舞台は平安時代、身分違いの恋を描いたドタバタラブストーリー。とにかく主人公が元気。
他の時代物と違って枠にはまらない形式だからこそ、面白いのかもしれません。
東宮が病に臥し、三途の川を渡ろうかという所で黄泉路の案内人沙桐にであう。まだ死期がきていないから現世に帰れといわれるがこのまま死なせてく
...続きを読むれと東宮は言うに沙桐は強烈ビンタ。
沙桐は恋に負けて自害してしまい300年も黄泉路の案内人としての罰をうけている女性。未だ閻魔大王の言う「反省」の意味がわからず案内人を続けているが、彼と出会った事で救われ、そしてお互い恋にも落ちる。しかし死んだ人間と、まだ生きられる人間。彼は生きる事を決意し、彼女は天へ昇る事を決めて別れようとする。そこで来世では必ず結ばれようと近い、それぞれの道へ。
沙桐は昇天するものだとばかり思っていた、ところが気がつくと自害したその日に戻っている。黄泉路で恋した東宮は300年後の人間、せっかく閻魔様に生き返らせてもらったが300年後に生まれてくる人間を思ってこれから生きろと!?絶望に打ちひしがれる沙桐のもとへ、ある物が届く…。
↑1巻の前半の、おおまかなあらすじです。こんな感じで。
沙桐が主人公で、東宮との身分違いの恋愛物語。彼女は姫は姫だけれど階級が下のほうである身分。東宮は国のいわばトップ。二人を結びつけるには……。本人たちはもとより周りの人間達の策略、陰謀がぐるぐる渦巻く平安絵巻。
姫はいつでもどこでも誰にでもビンタを繰り出す女性ですが、決してバイオレンスな方ではありません。