水沢秋生のレビュー一覧

  • 君が眠りにつくまえに

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    川西敦郎は亡くなった妻の麻由への喪失感から自殺を考えていたが、友人の日高と香川やアクシデントで自殺が出来なかった。
    友達を欲しがった柿谷達彦は、友人のパーティーで出会った小川知里という女性から言い寄られる。
    神田里子はデリヘルの客の森から賭けを持ちかけられる。

    この3人にはお互いに繋がりはないのだが、物語は3人の行動がバタフライエフェクトのようにお互いへ影響してゆく。
    3人以外の達彦の双子の弟の克彦、競馬場での老夫婦、そして窃盗犯の黒田など、脇役も物語を多層的に興味深くしていた。
    人間が前を向いていく小説は好みだ。

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    2025年05月04日
  • 君が眠りにつくまえに

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    偶然コンビニに居たまったく知り合いでもなんでもない3人の男女これから3人の群像劇が始まるのかと思いきや3人の生活、希望、不運などのストーリー展開をしていきます。物語の中でつながりが出てきたり命の危機や人助けなど想像できないほどの展開にのめりこんでいきました。なんとすごいあっと驚く物語、よみ始めは単純なストーリー展開かと思いきや読み終わって感動すら覚えました。あなたもぜひ読んで涙して下さい。震えて下さい。

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    2025年04月03日
  • 始発電車の彼女~『プラットホームの彼女』より~

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    不思議な青春

    この本は展開がよみにくい作品でとてもワクワクした感じで読めてとても面白かったです
    内容としては不思議な青春の感じですね

    #ハッピー

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    2025年03月07日
  • プラットホームの彼女

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    きっかけはタイトルと作家名。
    でも、手に取った作品のブックカバーには乃木坂46の佐藤楓さんのカーネーションを持った写真が。

    この子は読んだのかな?
    って思いながら読み進めてました。

    推薦する以上は読んで欲しいなぁ。
    そんな作品でした。

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    2025年02月18日
  • 始発電車の彼女~『プラットホームの彼女』より~

    購入済み

    感想

    展開がどうなるのかと思わせる先が読みたくなるお話でした。一気に読んでしまいました。他の作品も読んでみたいと思います。

    #癒やされる #感動する

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    2022年10月18日
  • 始発電車の彼女~『プラットホームの彼女』より~

    ネタバレ 購入済み

    始発電車の彼女

    プラットホームの彼女が遺した想いを知りたい気が、少しだけしました。

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    2019年10月13日
  • プラットホームの彼女

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    一日一日が積み上がって、一生がある。
    頑張っても、頑張らなくても、なにかがあっても、なくても、一日は勝手に積み上がっていく。
    もし、それをただ眺めていたら、それが突然終わったとき、私は絶対に、後悔する。

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    2017年07月13日
  • ゴールデンラッキービートルの伝説

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    小学校6年生になったばかりの子供達から物語は始まります。たまに大人になったクラスメートたちのエピソードが挿入されて、過去を振り返っているのだなとわかります。
    子供の時は大変な話が大人になると懐かしい記憶や忘れてしまった出来事に変わるところがうまく描けていると思います。
    うまく最後に話がまとまって出来すぎですが、読み終わってなんかいいなという想いをいだく本でした。
    小学生時代を忘れてしまった大人に是非おすすめです。

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    2015年07月11日
  • ゴールデンラッキービートルの伝説

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    ネタバレ

    この本にでてくる先生がすごく良かったっ!!
    好みは分かれると思うけど、私は好きやな~


    ウサギが殺される事件の犯人を見つけるべく
    ジュンペイとヨータは動きだし、そこで犯人と思っていた
    女の子、ヒナと仲良くなっていく


    大人になってからと、子供時代の話が絡み合い
    なるほどな~と思う性格もあれば、
    おとなになってかわったと思う人もいて


    どんな先生が担任になるかでも、大きくかわるし、
    人生どうなるかワカランなぁと思った(笑)


    自分を少しでも認めてもらえて、理解してもらえる友達
    それだけで、強くなれるんよね

    自分が居心地良い場所を探して、そこにいていいんよね


    普通のことのように思うけ

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    2012年09月10日
  • ゴールデンラッキービートルの伝説

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    こりゃいい。すごくいい。
    ありがちっちゃありがちやけど、ええもんはええ。
    キャナメ先生…粋すぎまっせ。
    この3人で続編のロードノベル書いて欲しいなあ。
    勿論、黄色いフォルクスワーゲン・ビートルで。

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    2012年03月11日
  • ゴールデンラッキービートルの伝説

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    おもしろかった!!
    小学6年の3人組(男2女1)が秘密の隠れ家(車だけど)で遊ぶ感じ、すごくいい。いろいろ抱えつつもね。
    途中途中差し挟まれる大人になったクラスメイトの有り様もリアルで良い。最後の終わり方(3人のその後)は、ある意味ファンタジーだけど、それで良かったと思えるラスト。

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    2012年03月10日
  • ゴールデンラッキービートルの伝説

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     読んで良かった。これほど面白いと期待せずに読み始める。冒頭、あぁ、
     読みにくい構成で展開して行くのですね、ふぅ。という感じで読める。
     それはそれで、ノイズでしかなかったのだけど、そういうのが薄くなって
     きてからが、とても良かった。もうね、毎日、読書で泣いてますよ。

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    2012年03月02日
  • ゴールデンラッキービートルの伝説

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    読んだ事が有るようなストーリーだけど好きな展開。三人のキャラもいいし担任もかっこいいな~ラストのその後だけ短編で読めたいな。
    2012.2.10

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    2012年02月10日
  • ゴールデンラッキービートルの伝説

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    子供の頃の約束は、たいていいつの間にか忘れ去られてる。
    「いつまでも友達でいようね」「絶対忘れないよ」純粋な思いでかわされた約束も、いつしか膨大な時の流れの中に埋没していく。
    私も転校生だったから、水沢日菜の気持ちが自分のことのように思える(彼女はもっとしんどい人生の重荷を背負っているけど)。
    誰かと積極的に関わることから遠ざかっていた彼女が、ジュンペイとヨウタに出会って友達の楽しさを思い出す。3人の別れのシーンはとても切なかった。きれいごとを言わないヒナが、その年で人生の真実を知ってしまっているヒナが悲しかった。

    小説の構成としてはありきたりなのかもしれないけど、私はこういう「後日譚」の構

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    2012年01月24日
  • 君が眠りにつくまえに

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    人生って思い通りにはいかないもの…
    だけど生きていれば悪くないかもと思わせてくれる何かがある。

    コンビニですれ違っただけの男女。
    誰も関心を向けないが、彼らはどんな思いでそこで買い物をしているのだろうか…と。

    事故で最愛の妻を亡くした会社員の川西。
    友人も彼女も才能もない大学生の柿谷。
    母の看病で全てを失いデリヘルです働く神田。

    死ぬ計画を立てたのに邪魔が入り、じゃあ次の日にと考えているのに結局、人助けをしている川西。
    純粋すぎるが故に騙されたことも気づかずに悪い道へと進みかける柿谷。
    惰性で流れるように生きている自分に信用できる人などいないと思っている神田。

    何故だか偶然が奇跡を生み

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    2025年09月12日
  • 君が眠りにつくまえに

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    伊坂幸太郎さん風?に感じた
    クセを弱めたような、、
    いや、ラストに向けての伏線回収はよかった
    最初登場人物がフルネームでややわかりにくかったりしたけど
    自殺願望、デリヘル、コミュ症、行方不明、ネグレクト、競馬
    ちょっと読み返してみよう

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    2025年09月03日
  • 君が眠りにつくまえに

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    あるコンビニで同時刻を過ごした3人の客が過ごすその後の三日間。
    一気読みでした。
    それぞれに辛い過去や生きづらさがあって、それは3人の客だけじゃなくて、
    多くの人達が実は辛い事や苦しい事を抱えて生きているんだよな、という気付きをくれる作品でした。
    辛い時はつい自分だけなんでこんな目に、なんて思うけれど、そうじゃないんですよね。誰だってそれぞれに色々あるわけで。
    他者を思いやる余裕ができる、そんなラストが良かったです。

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    2025年08月23日
  • 君が眠りにつくまえに

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    人生は奇跡の連続なのだということを改めて感じた。
    良い時もあれば悪い時もある。
    死ぬのも生きるのも同じくらい難しいことだ。

    だからこそ、命を与えられているからには、この先どんな辛いことがあっても希望を信じて生き抜きたい。

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    2025年07月16日
  • 君が眠りにつくまえに

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    人との出会いは、偶然なのか必然なのか。
    良い出会いもあれば、最悪の出会いもあり、全く繋がりの無い人と、突然繋がるかもしれない。
    人生は、良いこともあり悪いこともある。それは全て人と繋がることで生まれる。これらを全てひっくるめて楽しめる人生にしたいなと、考えてしまう1冊でした。

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    2025年07月13日
  • 君が眠りにつくまえに

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    生き辛さを抱えている3人の
    3日間の物語
    それぞれのメインパートに他の2人が
    さりげなく登場しているのがおもしろい

    3日目には3人とも
    人生の次のステージに立っている
    そのきっかけは
    見知らぬ他人同士として
    微妙な距離感でお互いに影響し合った事

    自分の生き方に良くも悪くも
    影響を与えてくれる無数の名もなき人達

    現実でもそうかもしれない

    世の中っていろいろ繋がっていて
    自分も誰かの人生に関わっている?
    なんて大それた幻想を抱いてしまった

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    2025年07月05日