マリア・V・スナイダーのレビュー一覧
-
購入済み
様々な要素が入り混じったファンタジーで面白かった。色恋や性的な拷問の描写の生々しさはやはりこれが大人向けの作品であることを思わせるものの、心理戦や戦いの描写は子供の頃に読んだファンタジーのドキドキ感を思い出させてくれました。
一点、誤字ではないかと思いますが、95%くらいのところにある「マーレンでさえ気難しい姉のような存在になっている」のマーレンはマージの間違いではないでしょうか。 -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ毒見師イレーナの六作目。
とうとう最終章。
後半三冊はまとめて読めて良かった。
それぐらい混沌として、問題山積、危険がいっぱいだった。
どうもお話の中では、三か月ぐらいしかたっていないようだったが。
「結社」がシティアを牛耳り、イクシアの最高司令官をも操っていた。
少しづつ「結社」から味方をはぎとり、
反撃の機会をうかがうイレーナ達。
だが、「結社」は魔術師から魔力を奪う薬を作り出していて、
前作でリーフの怪我を魔力で直し、今度は自分の傷も治したヴァレクから、
魔力を奪ってしまう。
イレーナの魔力も戻らないまま、ヴァレクも魔力を失ってしまうのか。
最後にもっとドンパチ(死後?)するのかと -
Posted by ブクログ
ネタバレ毒見師イレーナの五作目。
前作のラストで妊娠を疑っていたイレーナだが、
現実のものとなった。
しかも、それはオノーラが妊娠を狙って避妊薬を打ち消す薬を
打込んだ結果だった。
最高司令官が、ヴァレクと同じようにオノーラの胸に、
自分の頭文字を刻み忠誠を誓わせていたことや、
ヴァレクの忠誠を疑っていること、
さらには死刑にしたはずの魔術師を客として受け入れていたことで、
ヴァレクは忠誠を捨て、イレーナに結婚を申し込む。
イレーナがシティアに戻り議会を薬で牛耳る「結社」と闘う一方、
ヴァレクは嵐の盗賊団の捜査を命じられていた。
その捜査で水を操る姉と嵐を呼ぶ弟の魔術師に出会うが、
実は自分の妹と -
Posted by ブクログ
ネタバレ毒見師イレーナの二作目。
最高司令官の毒見役としての任は解かれたものの、
魔力を持つ者として死刑宣告を受けイクシアを離れたイレーナ。
故郷のシティアに戻り両親と再会し暖かく迎え入れられる。
だが兄リーフはイレーナを受け入れず、憎悪をあらわにする。
魔術師養成所へ向かい、自分の魔力をコントロールすることを習うが、
娘たちがさらわれ酷い目にあわされたあげくに殺される事件が起きていた。
イレーナをイクシアのスパイだと襲ってきたイクシア国王の甥とは、
友人になることができるのか。
前作でイレーナにいろいろ盛りすぎだと思っていたが、
馬と心を通じさせることができ、
怪我や傷を癒す力があり。「物語の紡 -
Posted by ブクログ
ネタバレネットで見かけて。
面白くなかったと言えば嘘になる。
だが、面白かったのかと聞かれるとうなずけない。
死刑執行から逃れるために最高司令官の毒見役となるイレーナ。
毒を見分ける訓練を受けるが、
同時に殺した男の父親、将軍ひとりから命を狙われる。
不思議な味のするお菓子を味見し、いや、毒見し、
毒ではないと判断するが、
最高司令官が次第に覇気を失っていく。
魔力があって賢く、軽業を習得し、
城の中にあっては武術を学び上達する、人を殺せるほどに、
とまた主人公に盛り込みすぎ。
のめりこめなかったのは、
魔法が登場するようなファンタジーに、
工場建設とか依存症とかリスク中毒いう言葉が出てくるこ -
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
イレーナシリーズ2作目。
自分の魔力をコントロールできるよう、魔術を学ぶため故郷へ帰るイレーナ。
家族との再会や新たな仲間との出会い、新たな脅威との戦いなど、目まぐるしく物語が進みます。
相変わらず暴走ぎみのイレーナさん。
周りに心配ばかりかけています。
どうやらとてつもない力を持っているようで、
なんとか切り抜けてはいくのだけど、
それにしてもいつもピンチでひやひやします。
今作ではキキというお馬さんと心でお話しをする場面がありますが、
キキが可愛くて!
キキとの会話が入ると、とってもほっこりします。
今後のイレーナの成長が楽しみ。
次作も読まなくては。 -
-