市川朔久子のレビュー一覧

  • ABC! 曙第二中学校放送部

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    ギリギリなラインで作品を描く。リアルに。越えたらOUTな線をきちんと把握し、琴線に触れるのがとても上手。
    放送部の大会とかあるの知らなかった。
    気持ちはわかるけど、どんなに否があっても、美女にブスって言われるのはわりとつらいよ、美女じゃなくても辛いよなー笑。

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    2015年02月16日
  • 紙コップのオリオン

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    橘論理(ろんり・中2男子)は実母と継父と妹の有里と暮らしている。ある日、学校から帰宅すると母親は置き手紙を残していなくなっていた。

    ``「いつか」は、いつ来るのか。
    必ずくることは、信じていました。
    でもそれがいつかはわかりません。
    といって、ただ待つだけでも、つまりません。
    そしたら、いいことを思いつきました。
    こちらから迎えに行けばいいのです。
    「今」を「いつか」に変えればいい。
    というわけで、今日がその「いつか」です。
    みんな、元気でなかよくね。
    では、行ってきます!``

    そして、母からかかってきた電話では
    「詳しくはWebで!」って。

    母不在でも、父は「あんな性格だから」と受け入

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    2015年02月01日
  • 紙コップのオリオン

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    いやいやかかわっていたはずの、中学校の20周年記念行事の実行委員の仕事にしだいに熱中していく論理。
    気ままな写真旅行に出てしまった母の代わりに料理をしたり、学校に来ない幼なじみを心配したり、無口な女の子が気になったり。
    ほわっとあったかい、こじんまりときれいな青春小説。

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    2014年05月21日
  • よるの美容院

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    うーん、よくできてる。新しい梨木香歩かも。
    『西の魔女が死んだ』を初めて読んだ時も、(もうひねくれた大人だったせいか)「うまいな」と思ったが、あのときは梨木香歩が今ほどの優れた作家になるとは思わなかった。
    この作品も、現実の生活と折り合えなくなった少女が、第三者的な年配の女性と日常の仕事をこなし、本当の意味で手をかけてもらううち、自分を取り戻すという物語が『西の魔女』そっくり。
    金井美恵子の『小春日和』もそうだけど、母親と上手くいかなくなった時、娘が本音を吐ける年上女性として「おばさん」は最適なのかもね。
    この作者が梨木香歩みたいに大化けするかはまだわからないけど、ちょっと注目しておきたいな、

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    2014年05月12日
  • 紙コップのオリオン

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    タイトルと装丁にひかれたYA向けの本書。文化祭にむけてキャンドル・ナイトに励もうとする若人たちの姿は朝井リョウの『世界地図の下書き』のラストシーンを彷彿とさせた。2013/312

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    2013年10月30日
  • 紙コップのオリオン

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    家族や友達との関わりを通して成長していく少年の物語。

    読み始めは期待はずれかな?とも思ったけど、いやはやなんとも爽やかな話だった。
    キャンドルナイトのイベントとかも参加したくなったかも。

    物語の中で目を引くのは、主人公の小学生である妹。
    その邪気のなさに脱力するというか、笑ってしまうというか。彼女にかかると、尖った兄のクラスメイトも形無し。
    虫やツツジの蜜(私もよく吸った)、そしてチョコパイをこよなく愛する彼女のその朗らかさには、読んでいるこっちの気持ちまで明るくなる。まあ家の中に、なんでもかんでも虫を持ち込むのは勘弁して欲しいけど。

    まだ著者二作目だけど、私この人の作品良いと思うなぁ。

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    2013年10月05日
  • よるの美容院

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    「西の魔女が死んだ」に似た雰囲気の話。最後、いつの間にか両親が引っ越していたのがちょっと?だったが、まあ面白かった。

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    2012年11月14日
  • よるの美容院

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    第52回講談社児童文学新人賞受賞作
    言葉選びがとても素敵。
    中身は、ひょんな嘘と幼馴染の事故が重なったことで声の出なくなった主人公と、美容院を営むナオコ先生の物語。
    こういうのずるいなぁと思いつつ、うるっときてしまう。
    うそはない、でもすべてでもない。鳥肌立つ。泣ける。すべてを語ることが得策でもない。

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    2012年11月13日
  • よるの美容院

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    児童書だけど、大人にもオススメ。小学校高学年の娘がいる私には、いろいろ考えさせられるところがあった。

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    2012年09月30日
  • よるの美容院

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    ネタバレ

    幼なじみとのある事故をきっかけに、声を出すことができなくなってしまった6年生のまゆ子。固くなってしまった心と体を優しくほぐしてくれたのは「ひるま美容院」の店主ナオコ先生でした。毎週お休み前の月曜日の夜にしてくれるナオコ先生のシャンプーのように丁寧で温かなものが作品全体に流れています。でも正直、読んでいて何か物足りなさも感じました。物語自体はしっかり書ききっていると思うのだけど、テーマが弱いというか日常的というか・・。日本の最近の高学年向け読みものは、テーマにしてるものが似通ってきているなあ、という気がしてなりません。

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    2012年08月09日
  • よるの美容院

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    高学年向け。
    どうも主人公に都合がよすぎるような…。
    あまりハマらなかったです。悪くないですけど。

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    2012年07月22日
  • よるの美容院

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    児童書だった。
    でも面白かった。ちょっとうるうるしたし。
    友人が事故に合う所を目の前で見て
    ストレスにより声が出なくなったまゆ子がおばが営む美容室で暮らしていく話。

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    2012年06月13日