中原一歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
基本的には「罪なきもののみ石を投げろ」と思っています。
30年前の雑誌に掲載された小山田圭吾のいじめ記事が、どのような過程を経て、小山田のオリンピック開会式の音楽担当辞任という結果に至ったかを追ったノンフィクションです。小山田本人や彼の同級生への取材を元にしています。
実際にいじめを行ったとされている中学生時代、雑誌にいじめについてのインタビュー記事が掲載された90年代中盤、そしてオリンピック開会式音楽担当の依頼、就任、辞任があった2021年の3つの年代が軸となるのですが、悪夢のドミノはこういう道筋を辿って、パタリパタリとフラグを立てていきながら炎上へと導かれていったのかと納得ができました。一方で、小山田がどのような家庭で生まれたのか、そして幼少期にどのような体験をしたのか、バンドデビューから解散、ソロキャリアのスタートそして現在までというクロニクル的読み物としても楽しめます。
小山田がいじめのことを語ったインタビュー記事が出た当時、小山田の同級生たちの間では「記事の中の小山田と、実際の彼の間にギャップがある」と感じていて、中学生時代に小山田がいじめを行っていたという認識はなかったそう。眼の前でオナニーさせる、うんこを食わせるなどは別の人間がさせたこと(しかしそれを止められず傍観)であって、実際に小山田自身の行為として彼の記憶にあるのは、ロッカーに閉じ込めてガンガン蹴飛ばした、段ボール箱に閉じ込めてチョークの粉をふりかけたことはあったとのこと。もちろん第三者から見て嫌悪に値する行動なのは間違いなく、小山田も当時を振り返って反省しています。
コーネリアスとしてソロデビューする時に、今までのキャラクターを打破し、爪痕を残そうと雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』に露悪的な自己演出でいじめ体験を語り(そもそも当時の小山田本人が、未来でオリンピック担当するなんて信じないだろう)、ショッキングな見出しがつけられた。ちなみに『ロッキング・オン・ジャパン』は取材された側に原稿チェックをさせないことで悪名高い。別の雑誌『クイック・ジャパン』でもいじめについて語ったが、これも当初は企画を断ったが、結局は断りきれず引き受けてしまった。
それらの記事をソースに書かれたブログが、ファンやネットユーザーのあいだでは密かに知られていて、たびたび2ちゃんねるなどで局所的に話題になっていた。そのブログをソースに小山田圭吾が音楽を担当する番組あてにクレームなども数件あったものの、小山田側への確認はあったが降板などはなく、大きな問題にならなかった。事務所スタッフが一度弁護士に相談し、「放置はよくない」とアドバイスをもらったものの、スキャンダル対応の経験がない小さな芸能事務所ゆえ、先延ばし先延ばしになっていた。ここまででも、小山田側から説明する機会は何度もあったことが分かります。
東京オリンピック開会式も呪われたような状況にあり、コロナ延期によるチーム解体、総合統括・佐々木宏氏のLINE内での演出提案への批判そして辞任(渡辺直美にオリン”ピッグ”)、演出担当の振付家MIKIKO氏辞任、と大荒れに荒れるなか迫ってくる開催日。開会式を担当する旧知のスタッフからすがるような気持ちで小山田に依頼があって、助けになるならと受諾。その時は「たかだか5分程の楽曲提供ということと、オリンピック開催自体に批判的である音楽仲間もいたこともあり、クレジットには『小山田圭吾』の名前は入れないでくれ」という約束であったとのことですが、プレスリリースには全員の名前を記載しなければならず、その兼ね合いで公式発表にも名前が出てしまったとのこと。そして例のブログのリンクつきのツイートが大バズリ、あとは言わずとも、、、
問題とされた2つの雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』と『クイック・ジャパン』は私はどちらも読んだことがあります。問題となった記事が出た数年後の2000年前後にそれらの雑誌を読み始めた世代です。特に『クイック・ジャパン』に私はハマって、古本屋でバックナンバーを買い漁りました。例の記事も読んだことがありますが、普通にエンタメとして読んでいました。当時は悪趣味的、露悪的、自虐的で、令和の今では許されないような毒のある作風のサブカルチャーが、メジャーなものに迎合できず満たされない人間のカウンターカルチャーとして救いになっていたと思います。そんなこっそりとした後ろ暗い愉しみが、今ではネット、SNSの網の目によって暴かれてしまいます。当時の自分がもし今存在したなら、どうしているだろう(おそらく慣れているだろうけど)。
「コーネリアスの音楽を聞けば、今の小山田さんがそのような人ではないことが分かる」というような甘っちょろいことをいうつもりは勿論ありません。しかし今回の炎上を経て、近年のコーネリアスの音楽性の変化がより印象的になりました。2017年リリース『Mellow Waves』以降の作風は、それまでのコーネリアスの作品と手触りが異なるものでした。ケレン味たっぷりな振る舞いだったソロキャリア初期を経て、多重録音とサンプリングを駆使し『Fantasma』という稀代の名盤をリリースしたあと、コーネリアスは急激に音・アートワーク・歌詞から肉体性や意味、人間らしい匂いなど「有機性」を遠ざけて、よりミニマルに、より記号的になっていきました。リスナーとして良くも悪くも「無臭」「潔癖」とも思えるほどに。
しかし前作から11年ぶりのアルバムとなった『Mellow Waves』のジャケットデザインには「砂の乳房」を思わせる銅版画。曲のタイトルや歌詞も、有機的なものから距離をとったこれまでと違い、情緒を帯び、薄味だけどメッセージを残そうとする意思を感じました。曲のタイトルが日本語なのも、前作までは考えられなかったはず。続いて騒動後2023年には、初めて日本語がアルバムタイトルになった『夢中夢』を発表。有機性のある作風をさらに推し進めます。もちろん曲の作りは、ものすごく制御・整頓された無機的なこれぞコーネリアスといったような部分がベーシックになっていますが、縦軸と横軸で管理された音の配置の中に、絵筆で水彩をえがくような有機的な響きを感じます。童顔だった小山田圭吾も、大人になったんだなあとしみじみ思いましたし、この作品をしみじみ聞けるほど、自分も大人になったのだと苦笑しました。
人間性と作品はけして無関係ではないものの、受け取る側はそれらを分けて楽しんでよいと私は思います。ミュージシャンの逮捕でCDが回収、配信が停止になることがありますが到底理解できません。音楽ではないですが、ヒトラーの『わが闘争』なんて現在も出版されています。
いじめられた側の気持ちはいじめられた人間にしか分かりません。本当にいじめが存在していたかは被害者とされている当人の胸の内を聞かないと判断できませんが、この本の中には、いじめ被害者とされている方の証言はありません。倫理的に、彼らを今回の問題に巻き込んでしまうことは避けるべきだとも個人的には思いますから、このことはこの本の評価を下げる要因にはなりません。
出身校の校風などを資料を元に調べて、当時の雑誌編集者にコンタクトを図り、複数の同級生への取材といったように、今回の炎上劇にここまで裏をとろうとしたメディアが他にあっただろうか、と思います。アクセス数かせぎのコタツ記事が目立つ中、ひとつの事例を説明するためには、これほどのページ数が必要なものなんだと改めて理解しました。取材に費やした時間や手間は私には想像ができません。
いまもフワちゃんが燃え、ランジャタイ伊藤が燃えています(2024年8月現在)。その炎の裏に、要約された記事や文字数の限られたポストでは伝わらないストーリーがどれだけ隠れているのかを想像してほしいです。火を付けるだけ付けておいて、燃え上がる様子に興奮して、消えたあとには振り返りもしないなんて、放火魔と変わらないですよ。
基本的には「罪なきもののみ石を投げろ」と思っています。インスタントに他人を裁くな、と。 -
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そうか…大林、ついに閉じてしまったのか。丸千葉行ったりバッハ行くとき前を通ったけど黒い鉄格子閉められたままだったからなぁ。もう一回行きたかったなぁ。寂しいなぁ。でも赤羽や立石のように面白がって行くことを拒むようなお店でした。自分が初めて連れて行ったもらった時、ペンキで汚れた作業着を着た若いオニーサンが完璧に酔って、もしくはラリって入店しようとした際に店主さんが足を引きずって戸口に行き、ふらふらな彼を叱っていた場面に遭遇しました。叱られなだめられながら、うんうん頷いている青年の顔を見て感じたのはお酒だったらコンビニでワンカップでもストロング缶でも買って部屋で飲めるのに、こうやって大林酒場に来るってことは、やっちゃん(店主さんの名前…本書で知りました!)に叱って欲しくてこの店に来たんじゃないかな、ということ。朦朧ニーサン、素直に帰って行きました。わずか5分ほどの大林劇場でしたが、消費ではなくケアの場としての酒場が目の前に立ち上がった瞬間でした。大林酒場の消滅が寂しいのはマニアックなお店の情報を消費している自分ではなく、きっと、あのラリッたオニーチャンなのだと思います。という個人的エピソードをついつい書いてしまうぐらい、この本は自分に当てて書かれたのでは?と思っちゃうほど、語られるお店は行ったことのある、知っている、そして知らなかったけどメチャそそるお店です。なので「寄せ場のグルメ」という視点に共感しますし、その観点から見る現代の寄せ場論にも説得力があります。なんだけどウンチク付き「孤独のグルメ」とどう違うんだろう?とも感じてしまい、徹底的に,個食産業の近代史のフィールドワーク篇みたいに徹底したら、もっと引き込まれたかもと思いました。でも、著者は自分の「食」の個人史もロマンチックに折り込みたかったんだろうとも思います。「食」って俯瞰で語るにはあまりに個人的なテーマかも…
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(audibleで聴く)
香川1区をみて、小川さんのこともう少し知りたいと思い、聞いてみました。
内容は小川淳也の人生と日本をどうすればよいかという政策を論じ合う内容となっている。
感想としては小川さんの真面目さかつ人の良さを感じられる。香川1区で見た印象とそのままだ。
生活もかなり質素で驚きました。
ちょっと残念なのはコロナ対策やコロナの問題を引き起こしている構造的な面に関しては勉強不足を感じます。
元官僚なので、官僚の構造をもう少し話してほしかったです。
正直、一度講演会などで話し聞いてみたいと思うようになりました。
引き続き動向を見ていきたいと思います。
政治を初めから知りたい人はおすすめです。
後、映画もあるので、そちらもおすすめです。 -
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政治家とは距離があるが、それは政治家のせいでは無く、有権者たる自分が原因だと思っている。だから自分から理解を近づけるためには、政治家に関する著作に触れることは大事。
よく議員の業績を高らかにする著書はあるが、本書は政治家の今を切り取っており、どういう人が政治家たるべきかを考える機会を与えてくれる。
ただ、小川淳也氏に不足していると感じるのは経済のセンス。もちろん議員が全知全能であることは不可能なのだが、期待するレベルは自ずと高まるもの。
また、小川氏の父親が印象的。指導の方法はいかがなものかと思うが、言葉は強い。
以下、印象的な箇所を抜粋
- [ ] 千軍は得やすく、一将は求め難し
- [ ] リーダーは言い訳をせず、黙々と事態に対処し、すべての責任を負うものだ
- [ ] リーダーとは、その都度その瞬間で政治判断を繰り返しながら、事に仕立て上げてゆく政治手腕を必要とする
- [ ] 父親が初めて自分の意思とは異なる道を選ぼうとする息子を認めないのと同じように、自分の娘に対して、自分の意思を押し付けるような態度をことあるごとにとっていた
- [ ] 命もいらず名もいらず、官位も金もいらない人は始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は無し得られぬなり-西郷隆盛の南洲翁遺訓
- [ ] みんなと同じだけど、みんなと違う、みんなと違うけど、みんなと同じと言われる人になれ
- [ ] 上に可愛がられる下、下から慕われる、両方が理想だが、それは難しい。どちらか1つなら下から慕われる方が望ましい。
- [ ] いつやめてもいいと思っている力のないやつにはかなわない
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Posted by ブクログ
つい先日
ドキュメンタリー映画「君は総理大臣になれないのか」
を観たばかりだったので、
おもわず手に取ってしまいました。
映画の中でも感じたことですが
清廉潔白を体現したかのような小川淳也議員
読みながら
映画の中のシーンを何度も思い起こしていました
小川さんご自身もあっぱれですが
その小川さんを支えている家族の方たち
その家族を支えている周りの人たち
その周りの人たちを支えている
「この国は もうちょっと なんとかならないのか!」
と思っている人たちが
少しでも
いや
確実に増えていく一歩としての
この一冊の存在は大きいと思います
もっと 読まれて欲しいなぁ -
Posted by ブクログ
田舎の生まれ育ちなので政治家というと地域のボスがなるもの、というイメージだったので東京に住んで選挙公報とかを見てスペックが高い人が多いことに驚かされた。本作品も東大法学部を出てキャリア官僚から政治家に転身した人物のドキュメンタリー。同名で映画にもなったみたいで店頭でプッシュされていたので興味を持った。四国のパーマ屋さんの息子で特に地盤や財産があるわけでもなく公立高校で野球にも取り組みながら現役で東大の法学部に入り「役人になって世の中の役に立て」という父親の言葉に従う形で自治省に入り、公務員の限界を知ってより世の中のためになろうと周囲の反対を押し切って政治家になった、という人らしい。選挙区には世襲議員で現役のIT大臣がいることもあってずっと比例復活で代議士活動しているらしい。この人の凄いところはきちんと政策があってそれは文書化されており(入手は難しいみたいだけど)本作でも「かなり練った政策だから簡単にブレないしなんでも聞いてくれて構わない」と言い切っている。かなりの理想論、という印象ではあるが政治家が理想を語り役人が実施を担うと考えるとこれぐらいの理想論でいいのかもしれない。政策だけではなく実現へのマイルストーンも公表しているところも素晴らしい。またTwitterで千本ノックと称して指摘や質問、そして攻撃にも回答していく、ということもずっとやっていて実際に見てみたけどもかなりの切れ味と真摯さだと感じた。選挙の前だけ駅前に現れて自分の名前を連呼するだけ、みたいな政治屋が多いけれども日頃から真摯に活動している人をこそ応援したい。その意味では個人的には同調できない立憲民主党の所属議員ではあるけれどこの人のことは今後も注目していきたいと思った。代議士なのに安アパートに住み続けてひたすら正論を吐き続ける、近くにいたらしんどいだろうけどこういう議員がいる
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Posted by ブクログ
――はじめに一つだけ確認しておきます。政治家の本にありがちな、馴れ合い、お世辞やお追従の満載、予定調和型のインタビューにするつもりは一切ありません。小川さんにとって答えづらいところもあるかもしれませんが、あとで活字になったゲラを見て、『ここは都合が悪いからカットしてほしい』と言われてもお断りします。つまり完全な『ガチンコ』の取材なのですが、そのような条件でもよろしいですか?
小川 結構です。すべておまかせします。
――ありがとうございます。それでは始めましょう。意地の悪い質問に聞こえたらすみません。(本書より)
そんな切口上にも似た書き出しで始まる本書。確かに巷に数多ある自説と手柄話横溢の政治家の政策本ではない。
地盤・看板・カバンもなく、ほぼ無名で異質の存在ながら一部の層から熱烈な支持を集める立憲民主党 小川淳也衆議院議員。東大法卒、旧自治省キャリア官僚 50歳。当選5回とは言え、選挙にはからきし弱く、小選挙区で勝てたのは1回のみ。残りは比例復活。地元香川1区の対抗馬は、自民党 平井卓也 (現デジタル改革担当相)。平井は地元の四国新聞・西日本放送のオーナー一族で強固な地盤を持ち、難攻不落の対抗馬。
昨年、小川氏が17年前の初出馬よりその選挙活動を追ったドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』<大島新監督>が異例のヒットし話題となった。
本書は自称『日本を良くする政策オタク』。永田町での仇名は「修行僧」。そんな清貧代議士小川氏に『では、総理になったら何をしますか』を単刀直入に切り込んだ一冊。
◉小川氏の政治思想の背景…
人間の数が減り続け、今後低成長がずっと続く。右肩上がりの時代に作られた道路・住宅・橋・上下水道・病院・鉄道といった社会の基礎を成す大量のインフラもこのままでは維持するのも大変。1,200兆円もある政府債務や年金負担も人口減少の時代にはますます国民の重荷になっていくのは自明。
◉低成長時代の政治家の使命
現在:『経済はなんとか成長させる、株価も賃金も上げるから、あとは自己責任で生きてほしい』
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転換:『教育や介護や福祉が必要な人には無償に近い形で利用できるように社会設計を大きく見直すから、そのための国民負担についてはきちんと議論させてほしい』…という政治・社会に移行しなくちゃならないと語る。
◉聞き手の逆襲
『小川さん、持続可能(サステナブル)な日本をつくるとか言うけど、そんなこと本当に可能なんですか?万年野党・弱小議員のアナタが言っても、所詮絵に描いた餅では?』と鋭く突っ込む。
その攻防は面白く、聞き手の突っ込みはもっともで、多くの国民が抱く野党の姿勢・存在に対する忿懣を代弁している。
◉小川氏の返答
突っ込みを受けて、〈小川淳也版未来の政治年表〉を提示。題して『日本改革原案タイムテーブル』。自身が首相になったことを前提に改革断行のプロセスを明らかにしていく。
総覧すると、これからの日本の課題が炙り出されており、その解決施策がまとめられている。
◉読後感
我々アラフィフ世代の孫たちが所帯を持ち始める
28年後の2050年の人口は1億192万人。高齢化率38%。2055年には高齢者が多数を占め、逆ピラミッド型、逆三角形に移行。
改革の必要性は国民の多くは感じている。最大の問題は、それを託すに値する政党・政治家がいないというトホホな現状。また、いかに気高い政治思想があろうが、党利党益に貢献しないと御輿に乗ることもできず、小選挙区当選でなければ発言権も弱い。この厳しい現実を高邁な志をもっていかに埋めていくのか。
昨今の政治家を見ていると、メディアの前では不機嫌そうに尊大にふるまい、口は歪み、木で鼻をくくった返答を繰り返す。永田町は老獪と老害と老醜が跋扈し、国が滅んでも永田町だけは存在しそうである。
そんな政治三等国ニッポンに、石清水のような政治家がはたしてどう切り込んでいくのかを注目していきたい。久々に直に話に耳を傾けてみたい政治家が現れたのが、せめてもの救い。
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Posted by ブクログ
石巻モデル。
ボランティアが自治体と協力をして、被災地でその善意と熱意をしっかり機能させた例である。
トータルで見て、色々な良い点が集まったことで、きちんとした機能を保てるモデルが確立できたと思う。
その一つでも欠けていたら、モデルは機能しなかったと思う。
その中で、大きいな。と思ったものの一つに、私立大学の開放がある。
もともと、大学の開放は計画がされていた。だからこそ、当時に即実行にうつせたのだと思う。
今後、南海トラフ地震や、関東直下地震など、多くの地震予想がされている。
それが起こった時に、なんの準備なしで今回のモデルのような体制を確立することは難しい。
まだ起こっていない今の段階での準備が必須であると思う。 -
Posted by ブクログ
小川淳也さんの掲げる政策や人物像、生い立ちをインタビューを通して描いた本である。オーディブルで視聴した。
真面目でストイックだし、多分悪い人ではない。東大卒・官僚経験あり。まごうことなきエリートである。ただ、多分凡人である。
政策については私の不勉強のせいで細かいところは分からないが、多くを考えているのは感じた。多分本当に国民のためを思って仕事をしている。
有名な総理大臣は田中角栄や安倍晋三だろうか。彼らはカリスマ性を持っていたが、小川淳也さんは持ち合わせていない。外交も苦手そうだ。
2026年3月現在、派手に選挙に負けた立憲民主党の幹事長に就任している。ここから総理大臣になれるのだろうか?難しそうだが。