【感想・ネタバレ】スーパーの裏側 安全でおいしい食品を選ぶためにのレビュー

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Posted by 読むコレ 2014年08月16日

食品偽装の問題は、かねてから様々な問題がありました。特に日本がデフレ経済となったここ15年くらいの間で、食品に対する安心・安全は完全に信頼を失ってしまったと感じています。
中国産の野菜や食肉の農薬・抗生物質の問題は、必ずしも対岸の火事とはいかず、日本でも外食産業や食品加工産業を中心に輸入量は拡大を...続きを読む続けているようです。
スーパーマーケットでも、中国産と謳って野菜や肉を売ろうとしても消費者は敬遠するようになり、国産の野菜・肉が増えてきています。
しかし、これは法律に基づき産地を表示するという意味で「仕方なくスーパーは表示している」という状況ですから、総菜や弁当などは産地を表示する必要がなく、結果的に加工した総菜はやりたい放題になっているというのが現実なのでしょう。
消費者の健康を考えた販売ができない世の中は、健康を害し、高齢化に伴い、様々な病気になるリスクが高まるでしょう。
安い食品、安い総菜、安い外食は私はできるだけさけ、外食や総菜もできるだけせずに、確認できる食材で自炊することが一番だと感じました。
しかし、調味料やインスタント食品、総菜パンなどには、「エキス」という良くわからない添加物が利用されており、これもかなり不安です。とりあえず、ビジネスとしての食品産業は、結果的に人々の健康リスクを高め、医療費や介護費の増大を招いてしまうことになると思います。
日本の寿命もあと15年くらいで一気に短くなるんじゃないかと感じた一冊。

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Posted by ブクログ 2014年08月06日

スーパーのことを書いているようで、商売をやる上での心構えを問われる内容。売る側・買う側、誰のための行動か、なぜそれをやるのか。我々の生活に直結するスーパーだからこそ衝撃的で、向けられる目も厳しくなりがちだけど、じゃあ自分が似たようなことをしていないかということは一度省みないといけないと思った。

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Posted by ブクログ 2019年06月26日

野菜の顔を見ただけで、あるいは肉の切り身を見ただけで産地が分かり、害虫の巣どこも一発でみつけてしまう、ハイスペックなプロの話は非常に面白い
廃棄食材はもったいないので、ちょっと使い回しとかには厳しすぎる感もあるが、食品の流通も含めて勉強になる
卵の色とか質の由来も全然知らなかった・・羽の色がそのまま...続きを読む殻の色で、エサの色が卵黄の色に結び付いてるだけだとは・・ カラスの卵は黒いとは、一度見てみたい

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Posted by ブクログ 2015年02月24日

 平成の「買ってはいけない」なのかな?と思ったけれど、しまった「買ってはいけない」の平成だった。昭和の本だと思ってた。
 なんというか、自給自足しないと食べ物怖い!となりがちだけれど、食は根源だから「分からないことはどういうことなのか?」を適切に聞きながら、生産者、流通業者、販売者、消費者が適切なモ...続きを読むラルと誠意を持ってよりよい関係性を作りましょうという本だった。
 悪いものしかない社会で、では、消費者が被害者面して一方的に生産者、流通業者、販売者を非難することは簡単だ。(「買ってはいけない」はそういう本であったように思う)けれど、非難した後に、何かが変わるんだろうか? 買ってはいけない商品ばかりの世の中で、何を買えばいいんだろうか、となる。

 それに対し、この本は、自分が買う物にたいして無責任であってはいけないし、非難するだけでは良くならない。きちんと質問し、意見を言うべきだと述べている。もちろんモラルの低い販売業者に対しては厳しい目線を向けるが、「どのように意見を述べれば良くなるのか」を記載しているので、非常に現実的かつ建設的だ。

 そうか、買ってはいけないが、一方的な生産者や販売者への攻撃であったのに対し、この本は生産者や販売者になった著者が書いたからなのだろうなぁと思った。あ「買ってはいけない」2014年に最新刊出てるのか……。これを読んだ後にあれを読むかと云われると悩む。実は私の記憶がいい加減で、「買ってはいけない」がとてもいい本だったらすいません。

 難点が有るとすれば、商品の見分け方が具体的にはわかりにくい、ということであろうか。しかしながら、現実的に山のような観点があるだろうから、ポイントを押さえ、分からないときは店員に質問しつつ考えるというのを目的としているのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2014年08月13日

うん、勉強になった。
ダメなところを探すだけじゃあかんけど、消費者に育てる意識を持てと言うのは難しいかな。
確かに老後に歩いていける場所にあるスーパーが、安心して使えないところだとまずいですけど。

精米日を確認すると、その店の売れ行きがわかると聞いた事がある。他にもいいスーパーか見分けるポイントが...続きを読むあるという。
読めばなるほど、そうだよねと思う。
賞味期限のマジックには驚いた。
作ったときから事態を経て目的と合わなくなって来たのかも知れないですが、これはお粗末ですね。

特に食べ物を扱う業態なので、安心して利用できるように、自衛の意味も込めてみなさんにも読んでほしいです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

当たり前なんだけど
安全 安心 食べ物を扱っているんだという
心遣い のある店舗 従業員だと いいなっと
思いました。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

たまごが棚に置いてある店は危険!
カップラーメンに跡がある店は 直ちに出るべし!

などなど、「食品の裏側」に続くショックを受けます(笑)
でも読んだ方が身のためです。

納得できるし、わかりやすい文章なので
読んでいて楽しい本!!

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Posted by ブクログ 2020年12月24日

スーパーの食品の管理や賞味期限の付け方などがわかる本。

売れ残った惣菜のとんかつをカツ丼に加工して販売しているなど、知っていたが改めて聞くと「なるほど」と思える事例が沢山載っているので勉強になった。

スーパーが悪いという面もあるが、そもそも法律がゆるいので違法ではない事が多いらしい。

一度目を...続きを読む通しておくと、スーパーで買い物するときに参考になると思います。

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Posted by ブクログ 2015年12月15日

刺身はサクの使いまわし。サクを安売りしない店は注意。

レタスの朝どれは、変色しにくい。光合成を始める前に収穫したもの。収穫後も生きている。

補虫機は見えないところに。

製造日とは最終加工日のこと=ラップする、パックにつめる、ラベルを貼る、などでいい。

開店と同時に刺身売り場にいってみる。
...続きを読む身のツマ、大葉はリサイクル品。

スーパーが賞味期限を決められる。加工した人が決める=パックした人。牛乳などはメーカーが決める。
冷凍したものを解凍したら、解凍した人が決める。

野菜、フルーツは再カットが当たり前。

カット野菜は、次亜塩素酸ソーダで消毒している。コンビにのほうがまだまし。

肉は味付け肉に。魚は、お惣菜に。サクは刺身に、成果はカット品に、惣菜は弁当に。

売り切れごめん、のお店に行くこと。

卵は土日、特売日に10倍売れる。
産卵日からではなく、パックした日から14日先を消費期限にしている。
サルモネラ菌は75度で1分加熱すると死ぬ。半熟では死なない。
生まれて10度以下で保存すれば増殖しない。25度でも21日はだいじょうぶ。36度ではだめ。
常温販売はダメ。

卵はコンビニで買う=冷凍保存できている。冷蔵輸送、冷蔵保管、冷蔵販売。

卵の殻は鳥の羽の色で決まる。栄養価は関係ない。
卵の黄身の色はえさでかわる。米は白くなり草は黄色くなる。今はパプリカを食べさせると黄色くなる。

ウォルマートの理念。東北のヨークベニマル、北関東のベイシア。

B玉の語源=A玉にならない二級品のこと。

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Posted by ブクログ 2014年09月26日

この著者、ちょっと厳しすぎなんじゃないかなあ。
偽装は論外だけど、たとえばお総菜コーナーの食材は生鮮食品コーナーで売れ残ったものを使っているとか、そのほとんどは出来合いのものを焼いたり揚げたりするだけだとか、誰でも知っていることだと思うし、目くじらをたてるほどのものでもないと思う。
そのおかげであれ...続きを読むほど安い値段が実現されているんだし、見様によっては「企業努力」という正の側面もあるわけだよね。

というように、なんだか批判のための批判が多かった印象。
でも「製造日」の考え方とか、知らなかったこともいくつかあって、有益な情報が詰まっていることについては評価できる本。

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Posted by ブクログ 2012年07月06日

『食品の裏側』が大変面白かったので読んだ。著者は違うがスーパーの実態が分かり面白い。少々神経質な気もしたが良いスーパーを見分けるポイントには納得。今後のスーパー選びの目安にしたい。

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Posted by ブクログ 2012年05月04日

こんな本ほしかった!!

とくに主婦はよむべき。

特売の仕組み、値引きされるお惣菜、ラベルの巻きなおし…?!
スーパーってこんな仕組みだったの?!っていう、
裏側の恐るべきカラクリが分かっちゃいます。

「こうゆうスーパーは危険」っていう解説まであるので、
今度からはわたしも、この本を参考にスーパ...続きを読むーをチェックしてみよう。

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Posted by ブクログ 2010年08月27日

この本を読んでから一番利用するスーパーに行っていろいろチェックしてみた(卵が冷蔵されているか、閉店近くになったら値引きされているか、夕方以降も店員がいるか、ちらしなどは新しいか、買い物かご入れには必ず一つ買い物かごが残されているか、段ボールは床に直置きされていないか、など)ら、まだ良い方だったので、...続きを読む少し安心。

でもあまりにもスーパーが身近すぎて、疑問を持っていないこともたくさんあった。特に大型スーパーにも安心できない。ショックだったのは、スーパー内のパンはその場で焼いているだけで、作っているのは前日以前の工場だったり、ケーキは冷凍ものを解凍しているのでどの時間でも揃っていることだったり。肉・魚はパックした日が製造日としても法律的にはOKなので、パックしなおすたびに新しい製造日にできたり、ケーキは箱詰めした瞬間を製造日にできるのでいつのかは全くわからない話だったり。しかも、こっちのやり方をしているスーパーのほうが、日本は9割。・・・またかー。

著者も書いていたけれど、買い手はどんどんクレームをつけたり、疑問を持ってお店の人に聞くことが大切らしい。そうして、地元のスーパーを育てていかないとスーパーでしか買い物できない人などが困るし、お店側もOKになってしまう、ということ。

それにしても、一パック100円の卵にむらがる日本人。

そして、「物には値段がある」という友達のだんなさんのお言葉があたまをまわる・・・。

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Posted by ブクログ 2010年04月12日

食品業界に就職したいから、こういう本これからも読んでいきたいなあ。
スーパーのずさんな衛生管理について書いた本。見分け方とかは参考になるけど、全部が正しいとは思えんかった。廃棄を減らすのはゴミ問題の観点からも重要かと。

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Posted by ブクログ 2009年10月25日

ものすごく正論なんだけど、どこかで気持ち悪さがある。
食べられたら良いのではないかと思ってしまう。
スーパーもメーカーも偽装してるけど、今までそれを平気で食べてきたのだから(よっぽどの事態をのぞいて)神経質になり過ぎてると思う。
大切なのは良いものと悪いものを見分けられる感覚を身につけること。

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