池田さとみのレビュー一覧
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ちょっと不思議なお話その十
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「風花」→閑たちと舞子が一緒に暮らすようになりました。道路工事を推し進める女性政治家と閑たち。
「利眼鏡」→とある若い女性が謎の値段が分かる眼鏡を拾います。物も人の値段も視える眼鏡で犯人撃退。この子の姉は見る目ゼロ。
「贈り物」→自分のせいで他の人が犠牲に……。悩む子供は閑の所へやって来ます。拾ったブローチが巡りに巡って……わらしべ長者を思い出しました。
「雁のたまづさ」→母との連絡は電話のみの息子。やたらと彼女との結婚に反対。母からの連絡はなし -
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ちょっと不思議なお話その九
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「落ちる男」→繰り返し何度も飛び降りる男を見てしまう女。閑が道を示してあげますが……。中々怖い結末。
「七夕夜話」→閑の所へ来た女運のない男と未信に助けを求める子供。こちらは自業自得な結末。
「盤古」→作家を探す担当編集者。閑の指示通り動いた先は見知らぬ街?そこで知る真実。
「天使」→不満だらけの引きこもり男。ネットの言葉に誘われて外出しますが、その結末は……。
「柿暖簾」→舞子のいる施設の男の子。孫を育てる祖母。子供を持つ母親。悩みを閑に相談 -
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ちょっと不思議なお話その八
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「夏越の祓」→閑に言われてつけた謎のお守り。舞子の力に目をつけた謎の存在。結末はハッピーエンド?
「夜の散歩」→夜の動物園に来た三人。良いものから悪いものまで三者出会い、そして……。
「終わらない記憶」→過去に死を決意した男。何十年も経過して思い出した時、新たな現実が待ち受けていました。この男もどうかと思いますが、相手も全くの白と言う訳でもないような?
「見知らぬ食卓」→子供の頃食べたご馳走の味を求め、閑の所へ来た老人。黄泉の食べ物を食べるともう -
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ちょっと不思議なお話その七
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「宴」→年寄りの金を狙う若い男。閑と女性に誘われて宴に行きます。戦争もの。悲劇なのは分かりますが、今の時代幸せだでしょ?……的な押し付けに見える感じ。
「子取り鬼」→はないちもんめをする子供たち。本物の鬼が追いかけてきますが、その鬼とは?最後の白骨事件は女だけではなく男も悪いですよね。
「嫁が君」→閑が手掛けた最初の事件。子供を探して欲しいと依頼を受けて、あちこち探す閑。目の見えない子供は未信?
「窮奇」→人を殺したいと願う男、結婚したい相手は亡 -
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ちょっと不思議なお話その六
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「侵蝕」→虐待される子供と不思議な女の子と男性。命を粗末にする者がいる限り……。こちらも戦争絡み。作者の好みでしょうか?うーん?
「副葬」→人形作りが上手な美術部の高田。とある男から土をもらい、必死に作りますが……とんだ災難の後のハッピーエンド?
「咳神」→風邪を引いた舞子は、閑に言われた通り祠にお参り。そこで出会った少年の運命はどうなるのか?
「百物語」→心に穴が開いた少女が手にした日記帳。それは人を死に誘う謎の本。あの手この手でせどり屋の元へ -
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ちょっと不思議なお話その五
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「通り魔」→カッターを懐に隠し、事件を起こそうとする少年。見知らぬ女性に目をつけますが……。
「物語」→神社で暮らす捨て子の少年と洞穴の先の老女。神と人。閑の過去が描かれています。何度か読んでようやく関係性が分かったかも。
「カワボタル」→アメリカVS日本。度々戦争絡みの話が登場しますが、作者の好み?ちょっと定型過ぎる印象。
「橋姫」→夕暮れ時、橋の上に女性が一人。とある女に恨みを抱いて……。下手したらストーカー案件。
「供物」→道に迷って百鬼 -
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ちょっと不思議なお話その四
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「電話」→育児ノイローゼ?で子供を虐待してしまう母親。子供ができて喜ぶ母親。そんな二人を繋ぐ電話がかかってきますが……。
「かくれんぼ」→かくれんぼをしている少年に声をかけた閑。その子供は迷子?最後にようやく家に帰ることができた模様。
「道行」→ベンチに知らない男と二人。家に帰ろうといつもの道を通ったはずなのに迷う少女の正体とは?
「絵本」→図書係をする少女が小さい頃、閑のいる古書店にやって来て本の探索依頼をします。ラストはハッピーエンド。
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ちょっと不思議なお話その三
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「 幸福の王子」→暴走族の事故。閑に絡む一人の若い男。彼が出会った人達とは?
「形見」→読書好きの大人しい沢野。彼氏に金を取られやり返してやろうと奮起しますが……。
「横恋慕」→親友の恋人が好きな亜弓。自分の望みを叶えることは正しいことなのか葛藤。
「面影」→高校生の時に自分を助けてくれた女の子を探し求める男。その結果、悲しいすれ違いの結末でした。
「出口」→受験に失敗した女の子。自棄で辻占いをした時、とある兄妹に遭遇。その子達の未来とは……。 -
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ちょっと不思議なお話その二
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「占裏娘」→赤ん坊の妹にガキなクラスの男子。イラつく千春。外で見知らぬ女の子に出会います。その女の子とは?
「ラブレター」→学校生活に悩む桐谷と引っ越した遠藤としていた約束。初恋は実りそう。
「ここで会えてよかった」→パンを盗む子供と閑。子供が会いたがる人は誰なのか?汚い男は処罰されましたが、真相は闇の中。
「恋占い」→先輩に告白し無事成功した湯浅ですが、何やら思惑があり……。親の発言要注意。子供は結構覚えています。最後の真実が悲しい。
「まっ -
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ちょっと不思議なお話その一
時に辛く悲しく、時にハッピーエンドだったり、全体的に淡々とした展開の短編連作集。短編だからなのか、キャラの心情がやや画一的な感じもあります。
「沈黙の夏」→不思議な客に連れられ謎の場所へ行く未信。市長に危険を忠告する易者の兄。最後は因果応報?
「座敷童子」→同窓会を無視する英郎の前に現れたクラスメイト。真実を知った彼は……。
「未信」→目が見えないながら、触れたものの未来を見て、他の人には聞こえない声を聞き、家族にも親戚にも見放される未信。さ迷うなかで易者に出会います。
「予言者」→カリスマ占い師として天狗になっていた男と易者。しかし、何者なのか?そもそもいくつ?
「誘拐」→怪しげな