いくえみ綾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いくえみ綾『潔く柔く』集英社〈マーガレットコミックス〉全13巻を、
映画化された事と雑誌『ダ・ヴィンチ』さんのメールアンケートに登録している関係で再読してみた。
でも、アンケート回答は締切に間に合わなかったです。『ダ・ヴィンチ』さん、ごめんなさい。(笑)
オムニバス形式で描かれたお話。嫁が、いくえみ綾さんのファンで『嫁が読め』と言うので読んだ。
時系列と全体の主なる登場人物と各話の主なる登場人物が交錯しながら、ACT1~ACT10まで話は進む。
当然ながら各人物が話の中で形も中身も成長していきます。
ので、アラフィフ親父には、この人は誰なの?主人公は誰なの?という事で理解に苦しみ、読み始めは苦戦しました。
が、読み進めていくうちに関係性も理解出来てきて、はまってしまって面白かったです。
恋愛漫画かなと思って読み始めましたが、最終話まで読むと群像劇であり登場人物達の成長と開放を描いた作品であったと思います。
再読にあたってはネタバレも気にする事は無いのでwikipediaなんかを参考にしながら人物相関を確認しながら読みました。
今回の方が楽しめたかな。とても良い話です。
ACT10・最終章を映画化したそうですが、どんな仕上がりになっているのか…観てないけど微妙に心配。
原作と映画は別物ですから良いんですけどね。(笑) -
Posted by ブクログ
個人的に1巻は物凄く解り易かった、BLとして読んでも差し支えないくらいに。何と言うか、女子力の低い私には、同じ女じゃないか、と言われても苑の、出来た姉兄に押し込められた自我の発露の行き場の描写は解るのだが、やっぱり女性性に依存して、必要とされたいと相手に執着して行く様に「女」としての自分は重ねられない、と言う気持ちが強い。女としての幸福を願う気持ちと、歌うことへの情熱は違うものだと思う。苑は「愛されたくて仕方ない」相手に対して、相手が自分を選ぶも選ばないも自由と言うものを持っていると言う事が解ってないのかなぁ…自分の愛や情熱や過去はあっても、相手の中にもそれがある、そしてそれは苑には関係のないものかもしれない、と気付いてないんだろうか。
峻とスーが走っている表紙がたまらない。峻の嬉しそうな顔、そして、ちょっと浮いてる足。峻、どこへ行ったのかなぁ…峻がどうしてスーの前に出て来たのか知りたいので読むが…苑のような子って傍に居るとマイナスエネルギー貰ってしまうので嫌なんだよなぁ…スーが逃げたのも分かる。そして、自分が如何に優しくないか、とか女子力低いか、とか思い知らされた2巻目だった。