大豆生田啓友のレビュー一覧
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多くのあそびは子どもにとっては重要な「探索活動」p19
もっとも大切で有効な「しつけ」とは、厳しく叱ったりすることではなく、毎日の生活の中で、子どもが自分で自分の気持ちを切り替えることができるように、お手伝いしてあげることp22
この遊びをすれば非認知能力(あと伸びする力)が育つと図式化できるほど人の育ちは単純なものではありません。p28
将来のために非認知能力を育てるのではなく、現在の毎日が満たされるために子どもと向き合うことが大事。p26
絵本は開くたびに内容が変わったりしない。p100
「大人の重要な役割は何かをすることではなく『そこにいる』ことである」ウィニコットp108
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Posted by ブクログ
ネタバレ・就学前教育を受けたこどもたちが獲得した能力の中で、長期的に持続したのは非認知能力で、それこそが、将来の成功につながる重要な能力
・非認知能力とは、何かに熱中・集中して取り組む姿勢、自分の気持ちをコントロールできること、他者とうまくコミュニケーションできること、自分を大事に思えること。
・もっとも大切で有効なしつけとは、厳しく叱ったりすることではなく、毎日の生活の中で、こどもが自分で自分の気持ちを切り替えることができるように、お手伝いしてあげること。
★非認知能力を育てるうえで大切なポイント
・親子のスキンシップや甘えなどを通して、心の安心基地を作る。
・こどもの個性や主体性を大切にする。
・こどものがんばっている姿をほめ、小さな成功体験を大切にするなど、自己調整力を育てる。
・多様なあそび体験を通して、好奇心を持ったり、夢中になる経験をする。
・外遊びを通して、多様にからだを動かしたり、自然にふれたりする経験をする。
・絵本の読み聞かせを通して、コミュニケーションや言葉への興味を大切にする。 -
Posted by ブクログ
非認知能力が大事だということはわかってはいたが、いざどうしたらいいのかという色々なポイントが具体的に書いてあります。
ヘックマンの研究結果だと幼児教育が大事だと思い、焦って習い事や高い幼児教室に通わせたりしてしまいそうになるが、そんなことは必要なく、何より親がそういう行動と意識を持てばいいのだとわかりました。体操教室より外あそび
いたずらも捜索活動
スキンシップ
個性主体性を大事に
頑張りや成功体験を褒める
多様な遊びで好奇心を持ち夢中を与える
外探求や学びのアクティブラーニング
あそびこみ、自然に触れる
絵本
やってみよう
ありがとう
なんとかなる
あなたらしく
今しかない乳幼時期は子供に向き合う -
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巻末にある大豆生田啓友さんの解説から読むのもおすすめ。
大豆生田啓友は、「保育のサービス化が進められる今日にあって、(倉橋惣三の)子どもとのあり方を丁寧に省察する姿勢は現代においてこそ、重要な課題」だと述べている。
・子どものわがままに対する教育は、外から抑えるのではなく、如何にしたら子ども自らに内から抑えることの出来るように養成するかが大切である。
・子どもの質問。「なぜ?」などのむずかしい質問に対しては、人間界や自然界のいろいろの法則を人間化・子ども化して答えるようにする。子ども自身の持っていそうな、持っていてもらいたいような教育的な説明をしてやる。親切に答えてやる。
・叱り方のタブー。
怒り叱り。機嫌かえ叱り。無理叱り。無茶叱り。無実叱り。
(怒ってはいけない。機嫌で変えてはいけない。無理強いしておいて叱ってはいけない。無茶なことで叱ってはいけない。疑って無実なことで叱ってはいけない。) -
Posted by ブクログ
養育者(保育者・親)に求められる姿が書かれている。
・子どもの力に絶えず驚きながら、その詠嘆のひまもすきもない程に、細かい心づかいに忙しいのが、教育(教育者)である。
・子どもにとって、世話をしてくれるのは有り難い先生。しかし、有り難い先生よりも、もっとほしいのはうれしい先生である。うれしい先生は、その時々の心もちに共感してくれる先生である。
・子どもが飛びついてきた。あっと思う間にもう何処かへ駆けていってしまった。飛びついてきた瞬間の心を、その時ぴったりと受けてやっただろうか。いつ飛びついてくるか分からない子どもたちである。
・幼児教育の要諦は、親切である。親切とは相手に忠な心であり、相手の為に己を傾け注ぐ態度である。
・ほいほい可愛がられて育った子ども。大切に可愛がられて育つくらい幸せなことはない。併し、その幸せはどこまでほんとうの幸せか。やや成長してから、ほいほい子の受ける害は独立心の出来ないことである。
・子どもが帰ってからの反省を重ねている人だけが、真の保育者になれる。翌日は一歩進んだ保育者として、再び子どもの方へ入り込んでいけるから。
・ぐずぐず癖。子どもとして最も罪のない癖。心で思うことが直ぐ実行に移らないのである。本人も自分でどうすることも出来ないのが癖である。
・(甘やかしているうちに)つけるつもりでない癖をつけてしまう。それをもどすのが親の責任。相当根気よく骨を折らなければならぬ。親が悪かったのであるから、わが子に済まなかったというくらいの、厳粛を感じて、親切に、周到に、それを矯す心がなくてはなるまい。
・子どもの悪癖に対する処置。親が真剣に、悲しみに堪えないことを示すこと。その子と自分だけが知っていることにして広く知らせぬこと。他の楽しみを覚えさせて、転換の方法をとること。
・「夏期悪癖養成所参観談」の例えが面白い!