北村裕花のレビュー一覧

  • ゴリラさんは

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    【ママ評価】★★★★★
    とっても面白かった。
    非常にインパクトのある絵。
    色もハッキリとしていて、ページをめくると絵が目に飛び込んでくるよう。
    字の大きさを変えていたり字のずらして配置していたり、文はシンプルで短いけど工夫されている。
    テンポも良く、ストーリーもわかりやすい。
    そして、文のないページがめちゃくちゃ良かった。
    ゴリラの表情がすごく良くて、子どもと「ゴリラさん何考えてると思う?」とか「ゴリラさん悩んでるねえ」とか話したくなる。
    ストーリーでも、子どもに「どうすると思う?」と聞くなどしてコミュニケーションが取りやすそうな内容。
    かなりオススメな絵本。

    【息子評価】★★★★★
    バナナ

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    2025年11月19日
  • ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

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    ヨーコさんの"言葉”シリーズの中で、本作が一番響いた。佐野洋子さんの考え方、生き方、好きだなぁと改めて思う。

    男女の老後について

    ◯他者との関係をもっと地をさらけ出して恥を捨てて言葉によって持った方が良いと、私は思うのよ。


    真二つの結婚 
    ◯結婚というものに対して、イメージを生きる人と現実を生きる人の2種類がいる

    夫婦というもの
    ◯夫婦はわけがわからんのがいいのである。夫婦に科学は不必要である。世の中に科学が入り込む隙のないものがまだある事は実に頼もしい。

    余命宣告を受けて
    ◯死ぬとわかるのは、自由の獲得と同じだと思う。

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    2025年03月02日
  • こどもかいぎ

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    大人でも誰かとの関係を築く時にやり方次第で良好になったり、こじれたりするものです。特に繰り返し感情的になってしまう場面に関しては、その時を思い起こして、どうしたらいいのかを一度落ち着いて考えて、やり方を変えてみると上手くいくことがあります。

    この絵本は、怒られた時にどうしたらいいか?というテーマで子どもたちが会議を開きます。この場面を見せることで、一度立ち止まって考える機会が必要だということを示し、みんなと意見交換する場面では、人それぞれいろんな対応があり、自分がしている対応がすべてではないということを示唆していると思います。

    最後に『ギュッとする』という新しいアイディアを出す子が出てきま

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    2025年02月06日
  • ゴリラさんは

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    ゴリラさんはバナナが大好きです
    から始まるゴリラさんの優しい姿を描いた素敵な絵本
    他の猿たちの色彩の鮮やかさがとても目を惹き、登場効果音が印象的で2歳の娘が覚えて一緒に言えるくらい何度もリピートしています

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    2024年10月17日
  • こどもかいぎ

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    感想

    子どもたちがみんないっぱい手をあげてはつげんしていたのでわたしもあんなふうにはつげんしたいです。あと、おこられたらぎゅっとするのがとてもいいと思いました。

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    2024年07月07日
  • ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

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    175ページ
    1300円
    5月18日〜5月18日

    人には誰でも得手不得手があること、男と女の違い、幼い頃に選ばなかったバッグにいまだに未練が残っていること、夫婦の不思議、乳ガンと診断されてからの充実した日々などが描かれている。

    最後の2008年冬に描かれている自身のガンについての話が衝撃だった。乳ガンで、寝たきりで韓流ドラマを見ていたら、あごが外れたって所でフッと笑ってしまった。骨に再発し、余命2年死ぬまで1000万円か
    かると言われ、『ラッキー』という言葉にびっくり。『年金がないから、90まで生きたらどうしようとセコセコ貯金をしていた』とか、すぐにジャガーの車を買ったり、やり残した仕事は

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    2024年04月09日
  • ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする

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    ネタバレ

    175ページ
    1300円
    6月1日〜6月1日

    失恋した友人が泣きつかれた後にはとことん食べた話。息子の家庭教師の話。息子を叱るために家をでたけど、母を見すかしている6歳の息子の話。母のことを思い出す話。下宿人の芹沢くんの話。親切にすることの話。もの忘れがひどくなってきた話。大切に思っていない友達の話。

    最初の話の友達と、最後の話の友達が同一人物とわかった時には、なんだか嬉しかった。大切に思っていないなんてタイトルをつけながらも大切にしていることが伝わってきて、ほっこりした気持ちになった。テレビが壊れたと思ったら、電話をリモコンと間違えて使っていたり、人にもらったものを誰にもらったかわからな

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    2024年04月04日
  • こどもかいぎ

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    小学生向けかと思って読んだら、もっとかわいい会議でした。園児たちが小さいながら真剣に会議をしている姿がかわいいです。

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    2023年08月19日
  • ヨーコさんの“言葉” ふっふっふ

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    2023年6月16日
    すごい才能。
    ちょっとブラック、斜めに観察。
    絵がすこぶる良い。
    人のことに頓着せずに我が道を行く。
    掘り下げるこの感覚、ほんとにステキ

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    2023年06月17日
  • ゴリラさんは

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    ゴリラさんもバナナを食べられて良かったと思った。ワオキツネザルさんもバナナを食べられて良かったと思った。4歳娘の感想

    大好きなバナナを独り占めせず、みんなに分けてあげるゴリラさんはとっても優しいと思いました。自分のことよりもみんなの幸せのことを考えられる人になりたいと私も思いました。母親の感想

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    2022年07月04日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    今の時代ならそうでもないだろうけど、この人の若い頃はこの行動は浮いただろうな〜。淡谷のり子の話は聞いた事がある。そういう時代にしたいようにする、とんでもない勇気というか、度胸?

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    2020年02月14日
  • こどもかいぎ

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    会議というものは、とかく内容が無くなりがちなんだけれども、この”こどもかいぎ”に関しては、私も非常に有意義であり、結論に関して一点の曇りもなく異議なしであると言わざるを得ない。

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    2019年10月05日
  • ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

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    ありふれた日常の何気ないことから、時々真理を突いていてハッとする時がある。ふふっと思わず笑ったりもして、読んでいて面白い。

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    2019年03月13日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    今回も、これもまたとてもよかった。初めて、自分がどんなおばさんになりたいかを具体的に考えて、おばさんになるのも悪くないなぁと思いました。佐野さんありがとう。

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    2018年09月20日
  • ヨーコさんの“言葉” ふっふっふ

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    ネタバレ

     佐野洋子(1938~2010、享年72)文&北村裕花(1983~)絵「ヨーコさんの言葉 ふっふっふ」、2018.1発行。9話収録されています。以前目にしたものもいくつか入っています。「いつ死んでもいい。でも今日でなくていい。」名言だと思います(^-^)
     佐野洋子(1938~2010、享年72)・文&北村裕花・絵「ヨーコさんの言葉 ふっふっふ」、2018.1発行、再読。9話が収録されています。「理想の子供なんか一人もいない」「年寄りは年寄りでいい」「今日でなくてもいい」がお気に入りです。ネコ好きだった佐野洋子さん、亡くなってもう10年以上になるのですね。小気味のいい数々の言葉が思い出されます

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    2020年12月14日
  • ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

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    佐野洋子さんの文、北村裕花さんの絵、このお二人の二人三脚、アスリートもかなわないでしょうw。「わけがわからん」、2017.1発行です。①私が一番嫌いな写真は、人間が月面を歩いている写真だ。「あんた、何しに行ってるの、用もないのに」。お月さまはうさぎが餅ついてるだけでいいの。月は昔を思い出すためにあるのだ。②愛は年月と共に消えるが、情は年月と共にしぶとくなる。夫婦とは愛が情に変質した時から始まるのである。夫婦はわけがわからんのがいいのである。

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    2017年04月08日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    洋子さんのビターですこしだけやさしくて、涙がキラリと光る言葉の数々。絵も味があって最高。宝物です。泣いた。

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    2016年08月21日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    NHKの5分番組を書籍化したもの。甘くはない、ビターな言葉で淡々と語られるヨーコさんのエッセイはどこか哲学的だ。さすが詩人の谷川俊太郎がヨーコさんと離婚したのち決して再婚しようとしなかったほど惚れぬいた女性なだけはある。「ピカソに子供時代はなかった。彼は生まれついてのプロフェッショナルであった。老いてのちようやく子供になることができたのだ」という章とお嫁に行き老いて亡くなった伯母さんの人生を描いた章がかなり涙腺にきた。全回収録されていないのでぜひ続編も刊行してほしい。北村裕花さんの味のある絵も最高です。

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    2016年08月21日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    ネタバレ

    佐野洋子のエッセイだと知って読んでみたが、まさかNHKでやってる番組の書籍化だったとは、しかも2冊目だったとは。

    「せめてこれ以上、誰も何も考えないで」と「ビンボー人の品性」と「フツーに死ぬ」が良い。

    テント担いで山に行くと、携帯の電波が通じないとこが多い。財布にいくら入れてても、お店自体がほとんどなく、営業小屋で買えるものも知れている。人の少ない危険なとこを通るとき「ここで落ちて誰も助けが来なかったら一人で死ぬことになるんやな」なんて思ってしまう。

    それでも、山に居るのが楽しい。それは勿論、山が好きだからなんだけど、実は、「不便で、少ない物で生活して、人が少なくて寂しい」その状況自体を

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    2016年07月23日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    テレビ番組なのですね!
    それは知らなかったんやけど読んでとても心がすーっとした。すっきりした!とかそういう意味ではなく、なんだかすーっとした。
    絵がまた素晴らしい!

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    2016年05月05日