フリードリヒ・ニーチェのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすい。勿論一つ一つ短いフレーズをキーにして集めているものだからというのもあるけど、そもそも文章が理解しやすいなと思った。これは訳者の方の力量もあるのか?綺麗すぎないというか、優しい言葉でもないけど「だよね」に繋がりやすい感じ。
この手の本を読んで「いやそれは無理でしょ」と思うことが比較的多いひねくれ度合いだけど、「確かに」「やってみるか…」の気持ちの方が多かった気がするのは読んだコンディションの問題だけかどうか。
できるだけ素直に読もうと思ったところはある。
「誰かのため」は「誰かのせい」にできてしまう「慢心」の種にもなる。
悲しいのは「自分自身の見つけ方」の糸口がどうにも見えないこと。小さなことでもいい、というやつなのだろうけど。
疲れていたら休め、反省するな、たくさん眠れ、が良かった。うつの落とし穴にハマりに行くのはやめなければならない。
脱皮しない蛇は破滅する。考えの新陳代謝、穴にはまるのをやめよう。
計画は実行しながら練り直せ、などは前に読んだ本と近しい。
嫉妬とうぬぼれは友人をなくす。相手との違いをよく心得る。過去の行為を価値づけるのは無意味、大きい小さいを決定することはできないし事実しかない。理想や夢を捨てない。
忘れたくないことが多いな。 -
Posted by ブクログ
・組織に馴染めないと感じるのであれば、それは組織を超えて自分の考えを持てている可能性だってある
・相手の感情を考えて伝える、相手が驚くことや新しいことを伝える時は古いことのように伝える。それにより伝わりやすくなる。分からないことに対して人は劣等感を覚えて大きく見せたりするからだ。
・夢や目標に責任を持つ、人は過失には責任を取るが夢には責任を持たない、自分にとって本当に大事なのは夢なのではないか?自分で自分の夢の責任を持とう
・沢山おしゃべりする人は本性を隠している、それは沢山情報を与えることで困惑させ注意を逸らしている
・感謝を本気で拒絶すると、相手は侮辱された気になる。それくらい感謝は大事なのだ
・愛されたい、評価されたいという思いには自分は周りより優れている特別な存在という思いがある。それはある種の差別意識のもとに成り立つ。
・現在地や今の状況を鷹のように上に飛び、全体を見渡し自分の動きを考えて行く。それは、相手の立場や自分の未来から見て行くようなも
・人は自分の中にある知識や言葉でしか物を語り伝えられず、それが豊かであれば考えや発言もまた豊か。沢山表現や伝え方を学ぶことが大切、 -
Posted by ブクログ
中2の頃に岩波のツァラトゥストラを読んだ。SF映画『2001年宇宙の旅』でかかっていた、リヒャルト・シュトラウスの《ツァラトゥストラかく語りき》が好きで、同名の本というか元ネタの本を読みたくなったからだ。
というのは、『2001年宇宙の旅』は映画はもちろん小説も謎めいたところがあり、その理解のためにはテーマ曲になっているツァラトゥストラやニーチェを当たらないといけないのではないかと思ったのである。
そしてそれわ読んでわかった気がして、人類は神の手ではなく異星人によって進化させられ、ボーマンは超人になり、さらに赤子となったのであろうとか、中2病的な妄想を抱くようになった。
今回は、もう一度中2の心に戻ろうと、新訳で読んでみた。旧字体や古い文語体が頻出していた岩波版よりかなり読みやすくなっており、中2の時もこれで読みたかったなと思った。
改めて思うのだがニーチェは壮大な中2病なんじゃないか。新約聖書を否定する新たな聖書を作るという発想は尋常ではない。今考えても尋常じゃないのに、19世紀の世界にこれを問うたニーチェはやっぱり超人だなあと思った。
ツァラトゥストラに対してこんな浅い感想で申し訳ないが、お許しください。
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Posted by ブクログ
■評価
★★★✬☆
■感想
◯現代神からすると、読みやすい本ではない。分量も全4巻文集力でページ数も膨大。
◯はじめ通読して半年放置していたが、家においてある本書(付箋だらけ)をみて、再読することに。
◯ニーチェ入門思想を数冊読んで原著(本書)に戻ってきたことで、理解が深またkンジがする。
◯書かれている言い回しが難しいのではなく、比喩や例・詩的にかかれているので、その構造を捕まえながら読むのが難しかった。
◯捕まえてしまえば、なるほど、と思うところが随所にあるし、歯ごたえがある本として味わい深い。
◯とくに”没落”という言葉の取り扱い方が難しかったが、善悪含有したベクトル・運動として整理してみたところ、いろいろな事象に説明がつき、クリアにすることができた。 -
Posted by ブクログ
やっぱ格言集はいいな。
気が引き締まるし、読み返すたびに心の琴線に触れる言葉が変わっていて、自分の変化を感じられる。
哲学系の本は基本何言ってるか理解し難いけど、この本は分かりやすい言葉にされてるからさらさら読めた。
ニーチェの言葉からは深い人間洞察力がうかがえ、考えて生きるって大事だなぁ、と小学生並の感想を抱かされた。そして結構人間臭い?言葉も多く、現代人の自分もハッとさせられることが多かった。哲学者はよくわからない理論をこねくり回してるイメージしかなかったので意外だった。
・人が認める理由
そのことについて何も知らないから
それが世にありふれているように見えるから
すでにその事実が起こっているから
・人に物事を伝えるとき
いかにもそれが周知の少し古い事柄であるかのように話して伝える。
・独創的になるためには
多くの人が取るに足りないと思って安易に見過ごしてきたものを、まるでとても新しいものであるかのように見直す眼を持つ人が独創的なのだ
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Posted by ブクログ
ニーチェの思想は彼の死後、ナチズムに利用されたと聞いたけど、この本読んでわかる気がした。
大学生の時に読んでたら、悪い意味でハマってたかもしれない。(危ないところだった!)
この本は、隠者というか、社会的常識や価値では不遇な立場にある人が、独特な価値観を持って世の不条理に新たな解釈を与えていく、という造りなのだけれど(少なくとも私はそう解釈した)、世の中に不満というか、満足してない人ほど、この本を読んで根拠のない優越感を持ちそうで怖いなと思った。
(=ナチズムで使われそう)
読んでると、作品の思想に洗脳され、いい気分になるけど、実際のニーチェは(頭はいいのに)モテなかったみたいだし、娼婦買いしてて梅毒で脳がヤラれ死んいる。(女性についての記述はそれを認識して読んだ方がいい)
そう思うと洗脳から覚める。
ニーチェは自伝「この人を見よ」でドイツ嫌いを明言してるけど、ナチが台頭した時代まで生きていたら、ナチズムの選民意識をどう感じただろう?
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Posted by ブクログ
この新訳にしか触れたことがないが、非常に読みやすく、面白い内容だった。 対人関係や集団心理、宗教から国家まで、作者の深い洞察力を見てとることができる。
男女の違いや結婚など、身近に感じるテーマの取り扱いも興味深かった。
第1部が最も重要で面白い内容だった風に感じる
それにしてもゲルマン民族について、「忠誠のために悪しきこと危険なことにも、名誉と血を賭けよ、と教育し自らを律した」とは、現在のドイツ人に対するステレオタイプにも通ずるところがあって面白い言い回しだった
超人の思想的には、仏教や儒教に似た内容がある風にも感じたが、解釈は人それぞれということか