田村たつ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレドキドキしながら読みすすめました。
お金持ちのワガママお嬢様と、使用人の息子との恋愛物語りです。
14歳と18歳で出逢った二人、お嬢様は何かと彼を見下し、誘惑しては、つれない態度を取って彼を笑いものにしていたという過去があります。
しかし、成長してビジネスマンとして大成功を収めた彼に、彼女は実家の企業の経営状態が悪くなり、頼らざるを得なくなり―。
彼が手を貸すことを引き受ける代償として要求したのは、「僕と結婚すること」でした。
惹かれ合いながらも表面では反発し、それが「復讐劇」に転じて代償として結婚を要求される―これもロマンス小説の王道の一つかと思われます。
ヒロインに侮辱ともとれる仕打ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽しく読めました。
砂漠のシークが相手役というのはハーレクインの王道、更に、亡き兄弟の遺児を身ごもった、或いはシングルマザーとして育てている義姉なり義妹をシークの兄弟が探しあてて手元に引き取ろうというのもよくある展開です。
この物語りのヒロインも、18歳で砂漠のシークと結婚したものの、夫は粗暴で、さんざんな結婚生活の末、事故で亡くなりました。首長となっているその弟がヒロインを突然訪ねてきて、
―君のようなふしだらな母親に大切な甥を任せてはおけない。
と、大切な息子を彼女から奪おうとします。
にも拘わらず、ひとめで惹かれ合うシークとヒロインが様々な葛藤を経て互いの愛に気づくという設定。
すべ -
©1987年
リン・グレアムのイギリスでの最初の本だと思いました。
ヒーローもまだそこまでは酷くなく、傲慢ではあるがどこかヒロインを思っている感じが読めます。
死んだ祖父の財産を継ぐ為、従弟のだれかと結婚しなくてはいけない!そこで、従弟の中で一番の金持ちのヒーローに訳を話して一口載ってもらうように考える。財産を引き継いで、住み込みの家政婦夫婦にこれから住む家を残す為。
ヒロインはちょっと抜けているが本当に良い子です。
付き合っている彼氏に騙されても、ヒーローには何も言わず、子供が出来ると自分の家族が出来たと思って必死に働く。健気で、純粋。
ヒーローはヒロインを好きなのに素直になれず、何時も -
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購入済み
うーん。
この作家さんのヒロインって現実にいたらとてもあざとく思われそう。事務的な話をするのになんで書斎はいや、自分の寝室で…なんて言うんだろう?と首を捻りながら読んだ。他の作品でもそういった場面がある。誤解され酷い目に遭ってヒーローに責められ、この上なく侮辱されながら愛してるから~とサラっと許すという特長がわかる。しかもヒーローの後悔とか自己嫌悪がうっすい…だから物足りない。
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購入済み
ヒロインが可愛くない
ヒーロー、ヒロイン共に疑り深く、ヒロインは頑な見方を変えようとしない。
ヒロインは性格が、ヒーローも言っていた様に捻くれていると思う。可愛らしさが感じられず、ヒーローはヒロインの何処に惹かれたのかよく分からない。
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