河岸宏和のレビュー一覧

  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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     読む前は、いわゆる、消費者を脅しつけるタイプの「買ってはいけないシリーズ」の本かな、と思っていたのだが、骨太だった。面白い。

     食べ物に関する価値が、ずいぶんと下がっているのだなぁとしみじみと感じる。あと外食怖いってなる。
     ほんとに外食怖くなりそうだなぁ。安くてお得には訳が有り、美味しいものを食べたくなる。

     それから、外食産業で使われる仕入品(いわゆる調理が不要なもの)について、酷く考えさせられる。
     仕入品を使うことにより、調理スキルが無い人間でも、均一な商品を提供することが可能となる。つまり、調理スキルを必要としない。働いている人間の成長は不要ということ。
     昔は厨房で働くと言え

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    2015年08月01日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    外食が多いので、こういう本はとても助かる。単なる情報の開陳でなくて、具体的にどういうところに目をつければよいかが解説されているのが良い。仕入品を使う構造など、外食産業の舞台裏も参考になる。

    昔バイトしてた某ファミレスが、お薦めとして載っていたのが嬉しい。厨房でけっこう大変だったので。いろいろスキルは身に着いたのだけど、あまり生活の役に立っていないのが残念なところ。

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    2015年02月04日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    その名の通り、外食の裏側についての本 子供がいる人は読んだ方が良いと思う(お気に入りのチェーン店たちが”うまいチェーン店”として紹介されていてホッとした)

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    2014年11月30日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    外食するのが恐くなります。外食産業にかかわらず、日本産業の利益至上主義を情けなく思いつつも、そうさせたのは我々消費者だと反省もせねばなりません。

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    2014年10月10日
  • スーパーの裏側 安全でおいしい食品を選ぶために

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    食品偽装の問題は、かねてから様々な問題がありました。特に日本がデフレ経済となったここ15年くらいの間で、食品に対する安心・安全は完全に信頼を失ってしまったと感じています。
    中国産の野菜や食肉の農薬・抗生物質の問題は、必ずしも対岸の火事とはいかず、日本でも外食産業や食品加工産業を中心に輸入量は拡大を続けているようです。
    スーパーマーケットでも、中国産と謳って野菜や肉を売ろうとしても消費者は敬遠するようになり、国産の野菜・肉が増えてきています。
    しかし、これは法律に基づき産地を表示するという意味で「仕方なくスーパーは表示している」という状況ですから、総菜や弁当などは産地を表示する必要がなく、

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    2014年08月16日
  • スーパーの裏側 安全でおいしい食品を選ぶために

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    スーパーのことを書いているようで、商売をやる上での心構えを問われる内容。売る側・買う側、誰のための行動か、なぜそれをやるのか。我々の生活に直結するスーパーだからこそ衝撃的で、向けられる目も厳しくなりがちだけど、じゃあ自分が似たようなことをしていないかということは一度省みないといけないと思った。

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    2014年08月06日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    勉強になった。
    およそ10年近く前に書かれたものだが、それほど大きく変わっっているとは思えない。
    手作りにまさるものはなし。
    どんなものでも何が入っているかわかっていれば、納得して食べる。
    筆者も一概に全てが悪いのではなく、表示をきちんとした上で選べる状況にしようということだ。

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    2021年07月31日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    面白かった!
    確かに今はご飯を食べに行く時、チェーン店には行かないよなー
    自分の舌は間違ってなくて良かったと安心。笑

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    2021年06月27日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    合成肉や添加物、中国の野菜にまみれ倒した外食産業の裏側について書かれた本。

    体に悪くなければ安くてそれなりの味ならいいんじゃないかと思うが、なんであんなに安く提供出来ているのか知っておくのはいいことだと思う。

    外食はほとんどしないのですが、これを読んでさらにしたくなくなりました。自分で作った方が安いし、楽しいし、美味しいと思う。

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    2020年12月24日
  • スーパーの裏側 安全でおいしい食品を選ぶために

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    野菜の顔を見ただけで、あるいは肉の切り身を見ただけで産地が分かり、害虫の巣どこも一発でみつけてしまう、ハイスペックなプロの話は非常に面白い
    廃棄食材はもったいないので、ちょっと使い回しとかには厳しすぎる感もあるが、食品の流通も含めて勉強になる
    卵の色とか質の由来も全然知らなかった・・羽の色がそのまま殻の色で、エサの色が卵黄の色に結び付いてるだけだとは・・ カラスの卵は黒いとは、一度見てみたい

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    2019年06月26日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    "外食産業は、今や安さと安全だけに特化したお店ばかりが目立ってきた。
    おいしさや、特別な空間としての外食の役割は忘れ去られている。

    実際に店舗に行って、提供される食事がどんなもなのかを解き明かし、行ってはいけない店ときちんとおいしく安全な食事を提供される店を見極めている。

    ほぼ外食で済ましている自分のための本。
    おいしく、きちんとした食事を提供してくれるお店を見つけておくことが大事。
    高いからと言っても安心できないのである。
    見極める、鼻と舌を持たないといけない。"

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    2018年11月23日
  • “食の安全”はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実

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    著者は、かつてハムソーセージメーカーで工場長をしていた経験を基に、いかにして日本の食品流通の現場における安全管理があいまいであり、消費者を向いていないかを憂う本である。

    食品偽装問題でお茶の間の話題となった多くの例を取り上げ、その本質と全体に共通する背景について解説している。安い賞品、安定供給を要求する小売の姿勢と、それに応えようとする製造メーカーが、消費者ではなく、自分たちの利益を追求する結果、こうした問題が発生する問題の根本だとしている。

    一方、食品行政は、法制度の不備が多く、上記の企業が必ずしも違法行為を行っているわけではなく、グレーなゾーンが多く存在することもまた理由の一つである。

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    2018年10月08日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    ネタバレ

    胸を張って言える事ではありませんが、食い意地はってます。美味しいもの食べるの好きです。幼いころから、それこそ人の味覚が決まるころまで美味しいものを食べさせてもらってきたし、現在も美味しいものを選んで食べている方かと思います。

    そんなわけで、ネットで見かけたこの本を読んでみたのですが、中々恐ろしい事が書いてありました!外食産業の裏側ってそうなんだ…と。植物性タンパク質50%のハンバーグってハンバーグじゃないですよね!そりゃ、嫌いな食べ物が市販のハンバーグだったわけです。

    自分は外食はあまりしません。作ります。基本、夜はお酒を飲むので外で酒を飲んで自宅に買ってくるのが億劫なのです。つまみを自分

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    2017年06月03日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    すごく丁寧に実例を交えながら、危ない食材やアヤシイお店を紹介してくれている本。

    「刺身がおいしい店は、総じてほかの料理も美味しい」「活気のあるカウンターキッチンの店ははずれがない」「生ビーールが美味しいお店は、総じて料理も美味しい」など、自分のこれまでの勘とも通じる本でした。

    オススメです。

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    2017年01月23日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    指摘を受けてみれば「それもそうだ」と思うような、外食産業の内情が紹介されています。
    食品の流通や、添加物、調理加工等々の知識がなくても、ちょっとした「見方」を身につけるだけである程度は「飲食店の善し悪し」を判断することはできそうです。

    店構えから得られる印象で、お店の当たり外れはある程度分かるだろうに、ついテレビ、雑誌等で紹介されていた、口コミサイトで評判がよかったから・・・などの理由で来店してしまいがちです。
    外食する際には億劫がらず、いまより慎重にお店選びをしようと思いました。

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    2016年07月30日
  • 激安食品が30年後の日本を滅ぼす!

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    あまり気にせずに食品を買ったり外食をしていたけれど、どちらをするのも怖くなった。
    食品添加物は今更言われなくて、いろんなものに入っているだろうとは思っていたけれど、1の肉をハムにすると2になるほど加えられているとは思っていなかった。
    商品の供給過程や保管時や場所にも食品を危険にしている事が沢山あることも書かれていた。流通している食品の金額や美味しさは気にしていたけど、安全は当たり前だと思っていた。
    高いものがいいのもとは限らないけれど、
    安いものにはやっぱり安い理由があるんだな……。

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    2016年04月30日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    餃子は包みたてが美味しい。餃子の王将

    トンカツはカットしてパン粉をつけて揚げる。カット肉は駄目。和幸、サボテン

    素材は大量仕入れで安くはならない。

    サイゼリアとステーキのけん、居抜きできますよ出店。

    鶏豚牛の値段の違いは餌の量による。
    鶏、豚、牛の餌は4、7、11

    ファミレスでは成型肉と牛脂注入肉に注意。
    成型肉はレアでは食べられない。

    牛肉は出血性大腸菌群、豚肉は寄生虫、鶏肉はサルモネラ菌。牛肉は表面にしかつかないので、レアでも大丈夫。

    冷凍トンカツはロースではなくくず肉を植物性タンパク、増粘多糖類で作られる。

    ハンバーグはリン酸塩て水増している。

    成型肉は繊維がバラバラ。

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    2015年11月11日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

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    外食産業が、安さと安全のみ追いかけていて、味は二の次になっていると筆者は冒頭で言っています。安全であれば、いろいろな化学調味料などが多く入って、人間の舌はごまかされているだろうが、本当の味がないがしろにされていると考えられます。

    まずい理由、仕入れ品でごまかしている物、大手外食チェーン店についても筆者が専門的な意見を述べています。

    この手の本を多く読んだ人には当たり前のことかもしれませんが、まだこの分野は読んだことがないという人にとってはよい1冊目になるような気がします。

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    2015年07月30日
  • 「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

    Posted by ブクログ

    ほぼ、ほとんどの食品について裏方の業者がいて、出来合いのもの、半製品を仕入れることができるというのが驚き。「東南アジアでつくったものを電子レンジでチンして出している」と書かれていたが、例えば、山菜そば、外国のものをいれなかったらお湯にネギが浮いてるだけ というくらい海外のモノを使うことができる。

    野菜の自給率が半分というがスーパーで半分が中国産とはなっていない。ということは、外食産業が使っている。スーパーだと品質表示が義務付けられているが、外食産業にはそれがない。したがってやろうと思えばやりたい放題だ。肉は屑肉を合成して油を注入してつくるというのは聞いたことがあるが、チーズなどもホンモノを使

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    2015年03月25日
  • “食の安全”はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実

    Posted by ブクログ

    食品業界の、数々の"常識"が列挙され、何とも言えない気分に。最近も異物混入騒ぎがあったが、本書が書かれた2008年当時と何も変わっていないのだろう。売り手の良心に期待する考えは甘いのか。

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    2015年03月10日