吉川悠のレビュー一覧
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匿名
購入済みスカーレットウィッチの暴走によって生まれたと言ってもいいヤング・アベンジャーズで、スカーレットウィッチを復活させるって言うのはかなり良い展開だったと思う!
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Posted by ブクログ
スーパーマンのコミックを読むのは初めて。スーパーマンというキャラクターは単純で退屈なイメージがあったけど、この作品は成長・変化の過程が描かれていて面白かった。
幼少から成人まで、普通の青年と同じように悩みながら成長し、大きな力の使い方を見つけていく。この作品独自の設定だと思うけど、今後のスーパーマンの見方が変わりそう。
脚本は一人で、作画担当は話ごとに異なる。それぞれの絵柄が各話の雰囲気にあっていて、全体の演出として良い。
中盤、手作りの衣装で人助けを始めるあたりで、ドラゴンボールのスーパーサイヤマンを連想した。ドラゴンボールがコメディ要素でしかないのに対して、このスーパーマンの手作り衣 -
Posted by ブクログ
「バットマン・ダークナイト・ストライク・アゲイン」の時、レックス・ルーサーとの激闘の後でブルース・ウェインは、キャリー・ケリーにバットマンの仕事を譲って隠居状態にあった。だが宇宙怪人ブレニアックが、ボトルの中に収縮して収納したクリプトンの街の人々に異変が起きた。クリプトン人は、これ以上収縮した状態に耐えられなくなっていた。アトムは、クリプトン人をボトルから出して元の大きさに戻すが、科学力で劣る地球人をクリプトン人は支配しようとする。ブルース・ウェインは、南極のアジトで氷漬けになっていたスーパーマンを復活させ助けを頼む。スーパーマンとワンダーウーマンの娘ラーラが、クリプトン人に味方した。両者の戦
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Posted by ブクログ
移民や差別を扱った傑作。「移民としてのスーパーマン」の描写は、邦訳アメコミでは「ヒットマン」や「スーパーマン:アメリカンエイリアン」にあったが、本作ではそれが前面に押し出されている。
1946年、チャイナタウンからメトロポリスに引っ越してきた中国系アメリカ人の少女が主人公。彼らを排斥しようとするクラン(ようはKKK)と、ヒーロー活動を始めたばかりのスーパーマンが対決する。
マイノリティである主人公家族が社会参加する難しさや思春期の子どもが抱える孤独感と、自分が異星人(=移民)であることに悩む若きスーパーマンが重ね併せて描写されているのが、とてもよい。クランが、スーパーマンを「白人の優越性の -
匿名
購入済み歴史の闇に消された黒人のキャプテンアメリカという設定で、人種問題の暗い歴史に切り込んだすごい話だった。
絵柄は好き嫌い分かれそうだけど、自分は風刺的というか今回の内容にあったいいイラストだったと思う。 -
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Posted by ブクログ
バットマンの中でも特異なシリーズである「バットマン:ダークナイト」の15年ぶりの最新第3作(第1作はアメコミ史に残る名作であるとともに、ノーラン版映画の元ネタのひとつとしても有名)。
シリーズが通して問うのは、結局のところ自警団的な存在でしかないアメコミヒーローが、現代においてどう存在意義を見出すことができるのか、という問題。だから、86年の第1作は冷戦下で、01年の第2作は911のような混沌状況で、年老いて引退したブルース・ウェインが時代錯誤・狂人と呼ばれながらも老体に鞭打ってバットマンとして立ち上がる。
今作も、現代の状況を反映してオバマやトランプを彷彿とさせるキャラクターが出てきたり、バ -