塚谷裕一のレビュー一覧

  • 漱石の白百合、三島の松 近代文学植物誌
    塚谷先生というと、最近南方熊楠賞を獲られたと報道されていた。
    が、自分には以前Eテレでやっていた『エウレーカ』という番組に何度も出演していたことが思い出される。
    においに辟易する又吉さんをしり目に、ドリアンを次々鉈で割ってむしゃむしゃ食べていたシーンが印象に残っている。

    本書は、近代文学に出てくる...続きを読む
  • 森を食べる植物 腐生植物の知られざる世界
    カビやキノコを食べる腐生植物。光合成を必要としないから、緑の葉がなく不思議な形。森にも発達段階があって、よくある極相で腐生植物が見つかるわけでない。こんな植物があったんだ!
  • カラー版 ドリアン 果物の王
    [ 内容 ]
    クリームのような甘く濃厚な味といい馥郁たる香りといい、ドリアンこそ果物の王である。
    しかし、「鼻が曲がるほど臭い」「ビールと一緒に食べると死ぬ」等々、これほど誤解されている果物も珍しい。
    ドリアンの虜になった植物学者が、その魅力や種類を紹介。
    さらに、選び方から、羊羹やかき氷などドリア...続きを読む
  • カラー版 ドリアン 果物の王
     ドリアンがとても食べたくなります。
     バナナが庶民にも食べられる果物になり、また高級品となるなど、戦前戦後の果物の価値の変遷が興味深い。
  • カラー版 ドリアン 果物の王
    何故、今ドリアンか――そんなことは突っ込まないで下さい。
    食べてみたいんですよ一回くらいは。
    そんな訳で新書です。
    わざわざ新書でほぼフルカラードリアン尽くし。
    とりあえず東名アジアに行きたくなる。