伊藤賀一のレビュー一覧
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また大学で学びたいなぁ、というのは、数年前からぼんやりと思っていたこと。なんとなく大学院を調べてはみたものの、学びたいのは人文社会系なので、社会人受け入れをしているところがほぼないんだよなぁと思っていた。
そこで、我らが伊藤賀一先生(スタサプで関正生先生と伊藤先生が好き)は、フツーに高校生に交じって、大学(大学院ではなく)を受験し、大学生になれば良いと!
本書ではご自身の受験体験(大人になっての学部再入学)と、これまでに出会ってきた数々の先生方(玉石混交……)のお話が、面白く書かれています。
「また大学生になりたい」って言うのは恥ずかしいし怖いことって、心のどこかで思ってるんじゃない? ってなことを伊藤先生に突きつけられ、まさにその通りかもと腑に落ちた。
ご自分が身を置く業界で、実際に受験生になったり大学生になったりと体当たりする姿には勇気をもらえる。たしか関先生も毎年TOEIC最高点をとりつづけているし、一流の先生は現役感がハンパない。
しかし、受験勉強から長年遠ざかっている我が身を省みて、ホントに受験、できるのか!? と思いつつ、やってみたい私も、やっぱりどこかにいるのであった。 -
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極東の片隅で続いてきた日本史についての反省本です。
リイド社コミック乱の読者プレゼントにて当選した景品で、ありがたく読ませていただきました。
政治史、外交史、経済史、文化史についてを、古代〜中世〜近代〜現代に区分けして解説している一冊。
江戸時代までは不平等ながらも謙虚に外国と付き合ってきましたが、明治時代で日清戦争と日露戦争に辛勝してしまったばかりに天狗になる日本。
ここから政治、外交、経済の雲行きが怪しくなります。
名誉白人として白人国家からは黄禍論の首謀者として見られ、アジア国家からは妬まれるハードな世界へ自ら踏み込み、極めつけに原爆を2発も喰らうことに。
ストッパーが存在しなかったことが一番の問題であり、遠近に関係なくドライな外交をしなかったことにも原因があるのでしょう。
文化については中世までは謙虚に学び、その後に独自に発展させた結果…現代では強力な武器となっています。
しかしここで天狗にならず和魂洋才の気持ちを忘れずに進めていくことが学びであると、本書を読んで感じました。 -
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政治、外交、経済、文化の観点から日本史を解説。
古代から中世にかけて、全ての面で日本は中国に大きく影響を受けてきた。一方で、海を挟むことで中国や朝鮮とも一定の距離を保つことで、受け入れた文化や宗教を日本独自に発展させてきた。
中世から近代は、ヨーロッパからキリスト教や鉄砲などが伝わったけど、中国の影響はやはり大きかったけど、近代以降、アメリカやヨーロッパが力を付け、中国を圧倒。
日本は、いち早く近代化に成功したことで、同じアジアの国々を見下してきた部分もあったのではと思うのと、天皇が積極的に政治に介入しなかったことが日本を混乱や軍部の暴走を許したという具合なのですかね。
政治の暴走ほど、怖い物はないなと実感。 -
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今さらだが、日本にいながら都道府県すべてを知っているかと問われたら恥ずかしながらあやふやなところもある。
しかも行ったことのない県も多い。
小学校のときに地図は覚えた記憶はあるが、その土地の成り立ちやお国自慢や偉人などを把握できていないなぁと思った。
知れば知るほど、なるほどと思うことがたくさんある。
大都市よりも人口の少ない県のほうが知らないことが多いのでおもしろい。
まずは、日本地図から。
47の都道府県は、7つの地方に分かれる。
北海道・東北
関東
中部
近畿
四国
中国
九州・沖縄
①都道府県の成り立ちを解説
②まめちしきがいっぱい!
③+アルファのちしきが身につく!(年中行事など)
④地方ごとに紹介
⑤おくにじまんにも注目!
⑥都道府県の基本データも
たとえば香川県。
県庁所在地 高松市 人口95万244人
県花 オリーブの花 県木 オリーブの木
県鳥 ホトトギス
日本一面接の小さい県。温暖で雨が少ないのが気候の特色。瀬戸内海には大小100以上の島がうかぶ。
香川県にふくまれる小豆島はオリーブの産地として有名で、国産オリーブの9割が小豆島で収穫されている。
香川の地名の由来は、「いい香りの水が流れる川」で江戸時代の記録に書かれている。
ほかに、夏に干上がってしまう「枯れ川」が由来とする説も。
おくにじまん①さぬきうどん②金刀比羅宮
まめちしき 瀬戸大橋は瀬戸内海の島々をつなぐ10本の橋からなる、本州と四国をむすぶ橋。合計は約9kmになる。
松盆栽 高松市は日本一の松盆栽の生産地。三大品種は黒松・五葉松・錦松。
偉人に空海(僧侶・774〜835年)
平安自宅初期の僧侶。死後に「弘法大師」ともよばれる。仏教の道を深く追求するため804年に唐(現在の中国)にわたり、真言密教を学んだ。
2年後に帰国すると、高野山(和歌山県)に金剛峯寺をたて、仏教の宗派のひとつ「真言宗」を開いた。
真言宗を広めるかたわら世の中につくし、民衆から愛された。
今は、大阪に住んでいるが故郷が香川なので改めて確かめてみた。
一番面積が小さくて、雨が少なく温暖である。
夏で日照りが続くと断水するようなところだ。
周囲に小さな島が多くて、島から中学に通ってきている同級生もいた。
うどんが今も好きで、コシがないとさぬきうどんじゃないと思ってしまう。
宗派は、真言宗である。
いろんなところを知ると楽しい。
時間があっという間に過ぎる。
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これが令和の教養?
ボリュームはあるので、全部頭に入ったらなかなかのものです。一つの項目の文字数を限定しているので、宇宙開発など雑な書き方になっている所もあります。地理と歴史が関係あるのは、まさにその通りです。文献が似たようなまとめ本なので、孫引きっぽい所は仕方ないですね。