あらすじ
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サークルタイムにチャレンジしてみませんか。
いま保育現場でサークルタイムが注目されています。子どもたちが輪になって日常で起こったこと、不思議に思ったこと、行事などについて話し合う活動です。子どもの主体性や協調性、話す力、聞く力、相手を理解する力が育まれるこの対話の時間は、保育者の子ども一人ひとりへの思い、関わりがあってこそ生き生きと展開されます。子どもは自分のことを本気で聴こうとする大人にしか本音を話さないからです。
子どもの対話を実践している4園を紹介。サークルタイムにいつから、どう取り組んでいるのかなどの基礎情報、子どもと保育者の言葉と共に写真を交えた実践記録からどのようなサークルタイムにしたらいいかを探ります。
ドキュメンタリー映画「こどもかいぎ」に登場する子どもの対話をゼロからはじめた園の保育者への取材。豪田監督の「こどもかいぎ」を撮ろうと思ったきっかけ、1年間の撮影を経て膨らんだ子どもの対話への思いにも注目。
「ミーティング」でおなじみのりんごの木子どもクラブ代表・柴田愛子先生と大豆生田先生の対話の力と子どもの魅力についての対談、東大名誉教授・汐見稔幸先生に著者が聞く、子どもの対話の意義と大切さも見逃せません。
(底本 2022年7月発行作品)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子どもが主体となって話し合いを行い、心の中で思ってる事を素直に発言したり、遠足の行先を皆が納得するように考えたりしていて面白いと思った。
子どもの安全基地となれる様な場を対話で作ることが出来るのだと学ぶ事が出来た。
年少から年長くらいの年代で対話(会議)が成立している事に驚き、そういった場を作って行きたいと思った。
Posted by ブクログ
子どもの声を聴くって本当に
文字にすれば簡単だし、それほど難しいことでもないように見える。
しかし、実際に毎日子どもと接しているとそうはいかないのが現実だ。
聴くということは相手への信頼から始まる気がする。
そう考えるとまだまだ自分の中に
子どもたちより大人の方がアイデアを持ってるという
無意識ながらの優劣性を持っているのかもしれない。
聴くーそれは対等な立場だと大人が思ってるからこそできること。
これは技術ではなくて、その人の考え方だ。
自分の教育観をもう一度見直したいと思った。