あらすじ
スキマには植物が満ちている。
駅のホームのはじっこ、ビルの窓枠、車道の割れ目……。
「なんでこんなところに?」と思うような場所にも旺盛に成長している。
じつは植物たちにとってスキマは窮屈な住みかなどではなく、のびのびと暮らせる「楽園」なのだ。
タンポポやミズヒキなど身近な植物から、ケヤキやポプラなど意外な植物、さらに里山や海辺、高山植物まで、百種類以上のスキマ植物をカラーで紹介。散歩のお供にぜひ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スキマ植物第二弾。
相変わらず文章が素晴らしい。
本当に名文。余計なものが一切ないのに、著者の人となりまで伝わってくる。
2冊セットで何度でも読み返したい。
Posted by ブクログ
塚谷 裕一氏は植物の知識が抱負なので、読んでいて飽きません。1種づつの解説は短い文章なのだけれど、自分の知らない事も多く記述されているので、勉強になるうえ文章が締まっているので、疲れません。
各種ごとに写真が載ってますが、主役の草木以外は画像処理でぼかしてあり、まわりの環境がなんとなく分かる程度のぼかしで、主役が際立ち、読者への配慮が感じられます。