平井呈一のレビュー一覧

  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    かけひき。怪異を前提とした裏のかき方がおもしろい。
    安芸之助の夢。よくある胡蝶の夢パターンかと思っていたらその後の展開でやられる。ちょっとひねるだけどこうまでおもしろくなるのかとのけぞる。

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    2010年12月28日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    小泉八雲ことラフカディオ・ハーンによって編まれた日本の怪談集。日本の豊かな自然と昔の人の豊かな想像力、そしてそこから生じる不思議な現象の数々にどこか郷愁を感じる。
    耳なし法一やのっぺらぼうといった誰もが知っているお話が収録されている。

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    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    昔の名作を読もう2。
    解説に先日読んだポーについて書かれていてびっくり。
    そういえば同じ時代の人だったんですよね。

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    2009年10月04日
  • 東の国から 新しい日本における幻想と研究

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    ネタバレ

    日清戦争前夜、古代伝説の地・出雲から、軍都としての色彩わや強めた熊本に移住したハーンの描いた日本の肖像。

    浦島太郎の話が知っている話とちょっと違った。日清戦争に従軍する元生徒のエピソードは『黒い蜻蛉』にもあった。

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    2025年10月13日
  • 世界怪奇実話集 屍衣の花嫁

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     本書は、東京創元社が1958年から59年にかけて刊行した<世界恐怖小説全集>(全12巻)のうち第12巻が実に60年を経て文庫化されたもの。この全集に収録された作品のうち主要なものがその後の編集を経て、創元推理文庫『怪奇小説傑作集』になったことは知っていたのだが、本書の元版である平井呈一編 ”実話集” のことは良く知らなかった。

     Ⅰに収められているのは、いわゆる幽霊屋敷もの。語り口がやや時代がかっていて少し読みづらく、またまとめて一度に読んでしまったので、何編も続くとちょっと退屈を感じてしまった。
     Ⅱも実話とはあるのだが、あまりに思いがけない出来事が出来したり(例えば「死の谷」)、一応の解決があまりに現実離れし過ぎている(例えば「浮標」)ため、実話風小説といった感じがしないでもないが、このパートはバラエティーに富んでいてかなり面白い。
     Ⅲは、1817年から21年にかけてテネシー州のジョン・ベルの農場で起こった怪異で、ポルタ―ガイストから始まり、家長のジョン・ベルを苦しめ遂には毒死に至らしめるという、アメリカでは結構有名な事件について、英国心霊研究会のフォーダー博士がその解釈を示した講演を収めている。

     古い作品ではあるが、恐怖や戦慄は時代を超えるものだから、決して古臭いとは思わずに面白く読むことができた。

     現代ではほとんど用いられない単語が使われていたりして、ちょっと調べる必要はあったりしたものの、古風な訳文ではあるがさすがにこなれていて読みやすい。(「サルもかっておいた」、「サルをかい」(171、172頁)とか、若い人は分かるだろうか?)

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    2025年03月23日
  • 迷いの谷 平井呈一怪談翻訳集成

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     数多の西洋怪奇小説の紹介と翻訳で、本邦における怪奇翻訳の礎を築いた、翻訳業界そして編集業界の巨匠、平井呈一。彼の偉業である怪談翻訳集成第2弾、前半は平井をして「近世怪奇小説四天王」と言わしめた4人のうち、M.R.ジェイムズとA.ブラックウッドの傑作選、後半は平井の翻訳者の原点である初期翻訳作品2点の他、彼が翻訳したラフカディオ・ハーンの文学講義や平井氏の翻訳に対する姿勢が見えるエッセー等を収録。

     以下、なるべくネタバレなしの収録作品各話感想。
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    ★ジェイムズ「消えた心臓」(1904)
     半年前から孤児だったスティーヴァンは、年長の従兄弟であるアブニーに迎え入れられる。ある日、スティーヴァンは使用人から、過去に二人の孤児が屋敷に引き取られた後に失踪したことを聞かされる。そしてその夜、屋敷の古い浴室で怪しい人影を目撃する――。
    (ジュブナイルの要素と魔術の要素をミックスした怪奇譚。)

    ★ジェイムズ「マグナス伯爵」(1904)
     スウェーデンに関する本の執筆を思い立ったラクソールは、向かった先で風変わりな教会を発見する。そこに眠っている、怪奇な伝承が伝わるマグナス伯爵という人物に興味を惹かれた彼はその霊廟の前で、自然と「お目にかかりたいものだ」と口にする。その時、カチャンという金属音が――。
    (吸血鬼ものを下敷きにしつつ、全く異なる独創的な怪異を表現した傑作。)

    ★ブラックウッド「人形」(1946)
     インド駐在歴のある英軍人マスターズ大佐。彼の家の呼び鈴が鳴らされ、料理女が対応に出ると、そこには黒い肌の男がいて、大佐に渡してほしいと、彼女に小さな紙包みを押し付けて消えてしまう。
     主人からそれを捨てるよう命じられた料理女が紙包みを開けると、現れたのは蝋細工の人形だった――。
    (呪いの人形をテーマにした、オーソドックスな怪奇小説。事の真相は最後まで明かされないが、当時のインドは英国の植民地で、独立運動が盛んな時期でもあったので、読者はそこから推し量ることもできるだろう。)

    ★ブラックウッド「部屋の主」(1917)
     急に思い立ってフランスのアルプスを訪れたミンタンだったが、それが災いして宿を取れない状況にあった。近くの民家に一泊を請おうとした矢先に、ホテルのボーイから「『予約済み』だが泊まれる部屋」があると伝えられ、詳細を聞いた上でその部屋に泊まることにする。だが、その部屋はどうにも厭な感じが――。
    (いわゆる「旅行怪談」もの。はたして彼を嫌な気分にしていたものは、前の宿泊客の残念か、それとも部屋そのものか。)

    ★ブラックウッド「猫町」(1908)
     心霊事件を追求してはそれを解明することに心血を注ぐ医師ジョン・サイレンス。そんな彼の元を訪れたアーサー・ヴェジンが語った旅先のフランスで自身を襲った体験とは――。
    (原題である『いにしえの魔術』という邦題の方が有名な、"輪廻"を主軸にしたダーク・ファンタジー。ジョン・サイレンスものの代表作だが独立した作品として読んでも面白い。)

    ★ブラックウッド「片袖」(1921)
     ヴァイオリン収集を趣味とするギルマー兄弟。彼らのもとには、鑑定家で演奏家でもあるハイマンが度々訪れては名器を演奏させてもらっているが、ヴァイオリンに対する認識の違いから、双方は密かに相手を嫌悪していた。
     ある霧の晩、兄が帰宅すると、在宅中の弟は、つい先程までいたというハイマンとの間で起きた不気味な出来事を語り始めた――。
    (「妄執」をテーマに黒魔術的な要素を絡めた短編。)

    ★ブラックウッド「約束」(1906)
     深夜まで勉強に励んでいたマリオットを訪ねたのは、かつての学友であるフィールドだった。ささやかな食事で歓迎するマリオットに対し、沈黙を続けるフィールド。やがて眠そうな様子を見せた彼に、マリオットは快く寝床を提供するのだったが――。
    (ジュブナイルな怪談話。ブラックウッドは小泉八雲の作品を読んでいるようなので、彼の『守られた約束』がモチーフになっているかもしれない。)

    ★ブラックウッド「迷いの谷」(1910)
     容貌ばかりか趣味や思想も同じくする双生児マークとスティーヴァン。彼らはある年の夏に旅行に出かけるが、訪れた山中のホテルでスティーヴァンは美しい女性に恋をする。異性への好みも同じくすることから、スティーヴァンはこのことをマークから隠そうとするのだが、事態は思わぬ方向へ――。
    (文中で語られる、死にきれない霊が集まるという「迷いの谷」の伝説が、その結末に彩りを添える、傑作の一つ。)

    ★コッパード「シルヴァ・サアカス」(1928)
     女房とその間男になった友人に逃げられたハンズ。意気消沈している彼のもとを、サアカス団の団長が見世物の主役にスカウトするために訪れる。法外な値段で雇われ舞台に立ったハンズの前に現れたのは――。
    (様々な意味で"人間"を描いた短編。その結末に抱く感想は、読者によって多く異なるだろう。)

    ★ホフマン「古城物語」(1917)
     男爵一家の補佐を担う大伯父とわたしは、仕事で男爵の世襲領がある地に向かう。しかしいつも使っている城の部屋が折悪しく使えなくなっていたため、急遽別の部屋に泊まることになる。その晩、私はその部屋で不気味な現象に襲われる――。
    (男爵一家の因縁物語を綴ったゴシックホラー。下に恐ろしきは人の妄執か。)

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    2024年05月25日
  • 恐怖 アーサー・マッケン傑作選

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    現代に照らし合わせて読んでしまうと物足りなさが残るものの、この作品が書かれた年代を考えれば賛否両論巻き起こした問題作と言われるのは理解出来ます。ただ個人的には再読は無いです。

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    2024年03月11日
  • 恐怖 アーサー・マッケン傑作選

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     後期作品「恐怖」(1917)以外は1890年代の初期作品を集めた、イギリスの古典的怪奇小説作家マッケンの中短編小説集。630ページとかなり分厚くて読み応えのあるボリュームだった。高校時代あたりにマッケンは1,2冊読んでいたようだが、その頃とはたぶん違う視点で読んだ。
     いずれの作品にしても、マッケンの興味は「幽霊」でも「犯罪」でもなく、遙菜遠い森に潜む何かや、先史時代の名残を示す存在にあるようだ。日常世界に潜む何かを露出していこうというスタイルは、ラヴクラフトと共通である。というか、ラヴクラフトがマッケンの影響を受けているらしい。
     しかし、マッケンの作品では「隠されていた存在」がクライマックスでついに姿を現す、といった明瞭な場面はない。ラヴクラフトなら異形の存在が遅くともクライマックスまでに出現し、その形状が詳しく描写されるところだが、マッケン作品ではいつもハッキリしたものが呈示されずに終わる。何が起きたのか、その具体的な記述がないままに終わってしまうのである。そこが、現在の視点からはホラー作品として刺激が足りず、不明瞭すぎる印象が強い。
     描写はじっくりと書き込まれている感じだが、文体はどこか鈍重で、ともすれば10ページ以上も改行の無い叙述が続いたりして、辟易させられる。
     異色なのは「生活の欠片」(1890)という作品で、凡庸な若夫婦の凡庸な生活が、前半延々と微に入り細に入り記述される。これでは普通小説だ。後半も、さほど異常な事件が起きるわけでもなく、ほとんど怪奇小説とは呼べないものとなっているのだが、主人公がしばしば思いを寄せる遥か遠くの森の光景が、その憧憬が強すぎるために生活を破砕しかねないという、そのじわじわと迫る心的イメージが、強いて言うと他の怪奇小説作品と同様の顕れ方をしている、とは言える。
     ロンドンでの都市生活に隠された何かを常に待望し続けるというマッケンの小説世界は、それ自体は馴染みやすいものだ。ただ、それが巧く書けているかどうかは、ちょっと疑問である。

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    2022年03月11日
  • 恐怖 アーサー・マッケン傑作選

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     ヴィクトリア朝時代の英国ウェールズに産まれた稀代の作家アーサー・マッケン。牧師の子であったがアーサー王伝説の色濃いウェールズで育った故か、神学と同時に隠秘学(オカルト)にも傾倒し、前期はケルト神話やギリシア神話をモチーフとした幻想的な怪奇小説を連続して発表したが、いずれも当時の価値観に合わず「不道徳な汚物文学」として批判された。第一次世界大戦を経験した後、後期には主にエッセイや犯罪実録を執筆するようになる。
     本書はその怪奇小説家としてのマッケンをリスペクトした傑作集である。クトゥルフ神話~ラヴクラフトを経由してマッケンを手に取った。次は『怪奇クラブ』を復刻してほしい。

     以下、ネタバレ無しの各話感想。
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    『パンの大神』
     医者が真実を求めて行ったある実験。裕福な農家に養子としてもらわれた少女の周囲で起きた奇妙な出来事。ロンドンで続発する変死事件。これらをつなぐミッシングリンクとは。「パンの大神」とはいったい――?
    (当時の宗教的道徳観により描写自体は曖昧な仄めかしに徹しているが、それでもと言うべきかそれゆえにと言うべきか、インモラルなエロスを感じる作品。余談だが、パンの大神というイメージはやがてシュブ=ニグラスの化身という体でクトゥルフ神話に取り込まれていく。)

    『内奥の光』
     ロンドンの郊外にある田舎に住む医者の妻が変死する。解剖の結果、彼女の脳髄は人間とも動物とも異なる、悪魔のように異質なものだったという。話を聞いて興味を持ったダイスンは独自に調査を始める。はたして医者の妻に何が起きたのか――。
    (マッド・サイエンティストもの。当時の「家庭の天使」という価値観を鑑みれば、道徳を説きながらもそれを承知することになる妻に対して、ただただ憐憫の情しかない。)

    『輝く金字塔』
     ダイスンの元を旧知のヴォーンが訪ねてくる。ここ最近、家の前にある道に、時々石のかけらで奇妙なシンボルが作られているという。そのかけらが大昔の石のやじりであることに気付いたダイスンは、好奇心からこの奇妙な事件を調査してみることに――。
    (作家探偵ダイスンものの一編。クライマックスの描写には異種姦めいた独特の猥雑さがあり、そういうものが好きな人には一読の価値はあるだろう。本作を含めてマッケンの作品に時々登場するこのような小さい人々は、やがてヴーア族としてクトゥルフ神話に取り込まれていく。)

    『赤い手』
     ダイスンと友人のフィリップスは夜の散歩中に他殺体に出くわす。地面には凶器と思しき石斧が、壁には赤いチョークで書かれたハンドサインのようなものが描かれていた。調査を始めたダイスンは犯人を見つけることができるのか――。
    (作家探偵ダイスンものの一編。序盤から終盤まで推理小説の体で話が進むので、なぜこれが収録されているのかと思いきや、その結末に、なるほど収録されるわけだ、と首肯。)

    『白魔』
     緑色の手帳に残された少女の手記。幼少の頃より人ならざる存在を認識していた彼女はある日、迷い込んだ森のなかで「白い人」に魅せられたことを機に、この世ならざる世界に足を踏み入れるようになる――。
    (東雅夫曰く「マッケン流妖術小説の極北」。怪奇小説ではあるが、どちらかというと少々恐怖演出のあるファンタジーの体でなんとも幻想的な作品。本作で散見されるアクロ文字などの独特な単語は、やがて形を変えてクトゥルフ神話に取り込まれることになる。)

    『生活の欠片』
     平凡な銀行員であるダーネル。ある日、妻の叔母から百ポンドの小切手が送られ、妻と使い道について意見を重ねていく。また、空き室を誰に貸すかという問題や女中の交際相手に対する問題、更に叔父の浮気疑惑まで飛び出し、ダーネルの周囲は俄に騒がしくなっていく――。
    (最初は平凡な銀行員の周囲で巻き起こる騒ぎを描いているだけと思いきや、所々に非日常的なナニカを飛び出させて、これがそういうものではないことをアピールしてくる。しかし不気味ではあるものの恐怖感は薄く、幻想的な不穏さを漂わせるに留まっている。そこまでの展開や結末を含め、ラヴクラフトを経験している人であれば受け入れやすい内容だろう。)

    『恐怖』
     第一次世界大戦の最中、ウェールズの西のはずれにある片田舎で変死事件が続発する。はたしてそれは怪物によるものか、殺人鬼によるものか、それとも秘密裏に侵入してきたドイツ兵の新兵器によるものか。その地に満ちる「恐怖」とはいったい――。
    (片田舎で続発する変死事件の顛末を描いた群像劇。未知の恐怖に翻弄されながらも手元にある情報を元に推理を繰り広げる地元民たちは、現代で言うなら、新型コロナウイルスという「未知の恐怖」に翻弄される我々でもある。その「恐怖」は時代も場所も情報の過少も関係なく人の心を蝕む。最後の独白は戦争を経験したマッケンならではであろう。)

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    2022年02月05日
  • 恐怖 アーサー・マッケン傑作選

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    一冊丸ごと平井呈一訳のマッケン傑作選。とにかく分厚い。巻末の「マッケン作品集成解説」を除いても600ページぐらいがひたすらマッケンの作品で読み応えバッチリ。
    私の好みでは、冒頭の「パンの大神」とラストの「恐怖」のこの2作が特に面白かった。
    全体を通して、古代の邪神(たぶんケルト系)、民間伝承や前史時代の人類の生き残りなどを不穏に散りばめたようなテイストが楽しめて良かったです。
    「作品集成解説」によると、まだまだこの本に選ばれてない作品の中にも気になるものがチラホラあって読んでみたいですね。

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    2021年12月29日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    ブンガク?
    かかった時間90分

    ひさびさに読書。夏だし読書リハビリも兼ねて、八雲の怪談を読む。怪談自体は有名なものばかりだったが、訳者の美しい、というか、豊かな?日本語で読むのはまた一興。

    ところで、この本の後半には八雲の虫に関する随筆が収められているのだが、それがけっこうおもしろかった。蟻は社会全体の利益のために食欲、睡眠欲、性欲までもを自分の利益と社会の利益が矛盾しないように発達している。もしかしてこれは人間よりも高次の社会形態じゃなかろうか?的な。

    昆虫学者の説の引用らしいが、なかなか面白い。

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    2018年07月07日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    こういうシンプルなホラーって良いよね。
    小泉八雲って名前から女性だと思い込んでいました。ラフカディオ・ハーンと聞くと男性のイメージだったのに、2つの名前がちゃんと繋がっていませんでした

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    2015年07月12日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    妖怪談は恋愛絡み等美しい話が多く、完成度も高い。小泉八雲もそういった所が好きだったのだろうか。
    完全に忘れていた有名な怪談を思い出し、新鮮味と懐かしさを同時に味わうという稀有な体験が出来た。

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    2011年05月07日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    「耳なし芳一」を読みたくて、ひさしぶりに手にとった。他に印象に残ったのは「お貞のはなし」「鏡と鐘」「食人鬼」。情感あふれる話。

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    2011年09月26日
  • 心 日本の内面生活の暗示と影響

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    ラフカディオ・ハーンは日本人以上に日本人の事を理解している、日本を愛しているという事が文章から滲み出ています。日本、そして日本人というのは素敵だなと思える作品。

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    2009年10月04日
  • 怪談 不思議なことの物語と研究

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    「雪女」「耳なし法一」等おなじみの話が入っています。その他にエッセイも。虫が好きであるらしく、蟻や蝶にまつわる伝説などを扱ったエッセイでハーンの人柄が分かる面白いものです。

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    2009年10月04日