュース
濃縮還元は避ける
●塩、砂糖
常温で無期限で保存できる
●ケチャップ
特級がおすすめ
●納豆
冷蔵保存ができる
●ごま
色によって栄養価は変わらない
●袋詰めの野菜よりバラ売りのほうが新鮮
●ほうれん草は『蘇生処理』をおこなっているので、見た目がよくても新鮮とは限らない
●断面が盛り上がっているカット白菜は時間がたっている
●外国産のアスパラガスはおいしくない
●カットフルーツのパック品は傷んだものの使い回し
●卵の賞味期限は産卵日からではなくパック詰めの日からカウント
●刺身盛り合わせは前日売れ残ったサク(ブロック状)の使い回し
●ドリップ(うまみを含んだ水分)が流れ出ても、吸水シートを変えればわからない
●産地で個別包装された干物のほうがおいしい
●総菜の8割は総菜工場で作られた仕入れ品
●いなりずしはご飯をたいてから24時間以上たって売り場に並ぶものもある
●調味梅干しを弁当に入れても腐敗防止効果はない
●ごまは色によって栄養価は変わらない
●乾麺のそばにはそば粉より小麦粉が多いものがある
●クリスマスケーキ、正月用かまぼこは数ヵ月前につくられて冷凍保存されたもの -
Posted by ブクログ
鶏肉は肉の中で一番傷みやすい。
豚肉は解凍品をなるべく避ける。
本物のベーコンは焼くと縮むが水増しした者は縮まない。
柵が売れ残ったものを刺身盛り合わせにする。
イカは冷凍の刺身のほうが寄生虫が死亡する。
干物は解凍品ではなく、冷凍のままのものを買う。
野菜ジュースは濃縮還元を避ける。
トマトケチャップは、特級と標準がある。特級は添加物を使用していない。
ソースは、ソルビン酸kを使っているモノに注意。
味噌は、冷蔵ケースで売られているものを買う。だし入りは味覚がマヒする。
納豆は冷凍保存できる。ホテルの納豆は朝解凍される。
豆腐は充填豆腐をさける。消泡材を使ってないもの。木綿豆腐のほうがおいしいものが多い。国産大豆、にがりを使っているモノ。凝固剤をつかっていないもの。
油揚げは、にがりを使用しているもの。
調味梅干しは腐敗防止効果がない。塩分が少ない。