藤平信一のレビュー一覧
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身につけたいこと。
臍下(せいか)に気持ちをおくことで、
世界とつながる、
周りが見える、
緊張して体をこわばらずに動ける。
・スポーツ選手も取り入れている訓練。
・上に上がる意識を下げて臍下にセットする
・気の呼吸を訓練すること
上半身の力を抜いて、星座になる。
口から全ての息を吐き、鼻から自然に吸う。
無理に吐こう、吸おうとしなくて良い。
毎日15分。
・気の呼吸ができ、臍下に意識を置く感覚を掴めると、
なにか思い通りにならないことがあっても、
ふっ、と息を吐き、これで大丈夫、ということで
リセットできる。
スピリチュアルなことではなくて、
心と、体と、世界を繋げるすべ。 -
Posted by ブクログ
武人になるには「氣」の事も知らなければと思い手に取る。内容が私の求めている部分と一致することが多く、勉強になる。本著者の他の本も読みたいし、繰り返し読み内容を自分の物にしたい一冊。
【学】
心身一如(しんしんいちにょ)の訓練
人と接するときに、その人が自分に心を向けて接しているかを確かめてみる。家庭内でもコミュニケーションを取るとき、相手が自分に心を向けているかを観察す。
次は自分が同じ事をしていないかをチェックする。
武道とは矛を止める道と書く「いかに相手と争わないか」が主の目的です。
「心身統一合気道の五原則」
一、気が出ている(心を向ける)
二、相手の心を知る
三、相手の気を尊ぶ
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ネタバレ巨人の強さの原点は、合氣道にあったとは!
以下、メモ
臍下の一点に心を静める
臍下の一点に水を張って、波立たせないようにスーッと動く
眠れない時は足の指の先から、氣がビューッと外に向かって出ているイメージを持つ
ボールをよく見えるようにしようと思ったら、自身が静かな池になればいい
心身統一の四大原則
臍下の一点に心をしずめ統一する
全身の力を完全に抜く
身体の総ての部分の重みをその最下部におく
気を出す
マイナスの観念がよぎった瞬間に、ふっと息を吹いて吹き飛ばしてしまう
「潜在意識をプラスにする」潜在意識にマイナス感覚をため込まないで、プラス思考を、プラスの観念をためておく。
よく笑うこ -
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特別なことではないけど、じわじわ来る
体調を整える呼吸とか、小さい力で効率良く振る舞うとか、そういうことに興味があって読んでみた。つま先立ちをしてからかかとをつけて、手を振って振動がつま先に伝わるかどうか、とか。肩を上げてゆっくりおろすとか。左右を向きやすい首のポジションで落ち着けるとか。どれも簡単に出来て、身体のホームポジションを確認できる良い方法だと思った。臍下丹田の意識の仕方はあまり具体的では無かったが、小指側を意識するとか、身体の近くで力を働かせるとか、シンプルで実践的なものもあった。ただ、内容量に比べてページ数が多い様に感じた。 -
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心が内向きのときには、物事を狭く捉えるようになります、一方、心が外向きの時は物事を広く捉えられるようになります。
◼️常に外に発散する心構えが大事という序文
落ち着くこと=意識を下げること どこに下げるか?本来のあるべき場所に下げてあげればいいのです。この場所が臍下の1点です
◼️臍下の位置への意識を常にすること
なぜ気は滞ってしまうのでしょう?最大の原因は孤になってしまうことです
ここ1番と言う場面も孤になりがちです。成功しなければ、失敗したくないという「私」の意識がいつもより大きくなっています。つまり「孤」を強めてしまっているわけです。これが気を滞らせてしまうのです
◼️投資家スケータ -
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本書は合気道という武道の一つの流派、心身統一合氣道で捉える「氣」の概念を具体例を交えて分かりやすく解説している。この氣を通して、幅広い読者に役立てて頂けるようにと、藤平信一は誠実に語りかける。著者は心身統一合氣道の会長。日本から始まったこの流派の合氣道は、現在世界24カ国で3万人ほどが学んでいる。
ここでの「氣」は、超能力や超常現象のような特別なものではなく、誰もが持っていて、誰もが活用できるもの。人間は大自然の一部であり、自然と人間が氣でつながっている状態、「氣が通っている」のが本来あるべき姿。氣は生きる力そのものであり、生命力である。この氣の性質を海の中で水を手で囲っているようなものと -
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王さん、広岡さんの元プロ野球選手と合気道の藤平さんの鼎談が収録された書籍。
個人的には、ゆとりを持つ事が全ての物事において重要であるという考えであったので、そういうところの琴線に触れたのか、読んでみた。
内容の抜粋がとてもいいので、メモ
・力に頼るのではなく、力の抜き方を知る
・最も望ましい形を先に作り、一瞬で移る
・どんな球が来ようとも「知らんぷり」して待つ
・無意識にできるまで正しい練習を繰り返す
・無心で物事に取り組む人こそ「伸びる人」
・「氣の呼吸法」で深く静かな呼吸を身につける
・プラスの言葉で潜在意識をプラスに保つ
・猛練習で疲れ果てたときこそ、わかるコツがある
・優れた指導者 -
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今から22-3年前に読んだ「氣の威力」の著者、籐平光一先生のご子息、信一氏と王貞治氏、広岡達朗氏の3氏の対談形式の著書。王氏は2006年第1回WBC日本代表監督として日本を優勝に導いた、かつての世界のホームラン王。広岡氏はプロ野球界でヤクルト、西部を日本一にした名監督。
素晴らしい成果の裏にある不断の努力の凄さを教えられた。理論に裏付けられた正しい練習をとことん反復練習するということがいかに重要か。王氏は言う。「普通のことをやっていて特別になろうなんて甘すぎます。特別なことをやったって特別になれるとは限らないんですから」
それに伴う日頃の正しい姿勢が大事。「意識を下ろす」つまり「臍下の一点