田渕久美子のレビュー一覧

  • おね 上

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    NHK大河ドラマ『篤姫』や『江~姫たちの戦国~』の、
    脚本を書かれた田渕さんによる、
    豊臣秀吉の正室おねの生涯を描いた作品となりますが…、

    例えば、同じく、
    おねを主人公にした『おんな太閤記』とも比べると、
    時代考証の誤りや、構成や演出への批判も多かった、
    『江』に近い、少し中途半端感のある内容でそぅか。

    上巻は、
    秀吉との出会いから、秀吉が関白になるまでの前半生、
    となりますが…、苦しさと楽しさ、不安と歓喜が共存し、
    様々な困難を、夫婦が協力して乗り越えていく頃ですから、
    単純に、面白かったです。

    ただ…、
    いわゆる「女たちの戦い」といぅ感じではなく、
    いわゆる「戦国ファミリードラマ」

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    2016年12月29日
  • おね 上

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    おねの目からみた戦国の男達。えぇ〜!っとびっくりする展開に、今まで知っていた話しもこう言う視点があるのかと楽しめて読めました。ただ、どうしても話が歴史の動きよりも恋愛寄りだったので、男性には物足りないかも‥

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    2016年11月16日
  • 美女と男子

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    一流のIT企業に勤めるバリバリのキャリアウーマンの一子は仕事は出来るが思いやりのない、キツイ性格が災いし、小さな芸能プロダクションに出向させられる。自力でスカウトした遼を俳優として育て、事務所を立て直すべく二人三脚でサクセスストーリーへと突き進む…そんな単純な話かと思い始めたところ、一子のプライベート、遼の正体、事務所の危機、あれやこれやで夢中で読んでしまいました。トンチンカンだけど、その一言が窮地を救う事になったお父さんのいくつかの一言が良かったです!

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    2015年12月20日
  • 美女と男子

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    仲間由紀恵でNHKドラマ化されたものの原作。ノベライズではないので、ちゃんと小説として書かれている。ドラマを見た者にとっては、余りに後半があっさりしすぎて拍子抜け。ドラマの方が良かったなあ~

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    2015年11月01日
  • 美女と男子

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    意表を突かれるストーリーで、
    ドンドン読み進めた。
    でも、テレビドラマの方が断然面白いね〜。
    ちょっと残念^^;

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    2015年09月10日
  • 新装版 江 姫たちの戦国 中

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    江が秀忠と3度目の結婚。畿内の大地震の後、秀忠と本当の夫婦になったところで、中編は終わり。
    淀が豊臣家の人間になり、また豊臣の時代の終わりも近づいてきた。
    ここからは徳川家として生きていくであろう下巻へ。

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    2012年04月16日
  • 毎日が大河

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    篤姫を終えた後のエッセイ集も面白かったため、今回も江の脚本と同時進行で書かれたエッセイ集をチョイス。
    おもしろかったです。また女性を主人公にしたドラマや映画、楽しみにしてます。

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    2012年03月21日
  • 新装版 江 姫たちの戦国 下

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    戦国時代を生きた浅井三姉妹の物語。戦国時代と言うと、どうしても武将が中心とされて、描かれる物語が多い中、姫君の目線で描かれているのが、とても新鮮でなおかつ読みやすかった。
    今まで曖昧だった正室、側室などの関係もよく分かり、歴史を女性目線で読むことの楽しさを知った一冊。

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    2012年02月18日
  • 新装版 江 姫たちの戦国 上

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    御屋形様とお市さんの最期が同じ「……さらばじゃ」。

    お江ちゃんがどこまで御屋形様をなぞってくれるのかが楽しみでもあり、心配でもあり。

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    2011年01月23日
  • 新装版 江 姫たちの戦国 中

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    秀吉の周りで、女性たちの運命が目まぐるしく変化していく。江は2人目の夫 秀勝と死別し、3人目の夫 徳川秀忠に嫁ぐことになる。この巻のラストはドラマチック。

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    2011年01月07日
  • ヘルンとセツ

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    朝ドラのモデルとなった、小泉八雲とその妻セツの物語。
    ヘルンことラフカディオ・ハーンが松江に導かれるかのようにやってきた物語だけでも、掘り下げれば一冊の本になりそうなくらい濃い。
    一方のセツの物語も負けず劣らず濃い。
    どちらも苦しさ悔しさを耐え忍んで生き抜いた強さと、そんな半生でも無くさなかった人への優しさや愛がある。

    この時代に国際結婚を刷するのは大変な苦労だったと思う。男性側のハーンが帰化して婿養子になるのは大変な覚悟だったろう。
    しかしそのおかげでセツの家族の理解も得られて晴れて夫婦になれたのは良かった。

    それにしてもセツの家族の言動にはイライラさせられた。これをドラマでは上手く描か

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    2025年10月09日
  • ヘルンとセツ

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    オーディブルにて。
    ちょうど朝ドラ「あんぱん」が終わり、次の朝ドラの原作ということだったので読んでみた。
    明治時代、日本の転換期に外国人が日本で暮らすことの影響や決意を考えさせられた。ただでさえ異人とは相性の悪い武家育ちのセツが、よく周りに流されずに人と人同士としてヘルン先生と向き合えたなと思う。
    しかしまあ、ヘルン先生もセツも、生い立ちが不幸すぎる…。
    朝ドラのタイトルになっているような怪談話は少なめで、人生のキーになるような描き方ではなかったので、朝ドラではどう描かれるのだろうと思った。

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    2025年10月03日
  • ヘルンとセツ

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    小泉八雲の怪談が好きでね。
    父や弟のゴミっぷりと西田の都合の良すぎる体調にモヤッとしたけど…二人が幸せになれるなら何でもいいわ。
    英語のプロポーズの破壊力たるや…

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    2025年03月07日
  • ヘルンとセツ

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    小泉八雲の妻セツの幼少期から始まる物語。小泉八雲になる前のラフカディオ・ハーンがセツと出会い結婚し、出雲から転居するまでを描く。江戸が終わり、明治維新を経て激動の時代を生きた女性を描く視点は「おしん」に通ずるところがあり、まさにNHKドラマの脚本仕立て。事実をもとにしたフィクションだが、脚色の上手さに脱帽です。

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    2023年11月20日
  • ヘルンとセツ

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    ヘルンとセツの生い立ちや出会いが丁寧に書かれていました。二人のその後や執筆の様子などがあればと思いました。

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    2022年12月01日
  • 美女と男子

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    売り込みって大変。
    実績があればアピールしやすいけど、最初から実績があるわけないし……。しかし、頑張るな。

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    2020年11月21日
  • 新装版 江 姫たちの戦国 中

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    豊臣家の人々

    複雑な縁者が多いな豊臣家。。
    そんな中でも、特に江の発言力に驚く。こんなに太閤に対抗できるだろうか。。

    利休との関係、秀忠との関係など、もっとドロドロした内面が描かれるとおもしろかったなぁ。

    この巻の最後で、やっと我儘娘の江に、大人の落ち着きを感じた。

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    2018年05月29日
  • 新装版 江 姫たちの戦国 上

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    女の戦は生きること。

    翻弄され続けている彼女の人生に、非常に関心を持った。

    しかし、司馬遼太郎を読んでいる身としては、信長、秀吉、家康、光秀、ガラシャの人物像に、少々深みを感じない。

    本能寺の変にいたるまでの光秀の葛藤、動機がいまいち納得がいかなかった。

    人質、姫として扱われず、主君に殉じて死ねるような市のように育ってほしいなぁ。。

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    2018年05月29日
  • 新装版 江 姫たちの戦国 下

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    上中下巻と2日にかけて読みました。歴史物は言葉やセリフが不慣れでわかりづらいくないか心配でしたが、すんなり読めました。きっと分かりやすいよう現代版に直されているんでしょうね。茶々、初、江の浅井三姉妹の激動の人生が描かれています。信長にとっても秀吉にとっても家康にとっても江はとても重要な人物だったんだと思いました。この時代には無茶苦茶な女性だったかもしれませんが、江がいたからこその結果もあったでしょう。秀忠と相思相愛でよかった。側室を持つのが当たり前の時代で江だけを想ってくれる人。この時代だからこそ大変だったと思います。大きな家でプレッシャーもあったでしょう。最期は平和に暮らせたようでよかったで

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    2017年04月13日
  • おね 下

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    NHK大河ドラマ『篤姫』や『江~姫たちの戦国~』の、
    脚本を書かれた田渕さんによる、
    豊臣秀吉の正室おねの生涯を描いた作品となりますが…、

    例えば、同じく、
    おねを主人公にした『おんな太閤記』とも比べると、
    時代考証の誤りや、構成や演出への批判も多かった、
    『江』に近い、少し中途半端感のある内容でそぅか…?
    作風ゆえかもしれませんが、あっさりした印象でした。

    上巻は、秀吉との出会い~秀吉が関白になるまで、
    下巻は、秀吉の晩年~豊臣家の滅亡まで、ですが、
    日々の生活に、苦しさと楽しさ、不安と歓喜が共存し、
    夫婦が協力して、困難を乗り越えていく上巻に対して、
    やはり、下巻は、やるせなさを感じて

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    2016年12月29日