激安食品が30年後の日本を滅ぼす！

河岸宏和

[ブクログ · ★★★★☆]

あまり気にせずに食品を買ったり外食をしていたけれど、どちらをするのも怖くなった。
食品添加物は今更言われなくて、いろんなものに入っているだろうとは思っていたけれど、1の肉をハムにすると2になるほど加えられているとは思っていなかった。
商品の供給過程や保管時や場所にも食品を危険にしている事が沢山あることも書かれていた。流通している食品の金額や美味しさは気にしていたけど、安全は当たり前だと思っていた。
高いものがいいのもとは限らないけれど、
安いものにはやっぱり安い理由があるんだな……。

[ブクログ · ★★★☆☆]

何となく聞いた事のある話が細かく書かれており、興味深い内容であった。

残念な点は同じような事が本の至る所に書かれており、くどく感じた。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ああやっぱりな、と思うことが書かれています。
コンビニ弁当、というと悪いイメージがありますが、実際はもっとひどい「手作り弁当」がたくさんあることを知らない人にはおすすめです。
まともな材料を使って、基本的な調理ができる人がたくさんいるのが「美食の国ニッポン」を支えていたのだと思います。
切り身が泳いでいると思う人が増え、甘い味付けの寿司や惣菜をおいしいと思う人が増えると、きっと、３０年も持たずに日本の食は滅びそうです。
それは、今「食の安全」の流れとは違うところで、確かに進んでいるように感じます。