伊藤ヒロのレビュー一覧

  • 異世界誕生 2006

    ネタバレ 購入済み

    面白い着想

     我が子を亡くした母が息子の遺品である設定やプロットを元に、異世界系ラノベに挑戦という新しい切り口。残された母の狂気やら妹の毒舌やらネットの悪意やらが入り混じって、なかなか迫力有り。難を言えばストーリー終盤はやや説教臭い。
     純粋な感動だけなら2007の方が泣けますが、2006は兄の死亡事故に関して意外な事実が仕込んであり、驚きの展開が待っています。

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    2022年09月29日
  • 異世界誕生 2006

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    異世界転生のテンプレはどう出来上がったか。目のつけどころがいいが、感情移入できる登場人物がいなかった。

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    2019年12月29日
  • 異世界誕生 2007

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    『──けど、ハルナちゃん死ぬんじゃん。そんな子の相手なんて、さすがに中学生には重すぎじゃない?』

    トラックにはねられて死んだニートの青年、彼は異世界に行って楽しく過ごしていたのだ、という小説を書いた母の話が前作異世界誕生2006。
    それから1年後、青年の妹チカが余命半年の少女に慰みの物語を語るお話。

    あとがきによれば2006は理想の著者、今作は理想の読者を書いたものであると。
    人生のすべて、人生の意味すらを、語られる物語に見出す、それは確かに理想の読者だろう。
    死に行くものを通して何かを学ぶ物語構造はグロテスクに見える。舞台装置としての読者としての少女ハルナ、と。


    それはそれとして、ノ

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    2019年12月16日
  • 異世界誕生 2006

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    >皆さんは、ご存じでしょうか?実は、昨今流行の異世界転生ものライトノベルのうち多くは、わが子を交通事故などで失った母親の手で書かれているということを……。


    出オチかと思ったらめちゃくちゃ読み込ませる本だった。

    トラックにはねられて死んだニートの息子が、異世界に転生したと信じた母が綴る、異世界の冒険。その母フミエと、妹チカと、トラックの運転手片山のお話。
    転生トラックなどという言葉が出て来る前の西暦2006年が舞台。

    幕間に何度か出て来るあまりにも拙いフミエの小説は、劇中で評されるような「生命を持ったキャラクター」描写がされているようにはとても思えないので、そこだけもうちょっとなんとかな

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    2019年12月07日
  • 異世界誕生 2006

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    ネタバレ

    話としては面白いとは思ったのだが、作中に出てくる『とても面白い』とされる作品が、演出とはいえ稚拙に過ぎて読むのがツラい。全部読み飛ばした。これが出版されてそれなりに人気が出るという設定は無理があるのでは……?

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    2019年10月28日
  • 百合×薔薇  1 彼女の為の剣と、彼の為の乙女の園

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    SD文庫は変化球が多い
    パロディ部分を除けば普通のバトルものであるからそこが肝だが
    もうひとつ魅力がうすい
    もう少し現実っぽく(演じてるっぽく)したほうが落差あって面白そう
    あとイラストのとがりあごがすごく気になる マフラーとかするとほつれそうだ

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    2018年12月09日
  • (この世界はもう俺が救って富と権力を手に入れたし、女騎士や女魔王と城で楽しく暮らしてるから、俺以外の勇者は)もう異世界に来ないでください。【電子特典付き】

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    異世界に降り立った勇者。
    さぁ世界を救うぞ、と思ったところに?!

    主人公の攻撃具合が素晴らしいです。
    先手必勝、とはこのことか! という感激と共に(笑)
    いやでも平和を守るのは大事だと思います。
    手段を選んでいないだけで。
    誰もけがをせずにやっているので
    よろしいんじゃないでしょうか?w

    考えているような、考えていないような。
    この元ネタもしや!? というものもありましたし
    大丈夫なのか、と聞きたい気もしましたけど
    その後どういう手段を使うのか、の方が気になります。
    想像よりも、すごい手段が出てきますし…。

    若干最後の方の、女騎士の実力というか
    何か隠し持っている感が気になります。

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    2018年08月29日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ

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    ど田舎の道に行き倒れていた二人組は
    異世界の女騎士とお姫様だった。

    異世界からやってきたというのに、言ってる事は
    欲望まみれのお姫様。
    確かにここまでハッスルされると、言いにくい現実…。
    女騎士との落差に、どれほどお姫様が
    平穏無事に生きてきたか、が分かります。
    まぁもしかしたら、という生い立ちがあるやもですが。

    今回、そんな生い立ちを持っていたのは主人公の方。
    あらびっくり、というよりも、幼女もするような作戦を
    一体いつ使ったというのか…。
    どこに『普通の生活』を置くかにも、よる選択です。

    とりあえず、幼馴染の女の子のツンデレっぷりが
    最初から噛ませ犬扱いです。

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    2017年10月10日
  • (この世界はもう俺が救って富と権力を手に入れたし、女騎士や女魔王と城で楽しく暮らしてるから、俺以外の勇者は)もう異世界に来ないでください。【電子特典付き】

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    どこかできいたような転生者を相手に既得権益を守るために
    闘う先任転生者。

    アイデア勝負というか一発ネタというか。

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    2017年04月30日
  • S20/戦後トウキョウ退魔録

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    共著ということになるのでしょうね。物語は敗戦後の日本の混沌とした中で、二人の帰還兵が怪異と対決というもの。私は峰守さんの呆太郎サイドは面白いと思ったんですが、他は相いれず。続きは出るのでしょうが、二人の作者のアンバランス感が強くて次が出た時は迷いそうです。

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    2016年04月07日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ4

    ネタバレ 購入済み

    挿し絵がGOOD

    ポー姫の泣き顔が可愛くしてなくてリアルで良かった

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    2015年10月26日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ4

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    前回のラストをちゃんと回収してるとは…てっきり丸投げにしておくかと(笑)さすがロングパスに定評のある作者さんですね。口絵で軽くネタバレ?と思ったけどそういう繋がりになるわけね。しかしこの作品でタイムリープがあるとは完全に予想外ですわ。あれ、そういや結局今回もジャスコ行ってないよな(笑)まぁあのネズミが絡むとシカタナイネー。

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    2015年10月03日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ3

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    今回はジャスコ(っぽい何か)に行ったよ、やったね!…本当に申し訳程度だがな!そしていつもどおりの超ロングパス伏線回収。ギャグばかりかと思いきや、蛍関連(というか公務員関連)は思った以上にしっかりしてた「スーパー社会派かしこい」ラノベ。ラストも衝撃発言があったけど次はどう回収してくるのやら。しかし本当にこの作者さんの頭の中が見てみたい(笑)

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    2015年07月19日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ2

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    おい、2巻目なのにジャスコほぼ関係なくなるってどういうことだ(笑)あ、田舎のファンタジーコメディとして読めばいいのか。今回もメタだったり、どのキャラも大概外道だったりと、割とやりたい放題で楽しめた。いろいろ伏線がありそうでなさそうで、どのあたりが超ロングレンジキラーパスになってるのかも楽しみである。ゆるーく読めるのは相変わらず。あとでリヴァイアサンのあとがき読み返さないと。

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    2015年06月07日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ

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    王女様に女騎士にオークとファンタジー的用語満載かと思ったら宇宙人だのアトランティスだのSF的なものも出てきたりと、とにかくいろんな要素が詰め込まれてました。もちろん、ジャスコ(的なナニカ)もね。他の方の感想にもあるけど、まぁぶっちゃけて言うと同著者で前に読んでた「まおちん」と同じようなノリですね。とんでもないところからのロングパスは健在だし。シリアスめいた展開は無きにしも非ずだけど、基本的には難しいことは何も考えずに読める作品だと思います。

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    2015年02月15日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ

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     田舎ネタをベースにした、異世界からの訪問物語である。
     物語としてのまとまりにも問題があるが、何やり最終的に主人公陣の誰一人にも好感が持てないオチだというのが非常に不味い。
     後味が悪いというほどの内容ではないが、結末に到って読者はただポカーンとするしかない。誰にどんな形で感情移入すればいいのかわからないし、メタな視点を導入してまで引っ張った伏線も機能していないのだ。

     オークの素敵な挿し絵を評価に加味して星三つ半と評価したが、物語論的にも、キャラの描き方の点でも不味さが目立つ一巻だった。
     二巻での改善に期待したいところだが、ここからの立て直しは並大抵のことではないような。

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    2015年02月11日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ

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    まあ、いろいろといわれているように、出オチ話。
    正直キャラに魅力がないのでキャラ小説としてのラノベという視点からは失敗作かも。
    出てくるキャラが魅力的に見れれば感想変わるとおもうけど。魅力的に見える人には面白い作品かも。

    設定は面白いとおもうんだけどね。くるものがないというか。

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    2014年11月09日
  • 女騎士さん、ジャスコ行こうよ

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    タイトルとその由来からくるインパクト勝ち。出オチ。中身は妙にエロゲーとオタク文化に詳しい幼女姫とそのお付きの女騎士が、亡命政府が乱立する異世界の田舎町で「いわゆるジャスコ」の進出を求めてあれやこれやする話。オタクや田舎のあるあるネタ話。あざとすぎる幼なじみや寒い町民に引かない自信があるなら挑戦してみるといい。

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    2014年10月11日
  • 魔王が家賃を払ってくれない7

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    完結。途中で一瞬魔王っぽいことしてたかなと思ったけど、最後までいつもの魔王様でした。ちょいちょいツボにくるギャグにクスリとさせられ、この作品の持ち味(?)である、想定外のところから飛んでくる超キラーパス的伏線もあってこの作品らしかったまとめ方だったかと。なんだかんだで3年半ほど、まったりと楽しませていただきました。完走お疲れ様でした。で、魔王様、他作品で登場内定ってホントですか?

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    2014年05月02日
  • 魔法少女禁止法1

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    面白い…んだけど…。なんかなぁー。と言うのが感想。
    ストーリーも結構面白いとは思うんだけど、なんせ表現がひどい…グロすぎる…。もうすこし柔らかくは出来なかったのだろうか…。
    あと、ネタがわかってる分のやつはなかなか、あっ!この魔法少女はこのネタか!ってピンとくるのは良かったと思うんだ。そんで、核心に迫る部分も良かったと思うんだ。
    なんだけど…。残虐シーンはせめてもうすこし柔らかくしてほしかった…。ちょっと気持ち悪くなってしまったので…。まぁでも引きがすごく気になるような終わり方だったので続きは楽しみ。

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    2013年11月19日