矢崎節夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
青年から、誕生プレゼントしてもらった本。初めての経験だ。
老人へ青年からのメッセージ。短い文章が好きだという。そうかもしれないなぁと思い読んだ。
金子みすゞは、人間だけでなく他の全ての生物にやさしい。そして知的である。
みすゞの世界は多彩、豊穣なのでした。子供の視点に立って、こどもの直感で書いている。
と、まどみちおはいう。
ざっと読んで、金子みすゞは、寂しがりやなんだなぁと思った。
明るいほうへ向かいたいと思いながらも、昭和5(1930)年3月10日 26歳の若さで、服毒自殺した。何が、あったろうか。多感すぎた故、生涯を閉じた。たくさんの童謡を書いたノートが、この童話集である。
読 -
購入済み
薄幸の詩人の生涯
著者の矢野さんによるみすゞの生涯を約二十年にわたる執念の調査で掘り起こした彼女の作品と書簡等の資料と数多くの聴き取り調査によって得られた証言をもとに構成されたとの事だが、今まで彼女の事は多くは知らず、この著書はノンフィクションでみすゞを知る多くの人々の回想を基にしている事もあってより深く彼女を知る手引書にもなるであろう