山口二郎のレビュー一覧

  • 「改憲」の論点

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    全部理解するのは難しかったが読める範囲でさっと。骨抜きの議論(要するに呪いの言葉とかご飯論法的な手法)に気づいて乗っからないことがまず大事なのだとはよくわかった

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    2019年09月06日
  • 若者のための政治マニュアル

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    あくまで本を読んだ感想なので、著者の主張とはずれるとは思いますが、印象に残った点が2つあります。

    1つは、守るべきルール(行使できる権利や良心的な義務)と、守らなくても良いルール(ステレオタイプなど)を見極めることが大切だということ。

    2つ目は、メディアリテラシーを身につけ、マスメディアに対してより積極的に声を上げていくことが視聴者として重要であるということ。

    筆者は、特に政治家とマスメディア、そして受け手の視聴者としての私たちのあるべき姿を強調しているように感じました。

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    2016年06月18日
  • 政権交代とは何だったのか

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    著者は政権交代推進の立場のようで、民主党にはややひいき目の姿勢も感じられるが、3年間を振り返って評価する観点からは論点がわかりやすくまとめられている。

    自民党政治では、公共事業補助金、護送船団方式による業界保護が中心で、行政指導や補助金の箇所づけといった裁量的政策が最もよく発揮された。競争力の弱いセクターで雇用が確保されることによって、貧困、失業のリスクから守られたり、「国土の均衡ある発展」のスローガンによって、空間的・地理的な平等が進められた一方、ルールのない裁量的政策は政策の形成と実施の過程が不透明で、無駄や腐敗、既得権を生み出す弊害があった。政策形成過程は会員制クラブのようなもので、自民党を支える支持団体が会員となり、政官財の鉄の三角形を形成していた。補助金、減税、保護規制などの政策介入によって対象者にもたらされる超過利得、レントシーキングが横行した。

    橋本行革において、総合調整を行うための内閣府の設置、政策形成の司令塔としての経済財政諮問会議、規制改革会議、科学技術会議などの政策審議機関が設置され、内閣機能が強化された。小渕政権では、各省を指揮する政治家の役職として、副大臣、大臣政務官が置かれ、数も全体で70名程度に増えた。国会では官僚が答弁する制度が廃止され、与野党の党首が対面方式で議論する党首討論も取り入れられた。小泉政権では、これらの制度改革が定着し、特に経済財政諮問会議を活用し、経済界の首脳と学者が参加して打ち出された方針が予算編成や民営化の基本的枠組みとなった。

    2006年に民主党代表に小沢が就任すると、「国民の生活が第一」という社会民主主義的な政策を前面に掲げ、2000年代の新自由主義的構造改革の否定と政府機能の拡大という政策が込められた。

    本書の37ページでは、裁量的政策かルール志向的政策か、リスクの社会化か個人化か(平等か自由か)の2つの軸で政策を分類している。戦後の自民党政治はリスクの社会化と裁量的政策、小泉政権ではリスクの個人化が進められた。民主党は、リスクの社会化に戻して、裁量的政策からルール志向的政策に変えることを目指したと著者は考えている。すなわち、官僚のさじ加減や政治の力によって地域や弱者を支援するのではなく、制度的な再分配を目指した。

    政権交代によって鳩山政権が実現すると、母子加算の復活、子ども手当や高校無償化といった生活第一の政策が実施された。事業仕分けは、俎上に載せる事業の選定を財務省に依存していたため、財務省が予算を付けたことを後悔した事業を廃止に追い込むために利用された面があった。沖縄基地問題では、党内に幅広い意見が混在しており、党としてまとまった独自の解決策を共有していたわけではなかった。外務・防衛官僚は従来の日米関係を維持しようとしてアメリカ側への助言をするなど、抵抗と背信の対応をしたことがウィキリークスが暴露した情報によって明らかになっている。わざわざ最も難しい問題を最初に選んで時間を費やし、鳩山自らが結論を出す期限を設定して自縄自縛に陥るという状況と作り出した。

    菅政権は、参院選の敗北、党内対立、ねじれ国会、中国漁船の領海侵犯といった状況の中で、「国民の生活が第一」から経済成長の再現に修正して法人税減税とTPPへの参加というマニフェストにない政策を打ち出し、党内からの批判を招いた。原発事故を受けて脱原発の方向を打ち出したことは政治的リーダーシップを発揮したとも言えるが、政府与党の中でそうしたビジョンが共有されておらず、政策を追求するチームを作り、多くのスタッフの知恵を集めて物事を構築するマネジメントのリーダーシップを持たなかった。

    野田政権では、税・社会保障一体改革の推進と消費税率の引き上げ、普天間基地の名護市辺野古への移設といった、自民党政治の継承の面が見られた。

    民主党は、「自民党ではだめ」という否定系の命題を共有することによって共存しており、政治思想が異なる政治家の集団だったため、政権交代という目標以上を設定しようとすれば、党の結束は乱れた。小沢が掲げた生活第一というスローガンは党内の議論の蓄積ではなく、小沢にとっての権力闘争の道具として使われた。一方の小沢に対抗する菅や前原等のグループは、自民党政権と変わらない政策を主張していた。

    政治も国という組織を運営することに他ならない。政策を実現するためには、それを実行するための十分な体制が必要だし、大きな改革を実行するには時間をかけて少しずつ行うことが必要だろう。こうした基本的な教訓を国という大きな舞台で得なければならなかったことは、国民にとって不幸でしかない。現在の一強多弱と評されている状況や、自民党に対抗できる巨大野党を目指す動きを見ると、再度同じ失敗を繰り返すのは容易に予想できる。政治理念や政策でまとまり、民意を反映した政権による実行力のある政治を実現するには、政党政治のあり方、政党交付金、党議拘束、選挙制度といった根本的な問題に手を付ける必要があるように思えてならない。

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    2018年10月31日
  • 政治のしくみがわかる本

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    簡単な言葉で、すごく本質的な「政治の意味とカタチ」を紹介します。強権的な政治が進んでいく70年目の夏、考えさせられる点も多かったです。
    それにしても昔から、岩波ジュニア新書ってすごいかもと思うことがあります。これもその一つ。

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    2015年08月31日
  • 政治のしくみがわかる本

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    たびたび選挙がありますが、
    そういうときに、そもそも政治っていま、どうなっているのか、
    政治の何がアツい話題なのかがわからなかったりします。
    若い人はとくにそうだろうと思います。
    僕くらいの30代の人にしてみれば、
    なんとなく、起こっていることはわかるのだけれど、
    善し悪しの区別がよくわからなくなったりします。
    ちょっと考えるとよさそうなのですが、
    深く考える、あるいは長期的な視点で考えるとよくなさげ、
    でも、僕とは違った境遇の人にとってはよいことだ、
    そんな葛藤が生まれたりしながら、やっぱり
    よくわからないな、という結論に落ちついたりします。
    さらに、選挙の候補者や政党のマニフェストを読んでも、
    たとえば10個の争点があるとしても、
    4つ同意できる候補者や政党が最高値で、
    7個も8個も一致する候補者などはいない
    ということになることもまれではないですね。
    ベターなのを選ばなければいけないという難しさ、
    支持したくない意見にも目をつむらなければならない
    気持ち悪さがあります。

    本書は、そんな政治についての話にも答えてくれます。
    そして、政治ってそもそもなんだろう?
    という観点から話を始めていきます。
    順を追って、議会制民主主義や議院内閣制についても
    説明があります。
    岩波ジュニア新書ですし、まだ選挙権をもたない
    10代のひとたちを読者に想定して書かれていますが、
    大人も十分に勉強になります。
    というか、ある程度政治というものを考えてきたからこそ、
    この本から得られる政治の基礎知識によって、
    飛躍的に自身の政治知識が高まる人もいると思います。
    なにかで読みましたが、基礎を最初からやるよりも、
    ある程度、実践したり応用や複雑なぶぶんを見知ったあとのほうが、
    基礎学習は役に立つそうです。
    したがって、万人におすすめできる本ということになります。

    序盤で、これは!と目に飛び込んできた文章が以下のものです。

    _____

    純粋な理想主義者ほど、
    同じ理想を共有しない者に対しては
    残酷になるという傾向があります。
    理想主義者は、理想に逆らう者を排除することを
    むしろ正義と考えています。
    そこに、理想主義の落とし穴があるのです。
    _____

    行きすぎた脱原発論者にもいえることだなぁと思いました。

    アメリカで黒人の差別がなくなっていく歴史、
    どういう運動が世論を変えていったかを学ぶことが、
    コリコリの脱原発派の人に必要なんじゃないかな、
    なんて思ったりもして。
    そういう学びと応用ですよね。

    官僚についての考察、
    族議員と呼ばれる人たちのこと、
    などなど、とりあえず知りたいと思うことは
    この一冊で足りるんじゃないだろうか。

    整理された論考なので、
    読むとスッキリするところも多かったです。

    教科書のように難しくない、
    読みものとしての政治を学ぶ本だといえます。

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    2014年12月19日
  • ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件

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    立ち止まって、今の日本の政治状況を再考できる。皮肉なことに、本書だけに影響を受けると、その状況も悪いポピュリズムに陥ることもある。ジャーナリズム(主にテレビと新聞)の劣化が一番、気になる。マクルーハンではないが、「メディアはメッセージ」になっている。メディアは器ではない、メッセージそのものだ。

    自民党政権に戻っても、テレビ、新聞は相変わらずで、原発問題、集団的自衛権など扱いが、偏向している。政治家、官僚、マスコミが変わるように、有権者も変わらなければ。

    ・アメリカの場合、有権者登録の際、党籍も登録する。
    ・マンハイム:イデオロギーの虚偽意識への変化。自由の国アメリカでのマッカーシズムのように。救済の宗教団体が人を奈落に落とすような。
    ・ステレオタイプを共有することで、多数側に帰属し、迫害を逃れる利点もある。排除されるという機能は強いが。
    ・高齢者の家族内介護、夫婦別姓は伝統な問題ではない。きわめて近代的。
    ・中間層=中間組織の復活
    ・マニフェスト選挙:複雑性、曖昧性を受容しない、利便性の高い政治、商品としての政策の単純化。
    ・「リベラルー保守」「従来型ー改革」の2次元座標軸調査の浅はかさ。政策論議を貧困にする。
    ・消費だけではなく、生産、供給(労働?)も大事にする。
    ・ルール指向的に、政策的なサポートを公平に配分していくことに、日本人は慣れていない。口をきくみたいなもの、権威主義的な政治のとらえ方。
    ・民主党の政治主導は、丸山眞男の言う制度信仰。外形的な制度を変えれば中身も変わるという錯覚。
    ・政治的な選択は悪さ加減の選択。
    ・電話世論調査の落とし穴:時間をかけて考えない。質問間の整合性を考えない。
    ・企業収益と勤労者所得の1999年以降の乖離。
    ・みんなの党のいう、国家公務員10万人削減は、事務職員を全員首にしても追いつかない。治安や公衆衛生の職員も減らさざるを得ない。

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    2014年05月21日
  • 若者のための政治マニュアル

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    ・もはや全ての個人の利益になる公共の利益など存在しない。
    ・政治はステレオタイプをうまく利用している
    ・自分が生きやすい世の中にするために政治を利用しましょう

    政治に疎いので、大変勉強になった。 良書だと思います。

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    2013年10月14日
  • 政治のしくみがわかる本

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    今回の参議院選挙に投票する為に勉強しようと思い読んだ。お恥ずかしながら、政治について全然わからないから。
    この本を読んで、ステレオタイプとは、部分的にしか知らないことを理解し解釈するために用いる固定化されたイメージのことだと知った。私は雰囲気の良しあしにとても騙されやすいと自覚している。だからさまざまなイメージや好感度をあげる策にまんまと騙される。きっと私だけじゃなく、世の中そんなものだろうから、体裁に惑わされない目利きをもつには書物を読み、いろんな考えを持つべきだと思った。
    与党は行政府を支配し、政策を実現する立場。対して野党は、政府の誤りを批判する立場だとわかった。今の政治のあり方を否定して、なぜ変えなければならないのか、問題点を国民に訴え、説得するのが野党の仕事。そのうえで、自分たちが政権を取ったらどのような社会を作るか、その構想や展望を示さなければならない。
    国会の仕事は、法律を作ることと、予算を議決すること。そして行政府に対するチェックをすること。
    議員内閣制は、国会、とくに衆議院の多数をとった政党の指導者が、内閣総理大臣という行政府の最高権力者にえらばれるしくみ。
    内閣とは、三権のうち行政権をもつ機関。行政とは警察による治安維持、教育や福祉などの公共サービス、金融や情報発信などビジネスに対する規制、国土の基盤整備など、生活をとりまく広範囲な政府の活動。
    国会は法律を決めるまでが仕事で、内閣はその法律を適用・実施して行政活動を最終的に指揮・監督する機関。
    行政機関では中央、地方あわせて多くの公務員が働いている。このうちとくに、中央政府の官庁で指導的な地位にある公務員、及び将来指導的地位に昇進することが予想される若手公務員のことを一般には官僚と呼ぶ。現実的な政策立案の作業を官僚が行うのはどの国でも共通した現象。その場合、政治家は基本的な方向を指示し、最終的な調整や決着を行う。
    さまざまな用語についての学習からだ。あぁ授業で習ったっけなあ・・・あの時もっと関心を持てていたならなあと思う。
    自分の権利をしっかりと理解するとともに、他者の権利を尊重することが必要との言葉が印象的だった。これは私の中で、個人主義と集団主義の考えと重なる。これの理解も不十分なままなので、早くクリアしたい。

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    2013年07月21日
  • 政権交代とは何だったのか

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    政治の本は、分かりにくいと感じることが多かったが、ともも読み易い文章で、良く理解できた。
    筋の通ったぶれない政治を強く望む。

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    2012年09月23日
  • 政権交代とは何だったのか

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    野田政権に、国民に選ばれたという正統性はない。あまり背伸びするよりも、3・11以降の眼前の問題について、徹底的に対処療法を重ねるべき。

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    2012年04月29日
  • 政権交代とは何だったのか

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    民主党の学者というイメージが強い、山口二郎教授による今回の政権交代の仮総括。橋下徹大阪市長にバンバン論破されていた山口先生・・・本当に「政権交代とは何だったのか」という思いであったようだ。

    本書は日本の現状の政治について分かりやすくまとめてあり、民主党の失敗を身内から記述している点が興味深い。と、言うより勇気ある著書であると感じた。また、それをふまえた国会の実際の運用については、確かに考えておかなければならない部分である。

    政治学の責任を論じている点からも、より具体的で行動的な学者であるということが分かった。ただ、最終的なまとめとして民主主義の帰結を論じている部分が散漫な感じだった。

    今回の政権交代って本当になんだったの?という答えは見つかりにくい。

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    2012年04月11日
  • 政権交代とは何だったのか

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    民主党の論理的支柱とでもいうべき山口二郎氏の民主党の政権交代からの検証本。予想とはかなり違い、世論の支持を失った民主党ではあるがその原因はどこにあるかを検証している。

    1章で、鳩山、管、野田政権について総括し、2章で議員官僚制ともいうべきシステムの問題点について述べている。3章では、失敗した点について、税制、社会保障、沖縄基地、マニフェストなどの点から論じている。後の章で、政党政治、政治学、民主主義についても検証している。

    読んでみて感想は、政治家も官僚も、国会議員の与党(民主党)も野党(自民党)も、国民も未熟であるということである。もう少し、知恵を回せばと思うのは、過去を振り返るからできる視点なのか?

    このような場合にはスケープゴートをみつけたり、ポピュリズムが台頭しやすいが、原則・基本を押さえ、一喜一憂したくないと思わされた。

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    2013年04月23日
  • 政権交代とは何だったのか

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    【読書その17】政権交代前から、民主党を軸とする政権交代の必要性を説いてきた、北大教授の山口二郎氏の著書。
    政権交代前の「政権交代論」に続き、平成21年9月の歴史的な政権交代後、約2年半が経過した後、改めて交代後の軌跡をたどり、政策形成の在り方、政と官の関係、国会政治の形などを通じ、民主党政権の意義等を検証。
    著者自身の政権交代への想いもあり、熱くなりそうなところ、冷静かつ客観的に分析をしている良著。
    政権交代を振り返ることは、年金分野で昼夜問わず、命を削りながら奮闘していた激動の日々を振り返ること。
    政権交代してもう2年半が経過したのかと非常に考え深い。

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    2012年02月15日
  • 若者のための政治マニュアル

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    担当教官から。
    「若者のための」ってタイトルの割に、特に若者に向けたって感じではなかった。全世代共通で、政治に対して関心が薄い人向けじゃないかな。

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    2012年01月14日
  • 政治のしくみがわかる本

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    議会制民主主義の問題点など現代政治の良い部分も悪い部分も書いてくれている本。しかしこれもある程度の政治知識ないし近代の政治についても知ってる方が深く入れるかもしれない。その場合は池上彰の著書がおすすめかもしれない

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    2011年06月21日
  • 若者のための政治マニュアル

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    ネタバレ

     生きづらさを克服するには、政治を変えるしかない、と主張する若者向けの本。著者のスタンスは左派。内容は自民党(特に小泉政権)の批判が中心。批判の内容そのものはよくあるもので、わかりやすかったが、特に見るべきものは殆どなかった。

     興味深い記述を挙げるとすれば「権利(right)」と「特権(privilege)」の相違について。権利は他者の権利を侵害しない範囲で有効なのに対し、特権は他者の権利を押し退けて行使されるというもの。

     最近蔓延する「権利だけ主張して義務を果たさない人間が増えている」という言説を、クレーマーやモンスターペアレントの身勝手な主張の内容は権利ではなく特権であることや、自分の生きる権利を主張できず過労死や自殺に追い込まれる人が後を絶たないことを根拠として批判している。

     この本を読んで、まず第一に政治においては「声を上げる」ことが必要不可欠であることを痛感した。この本の著者の政治的スタンスは直前に読んだ『奪われる日本』と大きく異なるものの、反小泉という共通点を持っていることには興味深さと一種の救い(?)を感じた。

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    2011年06月06日
  • 若者のための政治マニュアル

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    権利も主張続けないと権利をなくなる。法律は、国民の無関心にならないようになっている。しかし、安保闘争で国民に政治にあまり関心を持たないように教育がされている。
    企業は公共の利益に叶うこととして主張をしているが、国民はその不利益を受けている場合がある。

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    2011年05月29日
  • 若者のための政治マニュアル

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    タイトルに若者のためのマニュアルとある通り、政治のことをあまり知らない人や、これから学ぼうと思っている人にオススメできる本。前半は結構噛み砕いて政治の基礎的なことを書いてあり、読みやすい。自分達の身近なことを例にしているところもある。
    後半はやや読みづらく、またこの本全体に言えることではあるが、特に著者の思想が全面に出ている感はあるので、嫌いな人は嫌がるかもしれない。それでも、ルール9の今を受け容れつつ否定するという章は、いいこと書いてある。現代の理想主義という、救世主を待っている状態は、悪しき状態であろう。
    個人的には当たり前を疑えという所が最も共感した。

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    2011年04月06日
  • ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件

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    【読書】著者は北海道大学の山口二郎氏。著者の本では、他に「政権交代論」を読んだことがある。ポピュリズムという言葉は、小泉政権以降で政治を考える上での重要な視点。ポピュリズムというとしばしば批判的な意味で使われる。それが19世紀のアメリカから出発したことを知る。誕生は、ワシントンやジェファーソンというような指導階級から、庶民出身のジャクソンが大統領になるところから。その成果は大衆民主制の土台を作ったところ。ポピュリズムとの関係で一番考えたのは、現代政治におけるイシューの単純化、二項対立。小泉政権における抵抗勢力の設定、構造改革などの言説。社会の複雑化の中で一定程度簡素化は大事なこと。しかし、単純化しすぎることにより、個別の課題が見えなくり、総論賛成各論反対になる。そんな中、行政で必要なのはいかに制度をわかりやすく説明するか、そして設計するか。前提として行政への信頼が必要。なお、個人的には山口氏のトクビルの説明のわかりやすさに納得。(トクビルの本を読んだ時にこれぐらい解説しないと。。)

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    2011年03月27日
  • ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件

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    この中で、子ども手当をどう評価するのか、ということが述べられている。なるほど、そういう見方もあるなぁ、と啓蒙された。自分もポピュリズムに引っかかりやすい思考パターンを持っているのに気づかされた。

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    2011年03月27日