塚谷裕一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルにある夏目漱石とか、志賀直哉の著作を知っている人ならば、ものすごく楽しめるのだろうけれど、生憎そうではなかったので想像していたよりは楽しめなかった。
文学作品に出ている植物について、植物学者の視点で紡がれたエッセイだけれど、同じテーマであちこちに書いたものをまとめているせいか、書かれた年月日と発行日の差がすごい。また単行本が文庫本化された本ということもあり、ちょこちょこ加筆され追加情報が入っているのが意外と面白い。
日本の文学作品は、花鳥風月に則して書かれていても、植物そのものを正確には書いていないということで、なんかちょっとがっかりしている。割と誠実に書いているのが志賀直哉だそうで、 -
Posted by ブクログ
このような本ができることは楽しい。
時代は、やはりマルチ人間を作り出している。
自分のカラに閉じこもり、研究者の枠の中で窒息したりしないようにしている
研究者から見れば、どれだけすがすがしいか。
自信に満ちたり、自分のポリシーをもって、
仕事をすることの大切さを痛感している。
「なまいき」であることが、大切である。
科学者は、すべて理づめにかんがえるとはかぎらない。
�発見だけが生き甲斐。
�発見から完全なツメまでおこなう。
�発見したことの仮説をつくること
�発見者が見落としているところをきちんとつめて体系を完成させる。
(1)花芽が形成されると、節間が著しく伸張する。
→種子の散布のた