高橋冴未のレビュー一覧
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8巻(番外編・最終巻)。
常盤(弾正尹宮)と中務卿宮の短編は、ファンサービスでしょうかね(笑)。なかなか際どいシーンがあって笑ってしまいました(個人的には中務卿宮を応援したいですけれど、常盤くんにも幸せになってなぁ)。あとは晴れて東宮妃となった沙桐の、後宮デビュー。きらびやかで強いお義母様’sが良かったです(こんなに平和そうな後宮も、この漫画らしいかな)。そして未来からやって来た女童・鈴音。…てか、私もだけれどみんな中務卿宮が好きねぇ(笑)。未来に帰った鈴音と宮のその後が気になります。番外編の後日譚とか…無いですよね~?残念!!^^
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7巻(本編完結)。
弾正尹宮も無事に帰ってきて、葵の件は無事に丸く収まりました。そして、沙桐姫の入内前に右大臣家の問題も解決。最終的に、1巻からずーっと感じの悪かった右大臣もそんなに悪い人ではなかったという事で落ち着きましたが、この漫画は主要人物に悪人が居ないので「そんなワケあるかー」と思いつつも安心して読めました(最後の解り易い悪人の雑魚さ加減が、逆に笑えましたね…)。
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6巻。
脅迫状の送り主・葵が奮闘してますが、殆どこちら側にバレバレな状態。どう考えても無理そうだなーと思うけれど、宮様'sと陽朔の仲の良さやら皇室一家の親密さを知らなければ、これも有りな陰謀なのかなーとも思います。さて、葵=綾姫が何故こんなことをしたか…、明らかになった真実は予想出来そうな事ではありましたが、沙桐や琴姫も男童に変装していた事が布石になっていて、上手く惑わされた感がありますね。中務卿宮がとてもご活躍で、楽しかったです(この人は絶対怒らせてはいけない…^^;)。
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5巻。
前巻で左大臣家の琴姫との事は片付き沙桐の入内の日も決まりましたが、お次はもう一人のライバル・右大臣家の綾姫が出てきます。…の前に、宴が入るのですが弾正尹宮の舞台がめっちゃ良かったですね~。お転婆で型破りな姫しか出てこないこの作品で、一番清楚で美しいのが弾正尹宮という所が好きです(笑)。父帝とか大后の宮とかも本格的に登場しますが、家族皆が仲が良いのにもほっこりします(普通に考えると、陽朔と常盤や中務卿宮は政敵に成り得るもんね)。脅迫文の2枚目で全員が「宮」を一瞬も疑わずに苦笑した図がとても好きです。
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4巻。
ライバル・琴姫と一緒のお妃教育にて「やれば出来る子」認定された沙桐姫。宮中一努力して官位を上げた父と一芸に秀でている姉が居るって事が裏付けにもなっていて、良かったです。琴姫と早生さんも上手くまとまって良かったな。左大臣サマがそれを許した事と生霊事件のお咎めがほぼ無い事に、それでOKなのか?と思わないでもないけれど、皆幸せな結着という事で良いのかな。琴姫と沙桐姫も今後は良い友達になれそうですね^^♪
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3巻。
怨霊→生霊でしたってトコロから何故彼が生霊になったかの理由、琴姫よりも陽朔の方に比重が多い事に少し笑ってしまいました。中務卿宮と弾正尹宮の関係といい、そこはかとなく漂うBL臭。この漫画が初出の頃はBLなんて言葉はまだ無い時代でしょうが、やおいな感じが好きな人はわりと居たって事かな。私個人は物語が面白ければなんでもOKなので、中務卿宮の事は応援します(笑)。あと、怨霊事件で沙桐の入内が白紙に?てな事態になりましたが、その会議での左大臣様には惚れゞとしました。有能でダンディなおじさま、好きだわー^^p
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2巻。
東宮・陽朔の妃になるには教養が足りないという事で教育係がつく事になった沙桐姫ですが、これがなかなかの劣等生。スパルタ教育する宰相の局様はとっても厳しいですが、それに全くメゲない沙桐は大物ですね。そんな中で起こった怨霊騒ぎ。怨霊に狙われた沙桐が避難した場所は、有力な東宮妃候補・琴姫のいる左大臣家。腹黒くて頭の切れる左大臣様、個人的にはかなり好きです。沙桐に負けない位お転婆で我儘な琴姫も、お子様なんだと思えばカワイイですね^^♪
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1巻。
平安時代を舞台にした物語は大好きです。なんでかなぁと考えてみると、上級貴族になる程に"顔"を隠す傾向にあるので、身分を偽ったり入れ替わったりし易くて面白いんですよね(入れ替わりで有名なのは"とりかへばや物語"の男女の双子かな)。この物語では貴族のお姫様が男の童のに変装をして宮中に乗り込みます。その行動の理由は帝に逢いたいが為…と。初っ端の2人が出逢う場所には唖然としましたが、現実的に考えると帝と一介の姫君が道端とかで逢えないですもんね(笑)。
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右大臣がなんだか可哀相だなとw
すれ違わなければ普通に幸せな家庭築けてたんだろうなあと思うと、詰めの甘い夫婦が可哀相で可愛いですねwww
花ぞむかしの…が好きなので七巻はお勧め -
Posted by ブクログ
舞台は平安時代、身分違いの恋を描いたドタバタラブストーリー。とにかく主人公が元気。
他の時代物と違って枠にはまらない形式だからこそ、面白いのかもしれません。
東宮が病に臥し、三途の川を渡ろうかという所で黄泉路の案内人沙桐にであう。まだ死期がきていないから現世に帰れといわれるがこのまま死なせてくれと東宮は言うに沙桐は強烈ビンタ。
沙桐は恋に負けて自害してしまい300年も黄泉路の案内人としての罰をうけている女性。未だ閻魔大王の言う「反省」の意味がわからず案内人を続けているが、彼と出会った事で救われ、そしてお互い恋にも落ちる。しかし死んだ人間と、まだ生きられる人間。彼は生きる事を決意し、彼女は