ティモシー・リスターのレビュー一覧

  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスク管理について書かれた本。
    私ぎ勉強になったと感じたのは、リスクの管理手順がより具体的に書かれているところである。
    中では、リスクの扱い方法として、回避、抑制、軽減、かわすの4要素があると記載されており、
    回避、リスクを伴う部分をやらないこと
    抑制、リスクが発生した時のために時間と資金を準備しておくこと
    軽減、リスクが発生する前に抑制コストを軽減する措置をとること
    受容、なにもしないこと
    とある。
    実際のプロジェクトだとどう扱うか、などと対比してみると、原則が理解できると思う。

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    2019年01月23日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ソフトウエアのリスク管理について書いてある。TOCのゴールドラットとかぶっているところもあり、信頼できる。マネージャーならどうせリスクを背負わなきゃならないんだから、それを楽しみましょ。

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    2018年10月23日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ソフトウェア開発におけるリスク管理について書かれた本。といってもソフトウェア開発に限らずいろいろなプロジェクトに適用できると思う。 リスクが発生しないように管理し、リスクが発生したときのためにどのように準備をしておき対処をするか、というのは実際にやってみると非常に難しいのだが、3部の「リスク管理の方法」が考え方や手法として参考となる。 何度か読んで実践することが大事だと痛感している。 本書を託していったTさんに幸あれ。

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    2018年10月07日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    以下、ポイント
    マネージャーの役割は、人を働かせるのではなく、働く気にさせること。
    精神集中状態、フロー状態になるには15分以上の精神集中過程が必要。電話が鳴る、誰かが話しかける職場では困難。
    何カ月、何年の作業時間が、右脳のアハたいけアイデアにより解決する場合がある。音楽は右脳を占拠するので閃きを邪魔する。
    人は基準から外れた人を恐れる。だから会社は同じような人を採用する。
    チームの誇りはメンバーか成し遂げた成果。服装や髪型は関係しない。
    リーダーシップとはサービス。自ら仕事を引き受け、準備をし、メンバーに価値を与える。ユーモアと善意の元に事にあたる。
    結束したチームは、一体感がある。楽しい

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    2016年04月22日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    備忘録。

    部下に大きなプレッシャーをかければ、もっと働くようになる。
    →違う。ヤル気をなくすだけだ。

    フロー状態に入るのに15分の精神集中課程が必要なため、作業を中断する行為が継続的に発生する場合には、実質的な仕事はできない。

    サービスとしてのリーダーシップ
    自ら仕事を引き受ける
    明らかにその仕事に向いている
    あらかじめ必要な準備を済ませ、万全の態勢で仕事に向かう
    全員に最大限の価値を与える

    ユーモアと明らかな善意のもとに事にあたる

    大変興味深い、そして、自分の職場がチーム殺しにあっていることを知る。大きな企業であるがゆえにうまくいかなくなっていることが多いのだろう。ペーパーワークや

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    2016年01月05日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    ソフトウェア開発のマネジメントにおいて重要なのは、技術よりも人。という話。

    そんなの当たり前だろ?おれもそう考えてるぜ。と、大部分のマネージャは言うだろうが、多くの場合それは思い込みだ。

    こう考えてみるといい。

    この仕事はこの人にしかできないといったことがあった場合、その手順を標準化して、急にその人が抜けても大丈夫なようにしよう。。。って発想になったらもう怪しい。

    それじゃ、その人よりも標準化(という名の技術)のほうが価値があるってことになってしまう。そんなことで仕事が運ぶんだったらそりゃラクだけど、実際そうはいかない。その人しかできない仕事なんてものが、そう簡単に標準化なんてできるわ

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    2015年02月22日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    ☆4:協働の力をどのように最大化させるか、の観点でひたすらに「べからず」が述べられている。ソフトウェア業界、プロジェクト型ワークのひとのみならず、チームを率いる人は何かしら気づきが得られるのでは。
    これまで、自分が細かいマネジメントしてきたなと反省した。。
    何年後かに再読して、またへこもう。

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    2014年08月12日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    第三版が出たので、久しぶりに読み直し。
    第二版からでも、だいぶたっているが、内容としては古く感じない、いや、業界が変わっていないだけか…

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    2014年03月09日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ☆4
    本編よりも、付録A「信念の倫理」に強く共感したよ!私が科学好きなのも、知ることが楽しいのも、全てここに繋がってた。
    世代を重ねて蓄積された人類の財産にアクセスしながら、これからも責任をもって、注意深く私の信念を言葉にしていきたいと思ったよ。
    リスク管理は、もっと大きな仕事を扱うようになったら徐々にこの本から取り入れていけばいいかな、と思った。
    読み物としても、飽きずに面白く読めたよ。

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    2014年03月07日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    難しそうなテーマの本の割にはすごく読みやすかった。

    オフィス環境について論じられているのが新鮮であった。
    個人的にはそこまで重要視していなかったのだけれども、
    考えてみると生産性に大きく影響がある要因だと思う。

    実際に変革するのが難しい要因だと思うけれども。

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    2014年03月04日
  • ピープルウエア 第3版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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    システム開発業界における人・チーム・組織・会社の力学を考察し、プロジェクトを成功させるためのより良い環境や関係作りを提案する古典的名著の第3版。
    どの業界でどのような職務についていても、うなずけることばかり。やはり仕事は人間なのだ。

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    2014年02月21日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    前半は抽象的で啓蒙的な内容。ソフトウェア開発に限らず様々なプロジェクト管理に適用できる「考え方」が記述されている。
    後半は実践的な内容となり、リスク管理が業務に組み込まれている環境でなければ取っ付きにくい。

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    2014年01月04日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ネタバレ

    [読んだ理由]==================
    「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著」にあった。PM、特にリスク管理って全然わからないので一度読んでみたいと思った。


    [読んだ後の感想]==============
    主なポイントは下記かなぁ、と思った。
    ・プロジェクト着手前に、想定しうる最悪のリスクまで徹底的に出しきっておく。
    ・「やらなければならない」作業だけでなく「やらなければならないかもしれない」作業も予想しておくべき。
    ・「コスト」と同様に「効果」も数量化すべき。でないとプロジェクトの「効果」が測れない。
    ・プロジェクトの最短だけでなく最遅の完成期日も予測し、その両方の

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    2012年09月04日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    プロジェクトにおけるリスク管理の大切さを説いた本。著者本人の体験等ケーススタディがしっかりと書かれているので読み易かった。
    目に見えない潜在的なリスクを想定して、(想定したリスクが起こる前、起こった後の)対策を考えておき、しっかりと全体の工程をウォッチしていくという事が大切なんだと思った。が、まだまだ今のプロジェクトへうまく適用させる方法が思いつかない・・・(;_;)
    まだまだ消化できてないのだろうなぁ・・・
    また、もう一度読んでしっかりと消化しておきたいと思った。

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    2012年05月28日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクを回避するのではなく、リスクを計測し管理する手法を提唱する良い本です。主な対象はプロジェクトの管理責任にある方、またはその上層部だと思います。

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    2012年04月24日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    まず非常に楽しい。コミカルに書かれていて読みやすい。
    しかし内容は怖い。ソフトウェア開発におけるリスク管理が形骸であることを幾つもの面や事象から指摘している。
    ゆえにとても面白い。
    しかしデマルコ/リスターの本は面白く、とても納得いくのだが、著者自身も作中で書いているようにこれを現場に導入するにはハードルが高い。
    しかし現状の不足、目指すべき高みを意識できる良著。

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    2011年02月02日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    定番図書のひとつ~
    プログラム主体の立場からすると、やらなければいけない事項
    というよりは、やって欲しい事項が記載されている。
    内容としては7年前といささか古いので、その後の進展が
    あるかもしれない、その点については他の人に譲る。

    むしろ巻末に付随している、ウィリアム・キングドン・クリフォードの
    「信念の倫理」の抜粋が、個人的にはこの本を読んでの最大の収穫だった。
    (暴論だが、この論文の理念を具象化した一つが本書・・・?)

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    2010年08月29日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    さすがデマルコという感じの読みやすく分かり易い本になっていると思います。
    リスク管理の定義、なぜリスク管理をしないか(できないか)から始まり、リスク管理の方法へと続くが、小難しい数式等を用いず理解し易いです。
    この本を読むと、どうして多くのプロジェクトで
    「何か奇跡的な事が起きるかのような楽観的なスケジュールを立てるのか」
    について理解できると思います。

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    2009年10月07日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    リスクとはそもそも何か、というところから始まって、リスク管理がうまくいかない理由について述べられている。そしてリスク管理が行われない理由についても述べられている。(例:早く終わる可能性のあるスケジュールをひくことが許されないなど)この項が一番参考になった(苦笑)。
    あと身にしみて感じるところがあったのが、問題の原因はより早い時期に発生しているが、問題を認識し始める時期(天罰期という 笑)についての説明とその対処法。バージョンごとにリリースするというのが意外と現実的な方法だと分かった。
    この本が扱う範囲は入門から中級までかなり広いと思うがリスク管理をやる上で読んでおいてよい1冊だと思う。[200

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    2009年10月04日
  • 熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理

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    ちょうど、あるプロジェクトでリスクマネジメントについて非常にナーバスになっていたときいに読みました。

    プロジェクトマネジメントのなかでのリスクの考え方について随分参考になりました。
    ナーバスになりすぎないで、早めはやめの対応が重要であることを説いており、実際の場面でも応用の聞く内容だったと思います。

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    2009年10月07日