水沢秋生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
山間にある、時計塔のある高校の最寄りの駅。高校の時計塔の裏の部屋で幽霊を見たものは、願いがかなうという。そんな高校近くの駅に、高校2年だというが、同級生にはいない、オレンジのリボンをつけた少女が話しかけてくる。彼女に友人との悩みを、亡くなった娘の話を聞いてもらううちに、真実に出会う。
幽霊ネタのほのぼのファンタジーアンソロジー小説。プロローグで事件性をほのめかして来るので追加まえてしまうものの、1本目から普通の青春小説という感じで、あれ?ダッシュボードのナイフとは?と思ってしまう。
数本読んだところで、なるほど、駅に現れる少女はそうなんだな、と悟るが、なかなかこれという話にもならないので、 -
購入済み
学園ミステリーもの
よみがえりものというカテゴリーに入りそうな学園ミステリーもの。
切ない最終シーンが印象的であるがそこへ持ってゆくまでのストーリー展開がやや冗長。
もう少し話を切り詰めればストーリーの切なさ、いとおしさが際立ってくると思う。