北村裕花のレビュー一覧

  • ヨーコさんの“言葉”

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    NHKの5分番組を書籍化したもの。甘くはない、ビターな言葉で淡々と語られるヨーコさんのエッセイはどこか哲学的だ。さすが詩人の谷川俊太郎がヨーコさんと離婚したのち決して再婚しようとしなかったほど惚れぬいた女性なだけはある。「ピカソに子供時代はなかった。彼は生まれついてのプロフェッショナルであった。老いてのちようやく子供になることができたのだ」という章とお嫁に行き老いて亡くなった伯母さんの人生を描いた章がかなり涙腺にきた。全回収録されていないのでぜひ続編も刊行してほしい。北村裕花さんの味のある絵も最高です。

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    2016年08月21日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    ネタバレ

    佐野洋子のエッセイだと知って読んでみたが、まさかNHKでやってる番組の書籍化だったとは、しかも2冊目だったとは。

    「せめてこれ以上、誰も何も考えないで」と「ビンボー人の品性」と「フツーに死ぬ」が良い。

    テント担いで山に行くと、携帯の電波が通じないとこが多い。財布にいくら入れてても、お店自体がほとんどなく、営業小屋で買えるものも知れている。人の少ない危険なとこを通るとき「ここで落ちて誰も助けが来なかったら一人で死ぬことになるんやな」なんて思ってしまう。

    それでも、山に居るのが楽しい。それは勿論、山が好きだからなんだけど、実は、「不便で、少ない物で生活して、人が少なくて寂しい」その状況自体を

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    2016年07月23日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    テレビ番組なのですね!
    それは知らなかったんやけど読んでとても心がすーっとした。すっきりした!とかそういう意味ではなく、なんだかすーっとした。
    絵がまた素晴らしい!

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    2016年05月05日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    ネタバレ

    文字数が少ないので、あっという間に読めるのに、
    すごく深い内容だなと思いました。
    本の帯に書いてある通り、
    ”大人のための絵本”です。
    時々読み返したくなる本だと思います。

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    2016年02月28日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    ビビッドな黄色いカバーが書店で一際目立っていた本。『百万回生きたねこ』で有名な佐野洋子さんが著者だ。いつも、佐野洋子さんと小川洋子さんを混同してしまうのだが、小川洋子さんは『妊娠カレンダー』や『博士の愛した数式』を書かれた方です(←当たり前)。

    買おうか買うまいか手にしてから悩むが、最初の『才能ってものね』を読んでクスリ。絵は北村裕花さんという絵本作家の方が描いているのだが、この絵も佐野さんのことばにピッタリあっている。買うのを決めました。

    どの話しもクスッとしながらも、鋭い視点に感心させられる。世の中、ビジネスモデルとかコンプライアンスとかグローバル化とか、何かこっちの方向にいかねば! 

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    2016年01月11日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    友達からプレゼントしてもらった本。「100万回生きたねこ」の著者佐野洋子さんの言葉。

    その1 才能ってものね
    その3 ハハハ、勝手じゃん
    その7 腹が立っている時は・・・・・

    がお気に入り。読む時によって思うこともまた変わるだろうな。

    挿絵も素敵すぎる。北村裕花さん。味があるねぇ。

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    2015年11月05日
  • こどもかいぎ

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    「おこられたときはどうしたらいいか?」という議題に対し、スーツ姿で真剣に話し合う子どもたちがとにかく可愛いです。
    読み進めるうちに、親が怒った顔を「妖怪」や「怪獣」に例える子どもたちの本音に、思わず苦笑い。ついついガミガミ言ってしまう毎日ですが、「子どもから見たらこんなに怖かったんだな」と少し反省しつつ、最後に出された「驚きの結論」には、あざといけれど愛おしくて、降参するしかありません。子育ての合間に、ふっと肩の力が抜ける一冊です。

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    2026年05月06日
  • こどもかいぎ

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    ネタバレ

    わかば園にて、子ども会議。
    「みなさん、静粛に!」
    子どもたちだって、真剣。
    ちゃんと自分の考えを持っているんだね。


    ★引用
    けんた(しっかりもの)
    「きょうの おだいは
    『おこられたときは どうしたら いいか』です。
    みなさん、いけんを きかせてください」

    あゆみ(すなお)
    「はい!
    わたしは ごめんなさいって あやまるのが
    いいとおもいます」

    りく(おちょうしもの)
    「でも、コラー!っていわれると、
    びっくりしちゃうんだよね」

    みか(マイペース)
    「わたしも、こわくて
    ごめんなさいって
    いえなくなっちゃうの」

    りく
    「はーい!
    ないちゃうのは どうかな?」

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    2025年12月29日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    人間年をとっても子どものころと何も変わらない自分がいる。感じるものは変わらないんだなぁ。不便なことへのノスタルジー、ブスは税金を安くするなどユーモアたっぷりでなるほどと感心。知人や猫の死への思いはしみじみと迫ってくる。

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    2025年07月13日
  • こどもかいぎ

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    タイトルから、ちょっと固い内容を想像していたら、保育園くらいの小さい子向けの、素敵な絵本だった。読み聞かせしたら、親の方がグッとなるかも。

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    2024年11月15日
  • ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする

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     佐野さんにはあまり大切に思っていなかった友達がいたそうだ。見栄っ張りで嘘つきで、派手好きで、かっこばかりつけるバカな奴と思っていた。
    その友達が入院してお見舞いに行った時、その友達の大切さに初めて気がついたという。

    ◯この人は、私の馬鹿なところ、だめなところ、嫌なところ、くだらないところを引き受けてくれていたのだ。
    この人がいなかったら、私の嫌なところ、くだらないところは行き場を失って、私の中に溢れかえって生きてはいけなかったのだ。
    立派な尊敬に値する友人だけを持っていたら、私はなんと貧しい土に生きている生き物だっただろう。 二人で過ごしたおびただしい無駄な時の流れ、その無駄を吸い上げて、

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    2024年11月06日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    ネタバレ

    NHKの番組に、「ヨーコさんの言葉」というものが2014年辺りにあったらしい。その書籍版。

     北村裕花さんの絵がたくさん描かれていて、それに佐野洋子さんのエッジの効いた言葉が添えられている。

     やはりこの方はただものではない。なんでもないような言葉が、心の奥深くまで染み込んで揺さぶってくる。少ない言葉でとめどなく襲ってくる。

     佐野洋子さん、大好きだなぁと改めて思う。
     
     特に好きだったところを少し…


    ◯愛は身近にいるものを
    いつくしむところから生れて、
    それは実に
    不公平なえこひいきで、
    美意識すら変えるものなのだ。


    〈個人主義のベルリンの老人たちを見て〉
    ◯いかに長い歴史と

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    2024年11月05日
  • ヨーコさんの“言葉” ふっふっふ

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    ネタバレ

    マンガみたいなかんじのエッセイ。いくつも深くうなづくものがあったけど「同じ行為が受け手によって違う意味を持つ。こだわり続けることで自分を創る人もいれば流すことで生き続ける人もいる」が響いたな。

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    2024年08月07日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    品とはお金がない事とは比例しない。
    お金でしか物事を測れないのはほんとくだらないと思う。
    便利な事と楽しいこともまた然り。
    日常ほど面白いものはないんじゃないかと思った。

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    2024年06月22日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    175ページ
    1300円
    4月6日〜4月8日

    『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子。ヨーコさんの〝歯にきぬ着せぬ〟エッセイ。

    ヨーコさんの正直な思いが、絵と共に綴られており、ほっこりしたり、確かにそうだと納得したり。共に過ごしているネコが描かれてはいるが、話の内容にはかおを出さず、次こそは、次こそは...と読んでいっ
    た。

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    2024年04月13日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    175ページ
    1300円
    5月2日〜5月2日

    インディオのおんなたちが教えてくれること、品のある貧乏な学生、孔ちゃんの死、兄のこと、フツーに死ぬということ。100万回生きた猫に込められた願いとは。

    愛猫のフネの死は、どこか崇高で生き物として素晴らしさを感じた。美人じゃないと思っている同志の集まりで、美人じゃない人は税金を安くしてもらいたいという話は、なんだか笑えた。ブス度申告書を自己申告にすると、結局税金を払うことにな
    るという結論だった。

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    2024年04月10日
  • ヨーコさんの“言葉” ふっふっふ

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    175ページ
    1300円
    5月24日〜5月24日

    息子の話、旦那の話、韓流ドラマの話、猫の話。

    『いつ死んでもいい。でも今日でなくてもいい。』最後の言葉になるほど、と共感。日常の積み重ねにより離婚に至ったことや、猫の話が印象的だった。

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    2024年04月04日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    2023年6月19日
    佐野洋子 文
    北村裕花 絵
    絵と文のマッチ度高い。
    佐野さんが描いた絵じゃなかったのねー。
    絵に惚れた

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    2023年06月19日
  • ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする

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    友達の話が心に響いた♪
    私には友達と呼べる人がおらんから、友達の定義もよくわからんけど佐野さんの考える友達像が全くキラキラしたものじゃなくて「入院費貸して」とか病院から電話かけれる間柄な事が微笑ましく思えた!

    ヨーコさんの"言葉"はこれで4冊目。
    本も手元に長く置かないようにしてるけど、このシリーズはちょっとした時にパラパラとめくりたくなる♪

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    2023年01月25日
  • ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

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    今回のも良かった♪

    「ニ○○八年冬」を何度も読み返した。

    病院帰りにスーパーで買い物するような気軽さで
    ジャガー買うところが何度読んでも刺さる!
    私もこういうカッコいい買い物ができる人になりたい

    ※昔一条ゆかり先生が大根買いに行った帰りだかに新車も買ったというエピソードを思い出した。
    作家さんはこういうカッコいい方が多いのかなぁ?

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    2023年01月24日