じん(自然の敵P)のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
・ネットで大人気の音楽プロデューサーによるノベライズです。ある8月14日を舞台にストーリーが展開されます。ひきこもり少年シンタローと彼のパソコンの中にいる少女エネ。パソコンの端末が壊れてしまい、買い物に行った2人がデパートで出くわしたテロリストに突飛な手段で対抗します。シンタロー・エネの他、「メカクシ団」という(怪しい)団体も登場し、彼らが織りなすありえないストーリーに、ぐいぐい引き込まれます。
・いろいろな話があって、すごくおもしろいです。
・不思議なのう力を持っている人がなぞをといていく所がおもしろいです。だんだんなぞがむずかしくなっていくのと、と中にあるおもしろい部分がいいです。
・この -
-
ネタバレ 購入済み
1周目の貴音、2周目の遥
前巻のエネとコノハに関する疑問のアンサーが描かれていた。飛び降りをはかったのは彼女……?それが偶然に(冴えるによって必然に)15日だったのだろうか。先生に冴えるが宿っていなければ、先生はそもそもこの二人の死に関係ないのだろう。
遥が貴音との高校生活を夢見たのは、遥の願望だったからなのか、ループの記憶がほんの少しでも残っていたからなのか。
初対面時に「友達です」と告げるエネの表情が魅力的。
また、遥、貴音、シンタローの出会いにアヤノの介在がなかったこともわかった。「どちらさま?」発言の謎も明かされる。ループものの醍醐味のひとつが盛り上がってきた。 -
ネタバレ 購入済み
核心
今までは、キャラクターや能力がひたすら出てきて、この物語やキャラクターたちの目的地が見えなかったが、今巻でついに目標となるものが見えてきた。と思ったらキドさんがあんなことに……。チルドレンレコードが始まったところを見ると、これから最終局面へ入るのか?
-
ネタバレ 購入済み
幼少期
表紙とカバー下のセトマリが可愛い。だんだん肩幅が狭く腕が細くなっていて不安になるけれど、とにかく表情が魅力的な絵柄だと思う。マリーのまん丸な目がとにかく可愛い。
重い過去を持つセトとマリーの出会いとその曲が非常に爽やかで、王道ボーイミーツガールなのが憎らしい。 -
ネタバレ 購入済み
いちばんのトラウマ巻
貴音と会話をしているときのハイライトのない目のアヤノが少し怖い……。肩幅狭め腕細めの絵に変わりつつあるのがちょっと不安。エネが目を覚ますシーンは表情がとてもよかった。
後半は遊園地に戻り、黒コノハの登場。セリフの無い惨状には迫力がある。ここらへんから小説とはルート分岐している?目を奪ったセトは何を知ったのか……。スマホを壊されてもエネは電脳空間で動けるはずだが、あのあとのエネは何をしていたのか?疑問が残るままループへ。あやしげなアヤノのシーンはロスタイムメモリーを想起させるが、エネのジャージもシンタローのジャージもいつも通りなので、また別のループなのか。 -
購入済み
トントン進む
原曲・原作小説を知っているのでさらさら読めるけれど、それでもずいぶんトントン進む物語だと思う。初期のためキャラクターは不安定な感じがあるけれど、背景まで丁寧な印象。