あらすじ
三途の川で黄泉路の案内人をしている沙桐は、黄泉の国に迷い込んだ陽朔の魂と出逢った。恋に落ちたふたりは、来世で再会し、幸せになろうと誓い合う。だが、沙桐は元の時代に生き返ってしまい……!?「散華」「夢の浮き橋」「きらきら馨る」に番外篇「光のどけきはるの日に……」「常磐君危機一髪」を収録。大人気平安ロマネスク、待望の文庫化!!
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1巻。
平安時代を舞台にした物語は大好きです。なんでかなぁと考えてみると、上級貴族になる程に"顔"を隠す傾向にあるので、身分を偽ったり入れ替わったりし易くて面白いんですよね(入れ替わりで有名なのは"とりかへばや物語"の男女の双子かな)。この物語では貴族のお姫様が男の童のに変装をして宮中に乗り込みます。その行動の理由は帝に逢いたいが為…と。初っ端の2人が出逢う場所には唖然としましたが、現実的に考えると帝と一介の姫君が道端とかで逢えないですもんね(笑)。
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舞台は平安時代、身分違いの恋を描いたドタバタラブストーリー。とにかく主人公が元気。
他の時代物と違って枠にはまらない形式だからこそ、面白いのかもしれません。
東宮が病に臥し、三途の川を渡ろうかという所で黄泉路の案内人沙桐にであう。まだ死期がきていないから現世に帰れといわれるがこのまま死なせてくれと東宮は言うに沙桐は強烈ビンタ。
沙桐は恋に負けて自害してしまい300年も黄泉路の案内人としての罰をうけている女性。未だ閻魔大王の言う「反省」の意味がわからず案内人を続けているが、彼と出会った事で救われ、そしてお互い恋にも落ちる。しかし死んだ人間と、まだ生きられる人間。彼は生きる事を決意し、彼女は天へ昇る事を決めて別れようとする。そこで来世では必ず結ばれようと近い、それぞれの道へ。
沙桐は昇天するものだとばかり思っていた、ところが気がつくと自害したその日に戻っている。黄泉路で恋した東宮は300年後の人間、せっかく閻魔様に生き返らせてもらったが300年後に生まれてくる人間を思ってこれから生きろと!?絶望に打ちひしがれる沙桐のもとへ、ある物が届く…。
↑1巻の前半の、おおまかなあらすじです。こんな感じで。
沙桐が主人公で、東宮との身分違いの恋愛物語。彼女は姫は姫だけれど階級が下のほうである身分。東宮は国のいわばトップ。二人を結びつけるには……。本人たちはもとより周りの人間達の策略、陰謀がぐるぐる渦巻く平安絵巻。
姫はいつでもどこでも誰にでもビンタを繰り出す女性ですが、決してバイオレンスな方ではありません。
Posted by ブクログ
文庫版で発売されたので即買いしました。以前よりはサイズが小さくなった分、棚に入れ易くなったかと…。ただ、残念なのは以前には収録されていたあとがきや、カバー裏のお楽しみ?が文庫版には収録されていないこと。でも、本編が終わってからは、もう新しい絵は見れないと思っていただけに表紙だけでも新作の絵が見れたのはよかったです。平安時代のお話が好きな方だったらきっと気に入るかと思います。
匿名
昔大好きなマンガでした!
もう何十年も前、大好きで一生懸命読んでいた漫画でした。
書籍のほうはしまいこんでいますか、電子版を購入することで、また気軽に読み返すことができとても嬉しいです。
昔も少し気になりましたが、1巻はさぎりちゃんの絵が安定しない感じでけっこう変わるのがやっぱり気になりました。
あと、電子版だと手書きの小さいセリフや、注釈が拡大しても不鮮明になってしまい読めないのが残念でした。
色々気になるところもありますが、今読んでもやっぱり大好きなお話です。
Posted by ブクログ
同時代の別々のお話をまとめた短編集なのかな?と思ったら、同じお話だったんですね~。
イケメンがたくさん出てきます。
おてんば姫は好きなので読みやすかったです。
Posted by ブクログ
時は平安。黄泉の国で愛を誓った東宮様と下級貴族の娘が現世で結ばれるべく奮闘する純愛物語。Wingsに連載されていた作品なので、女性向なエピソードが多少あります。嫌いな方はご注意。[全12巻]
Posted by ブクログ
下級貴族の姫君と東宮の恋物語。
自殺した大罪により黄泉の案内人の役につくこと300年。最後に案内したのは生きる気力をなくした東宮だった。
……こう書くと暗いな。
ノリは軽くて読みやすい。
毎月2巻ずつ発行で全8巻。
現在は4巻まで発売中。
まだ2巻までしかもってないよ…。