あらすじ
入内を前に、またもやトラブル発生!?庚申の宴で内裏中が沸き返る中、東宮御所で禍々しい脅迫状が発見された。そこには、陽朔の退位のほかにもうひとつ、神をも恐れぬ要求が認められていた……!!序章「庚申の夜篇」から続く新章「陽に群雲 花には嵐」、波瀾の幕開け!!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
5巻。
前巻で左大臣家の琴姫との事は片付き沙桐の入内の日も決まりましたが、お次はもう一人のライバル・右大臣家の綾姫が出てきます。…の前に、宴が入るのですが弾正尹宮の舞台がめっちゃ良かったですね~。お転婆で型破りな姫しか出てこないこの作品で、一番清楚で美しいのが弾正尹宮という所が好きです(笑)。父帝とか大后の宮とかも本格的に登場しますが、家族皆が仲が良いのにもほっこりします(普通に考えると、陽朔と常盤や中務卿宮は政敵に成り得るもんね)。脅迫文の2枚目で全員が「宮」を一瞬も疑わずに苦笑した図がとても好きです。