五稜郭決戦の開幕。
北海道編の中で、この戦いがどこに位置するのかは終わってかからでないと明確にはわからないのですが、中盤の山場になるのではないか、と思います。少なくとも、これまでの中では一番の山場、見せ場です。
囚われの凍座白也を尋問に来た山縣有朋(偽物)。その眼前で勃発した剣客兵器との戦い。
左之助&安慈VS土居潜具羅。
張&鎌足VS権宮剛豪&天智実命。
剣心&宗次郎VS凍座白也。
永倉と蝙也、明日郎は後詰として待機です。蝙也の活躍する場面は今後あるのかしら。なんか微妙な気がする。空中戦むずかしくないかしら。舞空術なんて使えないし。剣客兵器なら空中戦特化がいそうだけど、どうでしょう。
二重の極みコンビに対するのは、岩人間の土居。
安慈が生み出した二重の極み。元祖というか本家というか、やはり右手でしか撃てない左之助とは格が違うところを見せてくれます。全身で二重の極みを撃てる、という意味のわからなさ。体当たりでやる二重の極みなんだろうけど、メガテンやデビルサマナーでいうところの肉弾のような攻撃力を持っているという解釈でいいのかしら。安慈は防御技として使っているけども、これってタイミングさえ合えば銃弾でも可能だよね、多分。脳震盪とか関係ないの?いやいや、一撃必殺のパワー全振りじゃなかったんだね。
とはいえ、そこは剣客兵器。二重の極み同時撃ちされても前哨戦。岩の鎧が砕けて第二回戦です。中から現れたのは、女性でした。男女の戦いって珍しいよね、るろ剣では。葵屋での薫&操と鎌足ぐらいか?
かつては敵だった鎌足も、北海道編では一時的に味方として参戦中。京都編ラストでの鎌足の説得シーンのせいか、張とペアのような扱いをされています。まあ、この二人が恋仲になることはないだろうけど、鎌足の心情に張が寄り添ったことで戦友以上恋人未満のような雰囲気を感じてしまうのも事実。この時に決意した鎌足の覚悟に共感している張が頼もしい。権宮のことを小悪党呼ばわりする張ですが、彼自身も結構な小悪党っぷりを披露してたりするんだけど、こういう場面ではカッコよく見栄を切るのが頼もしいです。思想や理想に生きるというよりも、義理人情なんだろうな張は。彼の戦いで新井赤空の遺産が絡んでくるのは、刀狩りの業というものか。
現時点での最強の一人である宗次郎と剣心が迎え撃つのは、剣客兵器でもおそらく最強であろう凍座白也。天剣と飛天のコンビも見たいけども、まずは天剣から。
宗次郎の必殺技・瞬天殺が通用するのか否か。最強と最強の戦いは、格付けがされてしまうので難しいところ。個人的に宗次郎は、志々雄真実・比古清十郎が最強格で、その次のランクの剣心・斎藤と永倉・蒼紫の間ぐらいにいるように思うんだよな。永倉と蒼紫が同列なのか、というところも議論の余地は大いにありますが。
宗次郎のモデルの沖田総司が、永倉・斎藤と並ぶ新撰組最強という位置づけなので、ここの三者に差はないのではないか?と思うけども、思い入れ的に剣心と斎藤は同列だし、そうなると永倉も同列なんだけど、斎藤とは差をつけたいという気持ちが出てしまう。北海道編だけでいうと、逆転するけどね永倉と斎藤。まあ、⭐︎5の中で順位づけをしているようなものか。環境で変わってくるよ、という感じかな。
るろ剣内での新撰組最強です。最近の研究ではこうだよ、と言うことを踏まえてはいませんので悪しからず。どこかの作者コメントで読みましたが、斎藤一についてでも作中に登場当時と比べて歴史研究が進んでいるので、今思うと違和感があるんだよな、と言ってましたね。そういうこともある。
三つの戦いが並行している五稜郭決戦は、どの戦いもクライマックス目前でお預けという展開に。瞬天殺が白也に通用するのか否か、とはなんちゅうヒキで九巻終わらせるのか。