保谷伸のレビュー一覧
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購入済み
最後まで一気に読みました
今までこの作品の存在を知らなかったことが悔やまれると同時に、BookLiveの試し読みにて出会えたことに感謝したい作品です。
読んでいてぐいぐいとこの作品の世界へと引き込まれていきました。巻末から打ち切られてしまったのだろうな、ということは伺えるのですが、それを差し引いてもひとつのお話の終わりとして最終話をああも綺麗にまとめて頂けたことに圧巻の一言です。
すごく、よかった。もっともっと、続きを読んでいきたかった、そんな作品でした。 -
購入済み
驚愕
高校演劇部の活動を丁寧に描いた作品。
表現者としてヒヨコな部員たちが
他校の部員との交流や地域の劇団員からの指導などで成長していく物語、、、
が、突然幕を閉じてしまった。驚いた。
掲載紙の読者層との相性なのだろうか。
打ち切りなのですね。
最後は駆け足で締め括られ本当に勿体ない。
簡単にはいかないだろうが、別のところで続編を描いて欲しい。本当に残念
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変わっていく姿に期待!
自分にはなんの取り柄もないような気がしている。
何かに思いっきり打ち込みたいけど、人の目が気になる。
そういう人にお勧めしたいマンガです。
この作品の主人公・むすびは最初から自信と才能にあふれていたわけではなく、
友達のなにげない感想に深く傷ついて、
自分の表現したいことを押し殺している子でした。
彼女が星見高校演劇部の面々と出会うことで、
大きく変わっていく、
そこがこのマンガの読みどころかなと思います。
彼女たちはまだ一歩を踏み出したばかりですが、
歩みを見守っていきたいです! -
Posted by ブクログ
正直に言うと、読み始めた時は「あ、ヤバい、外したか」と思った
あんまりにも、主人公の清之助がつまらない生き筋を歩いていたものだから
だけど、龍太郎の可愛い言動に癒されながら読み進めていく内に、何となく判った
「あ、コイツ、単に怖がってるだけなんだ」と
親しくなった、絆を深めた人と別れる時の痛みを異常に怖れてるから、こんな他人と大袈裟な距離を置くような生き方を、無意識の内に選択しちゃってるんだな
それが判ると、二度目、読む時に、この作品に深く潜れた気がした
時間に関係なく強固になる友情、だけど、返せば触れようとしただけで壊れてしまうほど脆いものでもある
きっと、多分、友情ってのはこうやって、手探 -
Posted by ブクログ
初期は大言壮語を吐くローレルのライバルキャラかと思われていたナリタブライアンだけど、ここに来てもう一人の主人公並の重さを持って描かれ始めたね…。まあ、主人公は主人公でも闇落ち主人公タイプなのだけど……
前巻で登場が引きとして使われたウマ娘はサクラチトセオーだったようで
あのお淑やかな見た目で二人称が「そなた」だし、小難しい言葉遣いだし、おまけにチーム合流早々にカレー食べようとするとかナカナカにインパクトの激しすぎる娘だね!
ただし、あのビワハヤヒデと競っているというだけあって、レースを勝ち抜く強さも持ち合わせる人物のようで
幼い頃は皆と同じ程度に走る事すら難しかった。そんな彼女がレースで -
無料版購入済み
漫画と演劇がどう結びつくのか考えながら読んでましたがそういうことかぁ。演劇系は役に没頭する役者視点のものが多い気がするので、こういう創作側の視点から描かれたものは斬新でした。ほわほわして雰囲気もかわいい。
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Posted by ブクログ
キツイなぁ…これはキツイなぁ……
ローレルは椿の読みが外れた中でも己の実力を振り絞ってリムリックに追い縋った。それでも追いつかなった事実は彼女らを追い詰めるものとなるね
勿論、ローレルが追い縋ってきた事実はリムリックに悔しさを覚えさせるものとなるけど、それだってナリタブライアンとの対決を意識し、もっと早くなければならなかったという背景がある
彼女らの真の目標がブライアンである以上はここで競り合っている時点でブライアンに勝つなど難しいという話になってしまう
その意味ではこの結果はキツいと表現する以外ない
と感じていただけに、ここで更にローレルの故障をぶち込んでくるとか鬼か?直前には勝負服を貰っ