あらすじ
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片田舎の村で細々と剣術道場を営む男、ベリル・ガーデナント。いつか夢見た剣士としての栄光はどこへやら。「しがないおっさん」を自称しながら過ごす今日この頃。“このまま静かに年を重ねていくのだろうか”そうぼんやり考えていたある日のこと、若くして王国騎士団長に昇り詰めたかつての教え子、アリューシアが訪れる。「先生を騎士団付きの特別指南役として推薦しました」「……ナンダッテ？」困惑したまま王都へ出立したベリルはさらに、最高位冒険者やエース魔術師など、大成した弟子と次々再会し、彼女たちから教えを請われてしまって!? 「絶対俺もう必要ないでしょ……」と、卑下するのはベリル本人ばかり。長年培われた剣術はもはや並ぶ者なく、彼の活躍は“片田舎の剣聖”と都で評判になっていき――「その称号、かっこ悪くない!?」最強の弟子たちの“師匠”が遂に報われる、おっさん成り上がりファンタジー！
感情タグBEST3
おっさん、弟子の為に頑張る
片田舎で剣術の道場主だったベリル=ガーデナントが広く知られていくお話。彼は実際に優れた剣術を持ちながらも自意識が低くその力を認めようとしません。その彼を表舞台に引き出すべく元弟子のアリューシアが彼を特別剣術指南役に推挙し、様々なトラブルに遭いながらその剣術が認められていきます。ベリルについては漫画版と違い自意識が引きすぎるという感想もありますが、自分はそこまで低いとは感じませんでしたね(漫画版1～2巻も読了)。
おもしろい
「なんだこのおっさん」から「このおっさんすげー！」ってなる過程が気持ちいい。おっさんの心の声がなかなかおもしろい。ストーリーの展開がけっこう強引だけど、職業に囚われないでおっさんを活躍させるのは良きです。もっと活躍して欲しい。
面白かった
主人公の人の良さ、最強ではないけど、ほどほどの剣技と視力と頭の回転の速さで立ち回る姿は格好良い。
本人は謙遜しているけれど藁を一太刀できるとかかなりの腕前ですよね？
周りの評価でどこまで突き進んでいくのか楽しみです。
読みやすく面白い
一人称で、話がサクサク進み読みやすく面白かった。
おっさんの無自覚な強さが痛快で、それも良かった。
謙虚すぎるけど
アニメ化されてたので試しに読んでみた
自分自身がおっさんだからかベリルに共感。まあ自分とは正反対。努力、謙虚。こういうのは自分には無いが。だからこそ、ベリルの生き方に憧れで惹きつけられる。おっさんが努力する物語は本当に好きだな。”俺はパリィ”もこの系統か。
Posted by ブクログ
著者初読。KU。片田舎の剣術道場主のおっさんことベリル（45）がかつての弟子たちによって引き立てられていく物語、いわゆる無自覚物で私の大好きなやつw。早速王国騎士団長のアリューシアから特別指南役に推薦され王都へ行く場面からスタート。騎士団のクルニ、最強冒険者のスレナ、魔法剣士のフィッセルなどの元弟子たちに加え、魔法師団長ルーシーや、騎士団副団長ヘンブリッツなど個性豊かな登場人物たち。魔獣との戦闘シーンなどもあったが全体を通して若干控えめな印象だったけど、好きな世界観だから今後も追いかけたいと思うシリーズ。
匿名
タイトル通り
タイトル通りの作品でした。
田舎で剣術師範をやって居たけど、騎士団長になった弟子に連れ出され、騎士団の剣術指南役に…
面白いけど、個人的にはもう少し周囲の視点も入れて欲しかった。
面白いんだけど
男子目線の絵だなぁ。主人公の会話が気になるなぁ。と思いつつ、ストーリーは面白いよね。って感じで読み始めました。コミックよりはずっと面白いと思います。今後に期待しています。
シリーズ作品レビュー
