京一のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
傾国のモブww
前巻のかくれんぼの結末からスタートの本巻。モブくん...トマスは今日も無自覚に愛されまくっています。
隣国の王太子だけではなく他の王子の男性伴侶たちや弟王子ルルカ様にまで『可愛い』と言われてしまうトマス。もはや傾国のモブww!
そして突然の里帰り編。
トマス、祖国でまさかのレジェンドになっておりました。
トマスが眠っていた箱を引き取った実家が箱を展示したところ、『王子様を待つ気分が味わえる』と大人気に!レプリカも増えて観光地の顔出しパネル的な扱いになっています。
笑うツボだらけの本作ですが、セオ王子とトマスのラブラブぶりもエスカレート。魔女のサポート(?)も手厚く、期待を裏切らない濃厚さです。
そして多分...トマスの妹ちゃんは私たちのお仲間ですね。『トマス劇場』の中味が気になるぞ!
完結っぽい雰囲気ですが、うっかり傾国しかねない愛されモブくんの物語、まだまだ読み足りません!是非とも続編をお願いしたいです! -
ネタバレ 購入済み
楽しい溺愛コメディ
『眠り姫』ならぬ『眠りモブ』。魔女の呪いで眠っているモブくん。なんとお城の玄関ホールに展示されております。
呪いを解く方法は『王子のキス』...以外にもあるようですが、魔女曰く『王子のキスなら簡単に解ける。王子ズルい。』なんだそう。そして眠るモブくんの前を通りかかった王子の数は17名。誰一人モブくんを目覚めさせてくれなかった模様。モブくん、3年眠り続けてようやく一人の王子に呪いを解いてもらえました。
そんなプロローグから始まる溺愛ストーリーはなんともコミカルで楽しい作品でした。
モブくんの『~っす。』という口調は、三枚目感が強くてモブらしさの演出だとしてもBL主人公としては賛否両論ありそうなところ。
ですが読み進めるごとに気にならなくなっていきます。
とにかく素朴でお人好し、小心でありながら時に剛胆な愛すべきモブくん...トマスのキャラクターが最高です!
これは王子もメロメロになりますね。
王子は本気でトマスに愛を囁いているのに、モブ根性の染み付いたトマスはなかなか本気にしてくれません。それでもへこたれない王子様もなかなかの鋼メンタルでいらっしゃいます。
作中少し分かりにくい部分もありますが、楽しく笑える溺愛コメディです。そして良いところで『つづく』になっています。
続刊即ポチです! -
購入済み
癒されました
イラストが素敵だなと思い試読したところ、内容も穏やかで読みやすく、先も気になり購入しました。
導入はシリアスですが、早い段階でタイトル通りほんわかとしたストーリーが進むので、ストレスなく読めます。
のんびりとしたとした中に伏線が色々あったので、今後のお話が楽しみです。
最初のイラスト以外にも、いくつか挿絵がありどれも素敵で楽しめました。
不遇な境遇だった主人公が、のんびりひとつずつ成長していく話を読みたい方におすすめ。
出来ることが増えていく主人公や、回りが温かく支える展開が好きな方は読んでみるといいかも。 -
匿名
ネタバレ 購入済み幸せになったけど幸せでいてくれ
2日掛けてじっくりと読み終わり、居ても立ってもいられずぐちゃぐちゃの情緒のまま書き殴らせて頂きます。本当にネタバレを含みますご容赦下さい。
対戦、よろしくお願いします。
〜〜〜〜〜〜
登場人物全員にしっかりとした背景と、それらを鮮烈に彩る人々の様々な思惑や感情の細やかな描写がとてもとても好みでした。
ただ辛く理不尽、なだけではなく。だからといって、脳みそ使わずに幸せハッピーエンド!って言う訳でもない。
ちゃんとそれぞれにそうなった理由と、人としての葛藤、どうにもできない感情があって、紆余曲折ありながらそれを乗り越えることの出来る精神の強さに憧れるような物語だったと感じています。
普通そんなんなったら折れず腐らずにいれる人の方が稀だよチクショーッッッ!
尽く、今の自分にある幸せ、そしてその今を形作るこれまでの尊さを知り、咀嚼して、それらを大切にして抱き締める。
胸が苦しくなるほどの幸せな物語……最高でした。
推しCPは師匠ズです。
オネエ好きには堪らんでしたありがとうございます!
なお、個人的に報われない恋をするキャラに滅法弱く、特に親友なる彼の物語が1番胸に残っています……
恋心を抱きながらも、それを伝えてしまうのは相手の為にはならないことを自覚し、胸が傷んで苦しくても自分の欲を殺して相手の祝福のために花を送る……きっと彼が1番精神強いです。
普通そんなメンタル保ち続けるんは無理やて……告白して振り向いて欲しい!選んで欲しい!って思う方が普通なんやで……
頼む、お前も幸せになれ……今が幸せなのかもしれないけど……ッッッ
そんな彼にも、その先の未来を共に生きて支えてくれるような、支え合って行けるような相手が現れることを切に願います。
…………と、思う気持ちもありつつ、だけども生涯、最愛の元想い人の、誰にも譲れない親友としての地位が、彼にとって何にも変え難い、今と未来をより良くするための生きる糧なのもまた事実……
コンラートォ……好きだ……お前……最高に男前だぜ……(爆泣) -
Posted by ブクログ
皆さんは青春とはなんだと思いますか?私は青春とはキラキラしたようなものだと思っていまんですけどこの本はそんなキラキラしたようなものじゃなくドロドロしたものできていました。
高二の亜子は昔のトラウマから人のステータスで友達を選んでいました。見た目が派手な子や一軍といることで自分を上に見せようとしていたのです。クラス替えで目をつけたのが朝野みやびです。これで亜子の1年間は保証されたようなもんだった。あの人が現れるまでは
すごくこの本には共感できましたね。私も亜子の気持ちがよく分かります。私もインスタをやっている人やある程度垢抜けている子と友達になれるならなりたいです。亜子程じゃないけどなんとなく私も亜子の人のステータスが欲しいという気持ちもわかるけど友達はしっかり中身で選びたいです。 -
Posted by ブクログ
ありがちなスクールカーストものかと思いきや、侮るなかれ! 深く読ませる内容だった。
スターツ出版文庫大賞の大賞受賞作って納得。
女の子たちが主人公で男子がほぼ出てこないのもいいし、出てきた3人の1人は1軍に取りつかれてる、1人は虐待児で他人を信用しない、もう1人は誰も自分を本音を言うことができないと悩む女子高生たち。
人間関係が思っているより複雑で主人公は1軍に取りつかれてる淡島亜子だと思われるが、他の二人の視点でも物語が進む。ついこないだまで日常的に繋がるということがリアルな人間関係だけだったこと、スマホやSNSが普通になった社会だと隠すことがなかなか大変だということ、繋がるのが正しいことみたいな世界ばかりで息をするのもしんどい時もあること。そんなことを考えてしまう読書でした。
スターツ出版文庫アンチブルーのレビュアープログラムに参加しています -
ネタバレ 購入済み
切なくて何度も泣きました
※複数攻が地雷の人は気をつけて
主人公はいわゆる不憫受け。あらすじでもあるように双子の弟で非凡な才能に恵まれたリュカと比較され、さらには不吉だなんだと忌み嫌われて育ちます。
ジークに恋することでやっと得られた温もりも失い、それでも自分を選んで欲しいと縋ったシュリが可哀想で辛かった。周りに貶められても、健気に努力し続けて、それなのに行く手は困難ばかり。どうか報われてほしい、と願いながら読み進めました。
また、攻であるジーク、ギルからの視点もあり、シュリへの想いがそれぞれ違う色で「重たい」。
シュリはジークを光として見ていたけれど、むしろジークにとってのシュリが光だったんですよね。ギルは初恋を盛大に拗らせていていっそおかしい。
シュリを守る人たちはみんな優しくて、でもそれぞれ悲しい過去があったり、心に欠けたものがあったり。この辺りも結構辛いエピソードがつまっています。
そんな中、猫獣人のしっぽや耳、肉球の可愛らしさにほっとしました。その緩急が余計感情を揺さぶったのかもしれません。
一巻でも一応ハピエンですが、やはり二巻まで見届けてもらうと色々納得のいく結末まで辿り着けると思います。
またその後甘々に溺愛されているシュリや、エーリヒ目線の話など読みたいですね。webでもいいので書いてくださるといいのですが! -
購入済み
ノンケ×ゲイ。年下×年上。
ちるちるで事前調査せずあらすじだけで購入したので、勝手に年上×年下だと思い込んで読んでました。
これは完全に自分の好みだからだと思うけど、本編読んでても攻めの方が年上だったら更に萌えたと思う。
惣菜屋の店長をしてるゲイの受けと、執筆活動してるノンケ攻めの話。
話が始まって序盤は、中年客による「嫁はいつもらうんだ」とか「嫁と子供に食わせたいだろう」というデリカシーの欠片もない発言に嫌な気分になる。
攻めと付き合うまで同性愛者ということを隠してたけど、いざカムアウトしても周りの親しい人たちは特に気にすることなく受け入れるので、気持ちよく読めた。
特に嫌な展開もなく、二人のイチャラブ空気にほっこりできる。