鍋島テツヒロのレビュー一覧
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第3巻を読破。
前回で無事新たな土地へ行けることになったクースラたち。
そのための引っ越し作業で忙しい錬金術師たちの工房では、クースラとフェネシスがまたしてもひと悶着起こしていて。
財産隠しに怒っているフェネシスは、本当に修道女さまなんだなあ、と思ったり。
私だったら喜んでクースラのお手伝いしてるだろうなあ。
それが人間の心理だと思うし。
払うべきものは払うべきだとは思っているけどね。
出来る限り節約したいじゃん? と。
笑
怒っているフェネシスの失敗で、水銀が爆発。
フェネシスをかばったクースラが火傷を負ってしまって。
水銀って粘り気ありそうだからやばそうだ……。
フェネシスはクースラを心の底から嫌っているわけでもなくて。
むしろその逆だから怒ってるのかなあ。
好きな人が嬉々として、後ろめたさもなく悪事(フェネシス視点)を行っているのは、うん。
嫌だよねえ。
なんだかんだ言いつつも、フェネシスを庇ったり守ったり、彼女の心が離れていったら困ると思っているクースラ。
くっそ、爆発しろ!
あ、爆発していた(水銀が)
そんな中、ウェランドが手を出した娘さんが、ウェランドと離れたくないために手を尽くして。
そういえばウェランド、第1巻でも人殺っちゃっていたけれど、それは修道女に対してひどいことをしていた相手だったよなあ、と思い出しました。
錬金術師って本当によくわからん。
いいやつなのか、ばかなやつなのか。
まあ“マグダラ”に一直線ってところはばかなやつ、だろうなあ。
クースラたちは“マグダラ”に向かってなんでもする、とまではまだいってないからな。
私もフェネシスも「こいつら、実はいい奴なんじゃ……」って思ってしまいますね。
それにしても今回はフェネシスがすっごくがんばっています。
旅の支度ではめちゃくちゃ役に立って。
でも新しく入った鍛冶屋組合の組合長だったイリーネさんの存在に戦々恐々したり。
前回で散々振り回された組が今回はクースラに一矢報いています。
そこんとこは読んでいてニヤニヤしてしまいました。
一筋縄じゃいかない錬金術師相手にぎゃふんと言わせようとがんばってる二人。
ってところを考えるとニヤッとしてしまいますね。
自分の“マグダラ”のために、自分のやり方などを変えることは、敵国が改宗すると同じくらい「あり得ないこと」と言っていたクースラ。
その「あり得ないこと」が起こったり、これからの彼もどうなることやら。
第4巻も楽しみですね。 -
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犬とハサミは使いようの第6巻
感想を一言で言えば「いよいよラブコメ?」
今回は第5巻で登場した姫萩紅葉と和人くんのお話です。
今まで和人と意思疎通ができるのは、人間では夏野さんと編集の柊鈴菜さんのお二方だけでしたが、ついに三人目の意思疎通出来る人物として姫萩紅葉さんが登場しました。
今回は夏野さんはほとんど出て来ませんし、その他の変態たちもほとんど出てこないので、比較的平和のうちに物語が進んでいきます。
作家と読者の関係といういつものテーマではなく、読者と本の関係といういつもとは少し違う視点。
どこにでもある絵本が、それを読む子どもたちにとっては唯一無二の本であること。そしてそれは大人と書籍の関係においても変わりません。
ある本は人が興味をいだいた時から、その人にとって特別な本になる。本当にそう思います。
書店で興味を持って手に取る。そして中身をパラパラと確認してレジに持っていく。この行為の一つ一つが「私の本」を作り上げるための儀式の一部です。そして最後に買った本と向かい合い読むことでただひとつの私の本になっていく。そのことに改めて思いを馳せました。
そして更伊先生をはじめ作家の皆さんにこのような読者の心理を認識してもらえているということは、とても嬉しいことです。
犬ハサシリーズはいつも一読者としてとても面映くなるところがありますが、今回も読者が作家に愛されていることがわかる内容で嬉し恥ずかしですね。
次巻は、姫萩さんと夏野さんが和人くんをめぐって対決するようです。
夏野さんは和人くんに対する態度が本当にヒドイ(笑)のであまり単独ではラブな部分を表してくれませんでしたが、今後ライバルとして現れた紅葉さんとのやり取りの中でどんな展開を見せてくれるのか。和人くんの苗字はどうなるのか(笑)次巻のサイン会編が楽しみです。 -
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第2巻を読破。
前回のラストで順風満帆かと思われたクースラたち錬金術師ですが、世間はそう甘くなかった、と。
戦場の最前線だった町が、しばらくすると最前線ではなくなるかもしれない――という噂が届いて。
彼らが住む町が最前線でなくなると、クースラたちの研究もろくに出来ないわけで。
なので、クースラたちも新たな町へ入植するため、いろいろ試行錯誤するのです。
前任の錬金術師がかなりすご腕だったらしく、鉄の精錬もなかなかうまくいかなくて。
で、やっと見つけた“可能性”は伝説の金属・ダマスカス鋼を精錬する、というもの。
聖歌隊から引き取られたフェネシスも、すっかり錬金術師の見習いっぽくなってますねww
相変わらずクースラにからかわれているけれど。
笑
でもなんかクースラの気持ちもわかるなあ、とか思ったり。
なんだかからかいたくなるよねww
真面目で素直だからなあ。
今回、クースラがちょっとうたた寝するシーンがありましたね。
ふむ、ということは別に眠らなくはない、ということか。
プロローグの灯りのやつ。
あれちょっと実物がほしいと思ってしまいました。
それくらい描写がすてきでした(*´▽`)
クースラとフェネシスのやり取りもすてき。
師匠と弟子というか、保護者と被保護者というか、恋人未満って感じもいいな、と。
ラスト方面では思わずニマニマ(・∀・)ニヤニヤしてしまいました。
さて、新しく鍛冶屋組合の組合長さんも仲間(?)になったことで、クースラたちは新しい町へ行けるのか。
第3巻の発売が楽しみですね。 -
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第1巻を読破。
この方の前シリーズ「狼と香辛料」は読んだことはなくて。
今回は新作ということで手に取り、冒頭数ページとあらすじを読んで買ってみました。
イラストも私好みでしたし。
で、おもしろかったですー(*´▽`)
途中までは「おいおい、なんだこのイカレた連中」とか思っていたのですが、読み進めていくうちに夢中になってしまいました。
〈眠らない錬金術師〉と呼ばれるクースラと、真っ白い修道女フェネシス。
利用しようとする者と監視する者。
最初は錬金術師に対して偏見と恐怖心を持っていたフェネシスだけれど、なぜか冶金の手伝いをさせられるようになって。
というか、本当によくだまされる女の子だww
そしてウェランドの術中にハマっていきそうで、クースラもさぞかしおもしろくないだろうなあ。
なんかそういう子どもっぽいところとか、ついほだされそうになりますね。
けれど彼ら錬金術師の素行がね(;^-^)
毒殺やら暗殺やら不穏すぎる。
苦笑
実際に殺っちゃったのかは不明ですけれど。
恋人だったはずの女性を目の前で殺されたクースラ。
けれど彼は恋人を失って悲しいと思うよりも、解体されていくかつての人であったモノを見て、鉄の精錬方法を考えていて。
自分の目的(夢、もしくはマグダラ)のためには、神への冒涜もモラルもひょいっと飛び越えてしまう人間。
それが錬金術師。
読んでいて、そして読み終わったあとこう思いました。
「こいつら、本当にばかだなあ……」と。
決して馬鹿にしているわけではなくて。
うらやましいとか、そういうプラスな意味。
ああ、うん、これだな。
頭のいいバカ。
そんな感じです。
素行不良はちと困るけれど、正直うらやましいと思ったりもしました。
笑
そういえば、クースラは〈眠らない錬金術師〉と言われているけれど、本当なのかしらん?
確かに寝ているシーンとか、睡魔に襲われているシーンはなかったけれども。
ただの二つ名なんだろうでしょうけれど。
苦笑
さて、おもしろかったので第2巻も買おうと思います。
次はどんな事件が起きるのか楽しみです。 -
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ネタバレ本の虫というか読書狂というか活字中毒というか,
そんな彼がまずいコーヒーを出す喫茶店でいつものように読書をしていると
猟銃を持った強盗が登場.
なんだかんだで銃弾命中→心停止.
「読まずに死ねるか!」
というアレで奇跡の復活を遂げるが何故かダックスフントの姿に.
犬になった少年の声が届くのはハサミで武装した黒い女.
面白かったよ!
でもアレだ,この主人公の死→根性で復活→だけど動物
っていう一連の流れがどこかで読んだことあると思ったけど
阿智太郎の「九官鳥刑事」だな.
というか「九官鳥刑事」を知ってる人はどれくらいいるんだろう.
まぁいいや!
ハサミ女の夏野霧姫ちゃんが可愛いなぁ.ドSだけど.
面白かったよ! -
Posted by ブクログ
いきなり口絵で吹くwww
そんな爆笑不条理コメディ第3弾。
ドS作家・夏野霧姫の日常に突如現れるストーカーの存在、そして家に侵入され1冊の本が置かれていた――
途中出てくる大御所作家が酷いってレベルじゃないwww詳しく言うとネタバレになるけど、濃いメンツの多い犬ハサの中でもキャラ立ちという観点で見ればブッチギリNO.1。凄いです。
今回もドM編集やアフロといった面々は健在。アフロがさり気なくでてるのがいいw
そして謎のバトルは今回もあり。今回の敵は凄いの仕込んでます。
もう何でもアリっていう次元飛び越えちゃったかな?
ドSの夏野を筆頭にネジがぶっ飛んだ面々と犬の掛け合いは最高。
どんどん面白くなってる犬ハサ。次も期待。 -
匿名
ネタバレ 購入済みライトSF
アニメ化もしたし、前に読んだ作者さんの作品も割と面白かったので読んでみた。
正直、SFは手をつけ難いと思ったけど、割と読みやすかった。
SFと言うとかしこまってとらえてたけど、本格的なものではなかった。
これなら今後も読めそうかな……