相川真のレビュー一覧

  • 君と星の話をしよう 降織天文館とオリオン座の少年

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    「家族の在り方はそれぞれだ」という事をテーマにしているが、メインの登場人物を取り囲む環境がなかなかに酷なので、現実よりも大げさに書かれた環境が嫌な人にとっては苦手かもしれない。
    星の話は興味深く、主人公と降織私立天文館の人々に絞って読むなら、温かい話だと思う。
    なので、購入を迷っている人は1話読んでみるといいかも。
    個人的には、「北天の絵本」が綺麗なお話で好き。

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    2018年03月26日
  • 明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、ハリー彗星の夜

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    ハリー彗星がやってきて、世界は滅亡、という騒動が。
    その片隅で、やりたい事だけをやり続ける3人+1人。

    自分のしたい事だけをする、という発想が出てくる時点で
    いい所のお坊ちゃんだろう、とは思ってました。
    周囲に集まってきてしまった人達も、変人とはいえ
    同じ事を言っているという事は…でしたし。
    こういう場合、一人真面目なのが迷惑を被るという現実。

    一応手に職(?)を付けている人も出てきますが
    まさかの展開、でした。
    そこに繋がるのか! というのもありましたが
    温和そうに笑っているのが一番…という
    分かりやすい図式。
    確かに、救いはあるやもしれません。

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    2017年09月25日
  • 明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、ハリー彗星の夜

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    ネタバレ

    気弱なおぼっちゃんをとりまく変人たち、できのいい兄弟に甘やかされてうんざり、などよくある設定だけど芝居がうまいところが独特か。気楽に読める。

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    2015年12月08日
  • 明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、ハリー彗星の夜

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    ネタバレ

    良くも悪くも素直な、まさしくキャラクター文芸です。
    表紙や帯に書かれている「三人のフリーター」のキャラが際立っているし、それぞれ特徴が異なり、台詞も特に説明を要することなく誰がどのことばを発しているかわかるあたり、キャラクターの造形は魅力的。個人的には浪漫研究家の有坂さんがすごく好きです。若い子から大人まで楽しめそうな、わりと王道のお話。
    ただ、ミステリとして読むのなら、内容・展開はわりとありきたりだと感じます。のっけの登場からこいつクソ怪しいな~~と思っていたらその通りの黒幕で、それが冒頭の良くも「悪くも」素直な話だと感じた理由です。もっとも、ミステリという枠組みで無かったら申し訳ないのです

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    2015年04月05日