塚谷裕一のレビュー一覧
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とっても癒されます。
この本の前が、同じ生物系でありながら、反科学・反進化論との戦闘本?だったので、特にそう感じます。
日本って平和だなと思いました。
癒し効果には理由がるようです。
このフォト・エッセイは、皮膚科医師向け雑誌に連載されたもの。エグイ?皮膚科症例写真のなかにあって、しばし目を休めるページだとか。読者から癒しを期待されていたみたいです。
エッセイの文章だけでなく、レーザー顕微鏡で撮影されていたりで、写真も著者の塚谷裕一(つかや・ひろかず)先生が撮られたそうです。
塚谷先生、どこかで・・・思いだしました。三浦しをんさん『愛なき世界』の取材先の先生でした。
本 -
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塚谷先生というと、最近南方熊楠賞を獲られたと報道されていた。
が、自分には以前Eテレでやっていた『エウレーカ』という番組に何度も出演していたことが思い出される。
においに辟易する又吉さんをしり目に、ドリアンを次々鉈で割ってむしゃむしゃ食べていたシーンが印象に残っている。
本書は、近代文学に出てくる植物について考証したエッセイ集である。
漱石の『それから』に出てくる「白百合」は鉄砲ユリではなくヤマユリである、鏡花の『二、三羽―十二、三羽』に出てくる「ゴンゴンゴマ」とはヤブガラシ…などという考証は、さすが専門家。
その専門家の視点では、志賀直哉の描写はかなり正確であると高く評価されていたのが面白 -
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道路舗装の割れ目とか、溝に溜まった土とか、
ほんのちょっとしたスキマに植物がよく生えています。
一時、「ど根性大根」などとブームになったこともあります。
もう、あと2~3メートルいけばなんぼでも広い土があるのに、
なんでまたこんな狭いスキマに好きこのんで生えてるんや、
こいつは生存競争の“負け組”か、とついつい思いたくもなったりして。
でも、それは大違いのようです。むしろ、その逆。
植物学者、塚谷裕一東大大学院教授が、そんなスキマに生える植物を記録し、図鑑にして解説してくれています。
「スキマの植物図鑑」中公新書
塚谷教授によると、植物は陽光を受け、水と二酸化炭素を原料に糖分を生みだして -
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「スキマ」と言っても,最近はやりの〈忙しい時間の合間〉のことではありません。文字通り,隙間〈狭い空間〉のことです。
都会のアスファルトの間で垣間見ることのできる,約100種類の植物について解説してくれます。「どのようして,こんな隙間に来たのか」,想像を巡らせているのもおもしろいです。また,その植物についての生態的な話題はもちろん,文化的・歴史的な話題も豊富で,読み物としてもおもしろいです。たとえば,もととも日本産だと思っていた「ヤマトナデシコ」が,海外にも広く分布していることを知ると,「ナデシコジャパン」でいいのかなあなんて,思ったりします。
スキマで生きるこれらの植物たちは,ヒトから見た時の -
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いわゆる雑草を中心に、コンクリートなどの人工構造物のスキマから出てきた植物の写真を見せ、解説する。
僕はキク科の雑草がどうにも好きになれなくて、今日も防草シートの上(防草シートと砂利のスキマ?)に生えたオニノゲシを抜いていた。コイツは見た目はゴツイくせにすぐ折れる。本書によると、僕の嫌いなオニノゲシさんは雑草間の競争の中、構造にコストをかけずに上に伸ばすことを優先したのだろう、と。そんな感じで多数のスキマ植物の写真と解説が。写真はまさにそこら辺で見られるような風景だけど、特別でないものが集まると特別になる、という面白さがある。
さて、スキマから生えた植物を、厳しい環境のなか「ど根性○○」などと