芝田勝茂のレビュー一覧
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ネタバレ何年も里帰りさえしていない父親の故郷、石川県は能登、羽咋市五尾村で、ひと夏をすごすこととなったみち夫。
一人で電車を乗り換え、着いた田舎は、本当に田舎!親戚でさえ、何を言っているかわからないほどの方言。家にも名字の他に呼ばれ方があって、ゴロヨモサやらバンニョモサやら。そして、そこにはの神様(妖怪?)たちもたくさんいた。
地元の人にも見えていないけれど、語りつがれている神様たち。風貌も性格も奇妙な神様達は、みち夫の前にあらわれて、いろんな事を教えてくれる。そして、地元の少女・ヒスイとの出会い。
田舎でいやいや毎日を送っていたみち夫が、ひと夏で成長してゆく物語。
作者は石川県羽咋市出身。五尾村 -
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ネタバレ石から生まれたサルが修行を積み、孫悟空と名前をもらったものの、天界で大暴れ。長い間、山の下敷きにされていたが、西天(さいてん)へお経を取りに行く三蔵法師のお供をする事に。旅の途中で出会った仲間と不気味な妖怪達に立ち向かう…。
『西遊記』を読むより先に『ドラゴンボール』の存在を知ってしまったため、まるで『ドラゴンボール』のストーリー(特に初期の頃)を読んでいるような感じがしました。悟空と牛魔王は確かに登場したし、筋斗雲や如意棒や芭蕉扇が存在したし…。『ドラゴンボール』は初期の頃は面白かったのですが、急に面白くなくなってきたような気がして…。いつの間にかドラゴンボールというアイテム自体の存在がなく -
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ネタバレ船に乗って、旅をする事が好きなガリバー。ところが、大嵐で船が転ぷくしてしまい、流れ着いた所は不思議な国だった!
本来は長編物語ですが、一応「こびとの国」と「巨人の国」のストーリーが読めてよかったです。後半は空飛ぶ島のラピュータという国と馬の国の話などがありますが、一番気になるのはラピュータの話です。ラピュータと聞いただけで、あの『天空の城ラピュタ』を思い出してしまいますから…。確かパズーがシータに語っているシーンがあったような…。
『ガリバー旅行記』は前半しか読んだ事がないので、いつかは後半も読んでみたいです。ガリバーがどんな体験をしたのか気になるところです。