ヘルンとセツ

ヘルンとセツ

1,870円 (税込)

9pt

小泉八雲とセツ。2人の奇跡の出会いが、異文化を乗り越え、『怪談』を生みだした。

ギリシア生まれのジャーナリスト、ラフカディオ・ハーンと上士の血を引くセツ。2人の宿縁の出会いと文学作品に結実するまでをドラマチックに描く。日本に憧れ東京に上陸したハーンは、英語教師として松江に赴任、誤解からヘルン先生と呼ばれるようになる。版籍奉還により生家は財産を失い、働く場も失ったセツは旅館に滞在中の異国人の女中として奉公する。はじめは会話にも不自由するが、ハーンの日本男性にはない優しさ、セツの武士の娘である毅然とした佇まいに互いに惹かれあうようになる。あるときセツの語る説話にハーンが高い関心を示した…。こうして奇跡的に出会った二人が愛を育み障害を乗り越え、『怪談』を世界に発表する。

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ヘルンとセツ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    TVドラマを楽しみにしています。今を切に生きるセツ。無理など有りません、無理は自分の心が作る物、無理だと思はなければ何でも、出来る。今を節に生きるセツ。PSわたしの生まれ育った松江を沢山の人に来て知って貰いたい。「町も人もこげにえ〜とこが沢山有るけん」

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    小泉セツという女性の強さが泣ける。
    没落した武士階級の家に生まれたセツが、一人身を粉にして働き、屈辱に耐え外人の妾になる覚悟を決める場面は胸が熱くなった。

    一方、ヘルンは誠実な紳士で、セツが併せ持つ武家の娘としての嗜み、苦労人としての庶民感覚に気づいて評価できるところに好感が持てる。
    また、日本文

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    作家 小泉八雲さんになるまでの物語なのですが。
    外からの視点で改めて自国や自分達を理解していく過程が美しく優しく愛しく書かれています。
    他の人、国との出会いがこういうものであって欲しい…

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    小泉八雲とその妻セツの話。
    まず、とても読みやすかった。歴史物、史実ものは人が練ったプロットではないので、展開があまりなかったり、状況説明続いて眠くなったりするのに、これはサクサク読めて、そこに感動した。NHKの篤姫や江の脚本を書かれた方だそうで、状況見えるような話の流れに大河の脚本家かぁ、と納得し

    0
    2023年05月11日

    Posted by ブクログ

    本書を書いたのは脚本作家でもある田渕久美子さん。主に大河ドラマや連続テレビ小説などを執筆されており、本書でもそういった文章の味が出ている。例え松江に行ったことがない人でも昔ながらの松江の風景が頭の中に鮮明に浮かばれてくる。ストーリーとしては、非常にわかりやすく思わず感情移入してしまいそうになるような

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    朝ドラの予習、第二段!!
    ジャーナリストとして来日したラフカディオ・ハーンの家で、松江藩の武家の娘セツが住み込み女中として働くこととなる…と書くと簡単だが、これほどの覚悟だったとは(*_*)セツは強い女性だ~!
    作家自身の朗読で楽しめた!

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    朝ドラのばけばけが面白くて本も読んで見た。わかりやすくて読みやすい。ヘルン先生も苦労されたんだなぁー、と思った。でも、お互い言葉がわからないのに、日本の物語を書くことができたのはすごい。そして、いまの時代にお話を残してもらえたのはありがたい。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    朝ドラ「ばけばけ」が始まった。小泉八雲とセツが過ごした松江が舞台になる知り島根県民としても興奮した。小泉八雲はその名前と怪談で有名であることを少々知っている程度で生い立ちや松江で過ごした期間についてほとんど知るところない。よい機会と思い本書「ヘルンとセツ」を手にとった。

    題名のヘルンについて。本名

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    小泉八雲の妻セツを主人公に松江での二人の生活を興味深く読んだ。
    とても読みやすい文章でこの本がきっかけで小泉八雲記念館まで旅をすることになった。
    小泉八雲と言えば松江の印象が強かったが、滞在期間が一年ほどと知り驚いた。

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    最初は、二人が別々に書かれているので(当然ですが)ちょっと、戸惑いましたが、ハーンが日本に来てからは、スムーズに読めました。
    ハーンは小説家なのかと、ぼんやりと思っていましたので、びっくりしたのと同時にとても日本を細かく抒情的に表現していることに感動していました。
    外国に人だからこそ出来ることなのか

    0
    2023年09月25日

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