中原一歩のレビュー一覧
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基本的には「罪なきもののみ石を投げろ」と思っています。
30年前の雑誌に掲載された小山田圭吾のいじめ記事が、どのような過程を経て、小山田のオリンピック開会式の音楽担当辞任という結果に至ったかを追ったノンフィクションです。小山田本人や彼の同級生への取材を元にしています。
実際にいじめを行ったとされている中学生時代、雑誌にいじめについてのインタビュー記事が掲載された90年代中盤、そしてオリンピック開会式音楽担当の依頼、就任、辞任があった2021年の3つの年代が軸となるのですが、悪夢のドミノはこういう道筋を辿って、パタリパタリとフラグを立てていきながら炎上へと導かれていったのかと納得ができました -
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そうか…大林、ついに閉じてしまったのか。丸千葉行ったりバッハ行くとき前を通ったけど黒い鉄格子閉められたままだったからなぁ。もう一回行きたかったなぁ。寂しいなぁ。でも赤羽や立石のように面白がって行くことを拒むようなお店でした。自分が初めて連れて行ったもらった時、ペンキで汚れた作業着を着た若いオニーサンが完璧に酔って、もしくはラリって入店しようとした際に店主さんが足を引きずって戸口に行き、ふらふらな彼を叱っていた場面に遭遇しました。叱られなだめられながら、うんうん頷いている青年の顔を見て感じたのはお酒だったらコンビニでワンカップでもストロング缶でも買って部屋で飲めるのに、こうやって大林酒場に来るっ
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(audibleで聴く)
香川1区をみて、小川さんのこともう少し知りたいと思い、聞いてみました。
内容は小川淳也の人生と日本をどうすればよいかという政策を論じ合う内容となっている。
感想としては小川さんの真面目さかつ人の良さを感じられる。香川1区で見た印象とそのままだ。
生活もかなり質素で驚きました。
ちょっと残念なのはコロナ対策やコロナの問題を引き起こしている構造的な面に関しては勉強不足を感じます。
元官僚なので、官僚の構造をもう少し話してほしかったです。
正直、一度講演会などで話し聞いてみたいと思うようになりました。
引き続き動向を見ていきたいと思います。
政治を初めから知りたい人はおすす -
Posted by ブクログ
政治家とは距離があるが、それは政治家のせいでは無く、有権者たる自分が原因だと思っている。だから自分から理解を近づけるためには、政治家に関する著作に触れることは大事。
よく議員の業績を高らかにする著書はあるが、本書は政治家の今を切り取っており、どういう人が政治家たるべきかを考える機会を与えてくれる。
ただ、小川淳也氏に不足していると感じるのは経済のセンス。もちろん議員が全知全能であることは不可能なのだが、期待するレベルは自ずと高まるもの。
また、小川氏の父親が印象的。指導の方法はいかがなものかと思うが、言葉は強い。
以下、印象的な箇所を抜粋
- [ ] 千軍は得やすく、一将は求め難し
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- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
つい先日
ドキュメンタリー映画「君は総理大臣になれないのか」
を観たばかりだったので、
おもわず手に取ってしまいました。
映画の中でも感じたことですが
清廉潔白を体現したかのような小川淳也議員
読みながら
映画の中のシーンを何度も思い起こしていました
小川さんご自身もあっぱれですが
その小川さんを支えている家族の方たち
その家族を支えている周りの人たち
その周りの人たちを支えている
「この国は もうちょっと なんとかならないのか!」
と思っている人たちが
少しでも
いや
確実に増えていく一歩としての
この一冊の存在は大きいと思います
もっと 読まれて欲しいなぁ -
Posted by ブクログ
田舎の生まれ育ちなので政治家というと地域のボスがなるもの、というイメージだったので東京に住んで選挙公報とかを見てスペックが高い人が多いことに驚かされた。本作品も東大法学部を出てキャリア官僚から政治家に転身した人物のドキュメンタリー。同名で映画にもなったみたいで店頭でプッシュされていたので興味を持った。四国のパーマ屋さんの息子で特に地盤や財産があるわけでもなく公立高校で野球にも取り組みながら現役で東大の法学部に入り「役人になって世の中の役に立て」という父親の言葉に従う形で自治省に入り、公務員の限界を知ってより世の中のためになろうと周囲の反対を押し切って政治家になった、という人らしい。選挙区には世
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Posted by ブクログ
――はじめに一つだけ確認しておきます。政治家の本にありがちな、馴れ合い、お世辞やお追従の満載、予定調和型のインタビューにするつもりは一切ありません。小川さんにとって答えづらいところもあるかもしれませんが、あとで活字になったゲラを見て、『ここは都合が悪いからカットしてほしい』と言われてもお断りします。つまり完全な『ガチンコ』の取材なのですが、そのような条件でもよろしいですか?
小川 結構です。すべておまかせします。
――ありがとうございます。それでは始めましょう。意地の悪い質問に聞こえたらすみません。(本書より)
そんな切口上にも似た書き出しで始まる本書。確かに巷に数多ある自説と手柄話横 -
- カート
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試し読み
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石巻モデル。
ボランティアが自治体と協力をして、被災地でその善意と熱意をしっかり機能させた例である。
トータルで見て、色々な良い点が集まったことで、きちんとした機能を保てるモデルが確立できたと思う。
その一つでも欠けていたら、モデルは機能しなかったと思う。
その中で、大きいな。と思ったものの一つに、私立大学の開放がある。
もともと、大学の開放は計画がされていた。だからこそ、当時に即実行にうつせたのだと思う。
今後、南海トラフ地震や、関東直下地震など、多くの地震予想がされている。
それが起こった時に、なんの準備なしで今回のモデルのような体制を確立することは難しい。
まだ起こっていない今の段 -
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正義は、天然と相性が良いのかも知れない。
しかし、天然は偽善を想起させる。無垢を偽装する事で、他人の油断を誘う。あざとさと表裏。読みながら、小川淳也がどちらなのかと。正義を貫く無垢さは、党利党略、党議拘束と折り合いがつくのか。彼はただの無垢ではない。無所属ではなく立憲民主からの出馬する位には、打算的で戦略もある。それが正しいかは不明だが。
映画は見ていないが、映画にもなったという。『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた』という本を先に読み、この国会議員が小川淳也だった事。最近YouTubeの対談番組で彼が出演しており、興味を持った。生い立ち、政策、思考、本著 -
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ネタバレ(感想)立憲民主の議員って良いイメージ無かったけどこんなに日本のこと良く考えている人がいるのかと驚いた。本を手に取ったきっかけはテレ東のYouTubeに出演してるのを見て興味を持ったから。実際、自分は政治にそこまで詳しくないから日本改革原案の草稿について内容の是非を判断できる立場にないけど論点の明確化とどういう順でメスを入れていく必要があるのかについては理解できた。
政治の論点についてよりも小川淳也という1人の政治家についての人生哲学みたいな内容の方が多くウェイトを占めている。フリーの記者が書いてるからマンセーにはなっていないし何より読みやすい。
(以下メモ)
・持続可能性(サスティナブル)