高野ひと深のレビュー一覧
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ネタバレ自分用メモ
ゲイで昔のトラウマを引きずる乙坂
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世間知らずだけど憎めない、天然とナルシストが混在するイケメン生徒会長の北橋
「(乙坂は俺に惚れている!)」
個性が強すぎる北橋くんの勘違いが勘違いを呼ぶ展開は
謎の疾走感があって楽しいです。
「安心してください、会長には手を出さないんで」
「むやみやたらに誰かを信じるとかありえねえ」
過去の恋愛トラブルから人を信じられなくなっている乙坂。
自分を信じるを人を信じる、という北橋がわからない。
「忘れてました、会長が会長だってこと」
「どうか俺だけを、とそう願ってしまう」
北橋の人間らしい一面を知り、安堵する乙坂と
自分の気持ちに気付 -
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ネタバレいわゆるリベラルフェミニストとして読んだ感想。
女性・マイノリティとしての生きづらさを生む男性中心システム社会を丁寧に紐解く過程でいささかムリやりに感じる描写が当初から感じられたが、それでも1・2巻は特に抵抗なく楽しめたけど、3巻から主人公と仲間の「絶対的にポリコレ的なことしか言わない・しない」描き方に若干の説教臭さが気になるようになった。
たとえば、幸が自分の好奇心を満たしたいがために「答え合わせ」のために一方的に押しかけるシーン。彼女から有益な情報をもらえたあとで、「頼み事があるんだけど」と依知が始めると「できません、みゆきは自分の好奇心を満たすためだけに動いているので、あなたがたの力 -
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ネタバレ表紙の顔の感じ、どっかで見たと思ってたらジーンブライドの作者さんだった。
5つの短編集。
「MILK」DK幼なじみの、まさにセフレ関係だった二人がお付き合いするまでの話。
「逃げなずむならよる」これが一番好き。中学生時代の親友と十数年ぶりに偶然再開したらゲイビ俳優になっていて実は主人公の事をずっと忘れられないでいたという切ないお話。
「レユニオン・ドラマの場合」元高校の同級生で、今は女装男子地下アイドルと音楽プロデューサーCPの話。
「お隣から笑い声」笑うと喘ぎ声みたいになってしまうのを気にして人前では決して笑おうとしないお笑い好きのアパートの隣人とのお話。
「つらなるステラ」アイドルグループ -
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ネグレクト疑惑の少年を心配し保護したことから
三十歳と小学生の交流が始まり展開していく物語。
正直四巻以降、聡子が仙台〜東京、真修が中学〜高校
の話は読んでてずっとやきもきしたしイライラもした。
聡子がとにかく一人で考え込み過ぎてて始終重いし、
妹のまゆがいなきゃ何も出来なかったんじゃと思う。
真修への気持ちも白黒付けない不明瞭な想いが、
まるで宝石のように綺麗で宝物みたいな感じだけど
ずっと矛盾したままな気もしたし、
根本何も解決してない気すらした。
真修はそれで良いのか??疑問だ。
聡子の母親は最後までイラつくし、
最終章の過去の各々時代の聡子との対話も「?」だし、
突然のコメディ?ギャ -
ネタバレ 購入済み
主人公がポジティブ
ストーリーは軽いタッチの絵柄と違い重い内容の部分がある。主人公は面白いしかわいい。そして健気で泣かせる。そしてポジティブ過ぎてハラハラしちゃうとこあるなと思った。惜しいところは攻めの魅力がイマイチ伝わりづらいかな?もう1つ別のお話収録されてます。ハッピーエンドではない(バッドエンドでもない)ので嫌いな方ご注意を。