安達誠司のレビュー一覧

  • 円の足枷 日本経済「完全復活」への道筋

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      安達の最も新しい著作である。安達の論には、常に豊富データによって、「レジームの転換」歴史的に何時起きたのかという視覚がある。デフレの克服とデフレの解消という二つの類似はするが、前者は中央政府と中央銀行の自覚的政策であり、解消は中央がその自覚無く、雪崩式に解消されていったという不作為の「政策」による大きな違いがある。デフレの解消には、円安ということによって、達成されるという認識が、安達にはあるのであろう。そして、無自覚な政策が、デフレ解消に向かうのにどのように作用していくかを見極める手立てとして豊富なデータが使われ「説得」することに使われる。その手際は、リフレ政策提唱者としても「異色」である

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    2009年10月04日
  • 消費税10%後の日本経済

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    グラフを読む能力のない私には、なかなか難しい本でした。しかし、7割くらいは理解できたかな。

    追伸
    日銀審議委員になられるようで、反緊縮改革がどうかどうかすすみますように。

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    2020年01月29日
  • 円高の正体

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    円高は悪で、円安は善ということが知れた(日本経済にとって)。
    後半は難解で流し読みをしてしまった。
    オイオイ経済学部なのに苦笑

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    2019年04月26日
  • 世界が日本経済をうらやむ日

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    アベノミクスは成功だったのか。

    最後の章の以下の4つが今後重要なのは、2019年になった今でも変わらないように思う。

    「規制緩和」「女性の社会進出」「TPPの推進」「大幅な法人税減税の実施」

    でも、その流れにはなりつつも、スピードが遅いかも、というのがあるよなぁ。世界が日本経済をうらやむ日は遠のいているような感覚。

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    2019年04月04日
  • 円高の正体

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    エコノミストによる円高論。日銀が量的緩和(28.8兆円)すれば円高は止まりデフレを脱却できると主張しているが、本書を読んだだけでは本当にそのような展開が可能なのかどうかは疑問。量的緩和をしても金融機関は、それを積極的に投資するとも思えないのだが。前半の基本的説明が冗長すぎる。
    「(外為市場では)実需は1~2割りにすぎず、残りの8~9割が投機」p28
    「神の見えざる手。アダムスミス」p29
    「1992年9月 ポンド危機」
    「(「デフレの正体」について)デフレは、生産年齢人口の減少によって引き起こされている、という説は誤り(他にも生産年齢人口が減少している国があるが、デフレになっていないデータ

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    2018年11月12日
  • ザ・トランポノミクス 日本はアメリカ復活の波に乗れるか

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    安達さんの著作を読むのは今回が初めてで、
    これ如何に?!と読み出したら、これかなりの良書。

    読み出した現在(2017年2月)から
    後知恵で過去事象をふり返っても、

    2016年12月で執筆された安達さんの考察と記述は
    事実として浮上したことも多々あるし、
    現時点でまだ不透明な事象に対しても 「そういうオプションもありか!」とロジカルな選択肢を提示してくれている。

    特に注目したのは、
    「労働参加率」のくだり!
    なるほどーーーーと 膝を打った。

    主要KPIとして 「失業率」だけでなく、
    労働参加率を掲げていると。

    打ちのめされて意欲を喪失し、シーンから消え去ったかつての労働者を
    再び 労

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    2017年02月27日
  • 世界が日本経済をうらやむ日

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    非常に分かりやすいし、データのまとめた方、そのデータを使った主張とも納得がいく。大学の教授の本だから当たり前か。。。しかしながら、同じデータを他の本では違う取り方をしており、主張をどこまで信じて良いかはわからない。多分、2年後くらいにアベノミクスの結果がわかった時にこの本の評価も決まるのだろう。

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    2015年04月01日
  • 円高の正体

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    円レートと名目GDPの連動表が非常にわかりやすい。いかに日本が円高に弱いかを如実に表すものであり説得力がある。名目GDPに着目している点がポイント。ただ、速水総裁への論駁は良いとしても、藻谷氏へのそれは、引き合いに出している国がグルジア、モルドバ、ブルガリアなど小国ばかり。日本と比較するに相応しい国とは到底思えない。反論の根拠も希薄で曖昧であった。また、日本人の多くが円高好きで円安を忌避しているかのように書いているのも肯定できない。そもそも根本的に立脚点がおかしいのでは、とも感じた。終章では、円高デフレ対策としてマネタリーベースの供給をあげているが、もう少し掘り下げた議論が欲しかった。

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    2012年08月17日
  • 円高の正体

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    【円の供給量が少ない?】
    著者の考えでは、円高の原因は「円の供給量が少ない」ということです。

    市場原理からすると数が少ないものは価値が高くなるということは言えますが、数が少なくても人気がなければ価値は高まりません。
    円は人気があるということになるのでしょうか。では、なぜ人気があるのでしょう。デフレだから?

    人気商品ならそれでいいのではないかと考えますが、お金は商品の間で動く仲介役、相手先の通貨を円に交換するときは、円が安い方がたくさん儲かります。

    しかし、供給量を増やす場合、実際どのような方法がとられるのでしょうか。みんなに配り歩く?税金を使わず公共事業をする?利息を高くする?どうするの

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    2012年06月30日
  • 円高の正体

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    ネタバレ

    一時期に比べれば少し円高が解消されたのかと思うがまだまだ80円台の円高。前半は円高・円安・為替の基本的なレクチャー、少し眠くなる。著者の考えは後半、「日銀がマネタリーベースで今よりさらに28.8兆円の量的緩和を実施すれば、円高は止まる。もっと円を市場に供給せよ。」という事。日銀総裁の白川さんにマネタリーベースの供給は十分と言わず、量的緩和をさらい進めよというメッセージ。

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    2012年04月21日
  • 円高の正体

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    ネタバレ

    為替について・・・
    良い円高なんて無ぇんだよ!
    ってぇ本・・・

    1章から3章は為替についての極基本的な知識がある人はすっ飛ばしてもイイですね・・・
    4章からがこの本の言いたいことのよう・・・
    ソロスチャートってぇ、恥ずかしながら初めて知りました・・・
    というかこの本はリフレ派の方の本だよね?

    為替は長期的には購買力平価で話が出来る・・・
    ので物価上昇率が高い国の通貨は安くなり・・・
    低い国の通貨は高くなる・・・
    はい・・・
    これはまぁイイとして・・・
    短中期的には・・・
    ソロスチャート・・・
    ここから読み取れるのは・・・
    各国の中央銀行の金融政策の積極性の違い

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    2012年04月10日
  • 円高の正体

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    為替で円安・円高になる仕組みが分かりやすく説明されている。読みやすい本なので初心者向け。ただ、内容をあまり信じない方がよいかもしれない。掲載されている図がいくつかあるのだが、全くまでも言わないが、相関関係がない。その分著者の説得力がない。

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    2012年04月05日
  • 円高の正体

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    昔から経済が苦手だ。


    というより、大局的に物事を捉えることが全般的に苦手だ。私は根っからのオタク気質なのだろう。私を含め、世の中には細かいことにこだわりすぎて大局を見誤る人が少なくない。

    緻密性と大局観は、一見相反する能力のようで実は相互補完的で密接不可分。どちらか一方を鍛えられるものでもない。重要なのはそのバランス感覚。私の場合は緻密性に振れることが多いので、意識して大局観を養わなくてはなぁ~と思う。


    人から勧められて読んだ本だったが、読後はそんなことを考えさせられた一冊。

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    2012年03月16日
  • 円高の正体

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    いわゆる「リフレ」派の人が、
    今の円高状況について、為替に詳しくない人にも分かるように説明した、入門書。
    そういう意味で、色々バイアスがかかっています。

    ここ最近の為替を巡る、議論を取り上げながら、メディアや識者といわれる人が発するトンデモ論を丁寧に反論していくので分かりやすく、すらすらと読めます。

    とはいえ、為替の動きの説明としては、大雑把すぎるところもあるので、この点は他の書籍を読む必要があると思います。

    個人的に、ヘェーと思ったのは、ソロスチャートに関する説明ですが、ちょっとこじつけ臭いなあーとも思いました。

    とはいえ、本書の主張には概ね賛成です。私自身は、円高自体を悪とみていま

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    2012年03月11日
  • 円高の正体

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    長く続く円高。これって一体なんで起こってんの?どうなるの?そして、どうすればいいの?等の疑問に対して、端的に見解を述べている一冊。基礎から語っており、非常に分かりやすい。しかしながら、反対意見/別意見への言及が物足りず、どこか独りよがりな議論感が拭いきれない。

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    2012年03月03日
  • 円高の正体

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    前半、鼻提灯できそうなくらい退屈だった。
    後半、修正マネタリーベース(修正ソロスチャート)当たりから面白くなったと思ったところで終わった。
    (議論を始めると、相手の意見も聞かずに強引に話を終わらせようとする人がいるけど、なんかそんな感じ・・・。)

    平易に、シンプルにしすぎて、根拠があまりに曖昧なところが心配になった。
    相関関係のあるチャートだけ見せて因果関係があると断じるのは危険なのでは?
    コラムの内容も支離滅裂で・・・怖いよー・・・。

    勝間和代の『まじめの罠』もそうだったけど「やっつけ仕事」感がすごい!光文社新書クオリティー!

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    2012年03月01日
  • 円高の正体

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    為替に関することをわかりやすく書いてくれている。円高・円安といった為替変動が何故起こるか?ということはこの本で理解できるだろう。

    ちょっと気になったのは本書に出てくるグラフ。棒グラフと折れ線グラフを重ねているグラフで、動きが同じであることを強調するために縮尺(?)を合わせているような。増減率が同じだから間違ったグラフではないけど、読んでいる人に対して自分の説の正しさをより強く印象付けるためにやっているんじゃ?と勘繰ってしまう。

    概ね納得できるんだけど、何故か腑に落ちない感じ。

    因みに最初に出てくる金額の意味は、本文を読まずとも額面を見たらおおよそ想像できる内容。

    著者はリフレ論者なのか

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    2012年02月10日