小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相

小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相

1,599円 (税込)

7pt

小山田は謹慎すべきだったのか

2021年の東京五輪。コロナ禍による一年延期をはじめ、様々な問題が発生する。
直前に発覚したスキャンダルで、開会式スタッフは辞任。
急遽開会式の音楽担当となったのは、ミュージシャン小山田圭吾だった。しかし、小山田もまた、学生時代に障がい者を「いじめ」たことを語ったかつての雑誌記事が、炎上。音楽担当を降板した彼は、テレビ番組のレギュラー、ライブ活動などを失い、1年近く実質謹慎する。
だが、炎上の渦中、「週刊文春」の取材に答えた小山田は、報じられた「うんこを食わせてバッグドロップ…」といったいじめの事実を否定する。

当時の現場では何が起きていたのか――? なぜ、「ロッキング・オン・ジャパン」「クイック・ジャパン」両誌に、このような記事が出たのか。そして、小山田がここまで追い詰められねばならなかった理由とは。

小山田本人への20時間を超える取材――、開会式関係者、小山田の同級生、掲載誌の編集長と取材を進めるうちに、この「炎上」の「嘘」が見えてくる――。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大炎上とは、自分の人生に退屈しているSNS依存の餓鬼が閻魔様にでもなった気になれるイベントのようだと思った。

    ファンで追ってる人のことであっても、知らないことが殆どなのだから、日頃気にもしていなかったような人の炎上ネタなんて鵜呑みにしちゃいけない。

    誰かの投稿を拾ったメディアやインフルエンサーに

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    毎日ネットを見てると、結局大声で嘘をつき続けた人間が勝つ世の中なんだよなと絶望的な気持ちになることが多い。でもこういう本を読むと、蟷螂の斧かもしれんけどそれでも正義はある、と少し勇気が出る。そのほんの少しの正義がなきゃ未来は真っ暗闇だもんな。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    渋谷系誕生前夜のフリッパーズギターの契約の残りを消化するためのポリスターレコード立ち上げが興味深い。

    週刊誌のゴシップ記事ならいざ知らず、お洒落最先端の音楽雑誌で事実ではないことを書いてウケればオッケーな仕事をしていたロッキンオンジャパンの山崎さん。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    書評やら年末ランキングやら、諸々の結果を見て、最終的に読んでみたくなったもの。読んで正解。漫画・しょせん他人事とも通底する話題で、自分の中でホットな問題。”炎上”界隈のリテラシーも含めた危機って、自分ごととして考えておかないと、あれよあれよと足元をすくわれかねない。何といっても、本作の主題となった問

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    聞きづらいことだったろうに、多くの人にインタビューしてよくまとめたな〜と。
    著者の書き方のせいかもしれないけど、諸悪の根源の記事を書いた人が、その後の著者のインタビュー要請に一切応えないことに不誠実さを感じてしまった。

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    優しい人なんだなと思いました、小山田圭吾さん。
    真相は本人のみぞ知る、がベースではあるけれど、
    このライターの視点を信じるとすれば、
    ロッキンオンのインタビュー記事はたぶんに
    捏造が入っているし、そこをせめようと思えば
    せめられるけれど、自ら発信しない小山田さん。
    それは優しさでもあり、甘さでもある

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    2021年夏に起きた、小山田圭吾の炎上に関する本。
    「小山田圭吾の『いじめ』はいかにつくられたか」を
    読んだ時も思ったが、小山田本人にももちろん非があるが、
    ロッキンオンの山崎にも同等以上に非があったと思う。
    お人好しすぎたんだな、小山田圭吾は。
    フリッパーズのイメージを変えようとして、
    無理にロッ

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    もっとモヤモヤを抱えながら読む覚悟でしたが、筆者の小山田さんをはじめとする取材対象との距離感が絶妙で(だからこそ際立つ山崎氏への憤り)、思いの外面白く読めた。読み終わって尚残る若干のモヤモヤは今後の我々の課題。

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    基本的には「罪なきもののみ石を投げろ」と思っています。

    30年前の雑誌に掲載された小山田圭吾のいじめ記事が、どのような過程を経て、小山田のオリンピック開会式の音楽担当辞任という結果に至ったかを追ったノンフィクションです。小山田本人や彼の同級生への取材を元にしています。

    実際にいじめを行ったとされ

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    ひっくり返るような新しい情報はなかったけど、それでも時系列を追って、どのようにして小山田圭吾という一個人があそこまで炎上したのかを、丁寧に追ったノンフィクションとして読み応えはあった。結局のところ、一番恐ろしいのは、顔も見えない、どこかにいる普通の人の悪意と、正義感なのだと思い知らされた。

    0
    2024年10月08日

小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

中原一歩 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す