並木裕太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
好きな雑誌、WIREDさんの書籍第一弾とういうこともあって購入!
見た目は分厚くて、ちょっとひるむかもしれませんが、中身は非常に読みやすく、時折ベンチャー企業のオフィスの写真があったりして、面白く読むことができます。
日本では起業のためのポテンシャルは高いのに、まだ周りの環境がアメリカなどに比べると整っていないということ、起業はなにも「一世一代の!」という感じではなく、失敗しても前へ!という意思でやったほうがいいということ、考えすぎず、まずは面白いと思ったことをやってみる!ということが本書のメッセージとしてはあると思います。
また、色々な起業家たちのインタビューも書かれており面白く読むことができました。
Paypalマフィアを意識して、日本版Paypalマフィアの面々にインタビューをしているのだろうが、「慶應大卒」「早稲田卒」が多くて多くの有名大以外の人たちは「やっぱりな」と起業家たちとの間に溝を感じてしまうのではないか。
もちろん有名大には起業家になって成功するような優秀な人たちが多いのも分かる。しかし、より多くの若者に起業を促し、ライフスタイルの選択肢の一つとして提示するのであれば、より色々な出自、業界の起業家にインタビューして欲しかったなという気持ちがある。 -
Posted by ブクログ
「コンサルが書くロジカルシンキングの本」というとフレームワークなど思考パターンを駆使してまとめているけれど、その前提(なぜその計画をたてるのか、目的など)は?伝えて実行していくには?そういったぬぐい去れない疑問があった。そのせいもあり、(基礎は学んでも)どうしても実行しずらいなあ、という印象が強かった。考える前に情報を集めるだけでなく結論を(最初は)思い込みでもいいから仮説をたてていく、というのが特によかった。本自体はストーリー仕立てで読みやすい。(その分ロジカルシンキングについての説明は
浅かったかな?他のロジカル系の本を読んでなかったら「え?」と思ったかも)自分ではミッションに従って仕事をしてきた、と思っていたけど改めて見直すいい機会になったと思う。ミッションコーンをもう一度作り直してみたいな。 -
Posted by ブクログ
フレームワークの解説本です。
航空会社の企画部を舞台に、「格安航空会社」への対抗策を検討する、というストーリーです。
主人公は、企画部に配置転換になり、そこでコンサル会社を利用しながら、自社のサービスと格安航空会社のサービスを比較する、という話の中で、コンサル会社(筆者)からフレームを学びながら課題を解決していくというように流れていきますので、フレームを一緒に勉強していくという感覚が得られます。
私が記憶に残したいのは、「ミッションコーン」と「REC」です。
・「ミッションコーン」はロジックを整理する方法の一つで、自分が描くミッションに対し理論武装するための考え方です。「ミッション」<-「機能的ベネフィット」/「感情的ベネフィット」<-「エビデンス」の三階層で考える、というものです。
・「REC」はものごとを実施する上で、人を動かすためのプロセスです。
1.register(課題認識)
2.engage(自己責任認識)
3.commit(行動宣言)
の順をまもって人にお願いすれば動いてくれる、というフレームです。
自分で考えているとき、知らず知らずこのようなことをやってますが、あらためてこの手の本で読むと頭の中が整理される、ということですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本屋でふと本書を見たとき、ミッションが頭のどこかにいったまま、仕事を進めていることもあるなーとか考え始め、手に取ってみた。
物語風になっており、事例を交え、ミッションをどう作っていくかがわかりやすく書かれており、なるほどと思えるところが多々あった。
学んだことを活かし、自分のミッションについても考えてみようと思う。
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■プロジェクトスタート編
・実際に成果を出す三つのステップ
①ミッション・・・自分たちの目指す姿や提供する価値を定義したもので、すべての判断基準となるもの。しっかり作り込んで、メンバーで共有しておくことによって、課題が出てきたとき、方向性が違ってきたときなどにすぐに原点に立ち戻れる。
②ロジック・・・ミッションを夢物語に終わらせることなく実行するために必要。ある程度のロジックがあればよい。
③リアライズ・・・ 実行
■ミッション編
・テーマを絞る、つまりミッションを明確にもったうえで、MECEを用いる
・ロジックは結論が見えたうえで使うべき道具として活用する
・3C(4C)・・・①顧客であるカスタマー②競合他社であるコンペティター③自社であるカンパニー(④自社の商品を届けるためのチャネル )
・ミッションは「誰に」「どんな価値」を提供し、「最終的にどんな状態」になっているかが重要
・ミッションをつくるステップ
①想いをめぐらせ、材料を集める(時間軸を広く持つ/視点の高さを変える/立場を替える)
②想いを整理し、とりあえずの形にする(①エビデンスを洗い出す②機能的(ファンクショナル)ベネフィット/感情的(エモーショナル)ベネフィットを決める③ミッションとして表現する)
③ ミッションを確定する (①エビデンスに支えられたリアリティがあるか②社会に対して付加価値があるか③誰に対してのベネフィットかが明確か④オンリーワンの内容になっているか⑤わかりやすくエッジの効いたワーディングで示されているか)
■ロジック編
・ロジックツリーは「問題発見」と「問題解決」の二つに大別される
・「空→雨→傘」:①まず、誰が見ても間違いのない、客観的な「事実」(空)②次に、その事実をもとにした「分析・解釈」(雨)③ 最後に、その分析・解釈した結果をもとにとる「解決策・行動」(傘)
・ロジック五箇条
①フレームワークは「道具」であって目的ではない。
②WHYを五回繰り返し、思考を深める。
③ツリーにより可能性を広げ、MECEによりモレとダブりをなくす。
④空→雨→傘によりアクションにまで落とす。
⑤すべての考えをストラクチャーで整理し、伝えたいことをシンプルにまとめる。
■リアライズ編
・どんなに美しい戦略でも実施されなければゴミ
・どんなお粗末なアクションでも実行されれば、結果につながる
・キーパーソンを巻き込む
①Register(レジスター)・・・認識させるという意味で、現状と問題意識を共有する
②Engage(エンゲージ)・・・自分事にさせるという意味で、相手の本音と大義名分の両方にメリットのある話をする
③Commit(コミット)・・・コミットという意味で、ゴールを明確にし、責任ある仕事を任せる
・リアリズム五箇条
①Registerを怠らず、しっかりと問題意識を共有しよう。
②Engageで方向性に納得感をもってもらおう。
③やるべきことにしっかりとCommitしてもらおう。
④必要なメンバーを明確に定義しよう。
⑤役割とマイルストーンをしっかりとおき、確実に前進させよう。