河内孝のレビュー一覧
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ようやく読み終わりました。自慢にはなりませんが知らない事ばかりで時間がかかりました。それにしても石原元都知事が日米安保条約の反対運動していたとは知りませんでした。今では考えられませんけどね。
外交は国対国ではありますがその国を代表する個人との対話でもあり、より大きな目的のためにあえて双方が「核の持ち込み」を明確にしなかったことはよくわかりました。問題はその事を首相は知っていても大臣クラスはきちんと理解していなかったし国民も知らされてはいなかった事でしょうか。(まあ知っていたらまとまらなかったでしょうから意図的に省いたのでしょうが)まあ知らされていなかったというよりも知ろうとしなかったのか。そ -
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この頃考えることなのですが「国の政策が悪い」とか「国が悪い」と割と簡単に言いがちな自分ですがふと国ってなんだ?と思ったりしました。結局回りまわると「国」とは自分たちが選んできた「自分」のことなんだよなあと思うようになりました。
原発問題もですが介護問題も問題が多く、宿題ばかりが溜まって行き次の世代に多大なる借金、ツケを負わせて行くことになりそうです。これで良いのか?いや良くない。じゃあどうすればいいのか?やはり国が悪いのか、となってしまいそうですが一番悪いのは今まで関心を持たず、他人任せにして破綻しそうな現状に目をそむけてきた、無知な自身なのではないか。そう思うようになりました。
自分老後 -
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70年代半ばを駆け抜けた自民党の政策集団
「青嵐会」について綴った一冊。
今の政治に足りないものの一つを彼らは
確実に持っていた、という筆者の熱い思いが
行間ににじんでいる。
序章で「本書は厳密な意味でのノンフィク
ションとは言えないかもしれない。」と
わざわざ断りを入れているのは、その思いが
入っていることの表れ。
リアルタイムで青嵐会のことを知らない
ワタシでも、この集団の暴れっぷりが
半端でないことはよくわかった。
でも、いちばん面白かったのはその暴れっ
ぷりを描いた部分ではなくて、筆者自身の
考えがよく表された第五章の「青嵐会の
ルーツ 戦後政治の -
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今回国政に復帰した、「暴走老人」こと石原慎太郎が衆院予算委員会で「昔、青嵐会は魚釣島に灯台を建設した...」と述べていた。「青嵐会」とは何ぞやと思い、調べていたらこの本に出会った。この会には「政界の暴れん坊」の浜田幸一、中川一郎、渡辺美智雄等そうそうたるメンバーが加盟していたということを知った。また、その設立のいきさつにおいても三島由紀夫割腹事件に多いに影響を受けていたという。田中角栄が中国共産党に接近していた時代において、こうした真正保守の国士達がいたことを知ったのは大いに収穫であった。そして、この方たちの願いは解散した30年後においても未だ成就せず、ようやく昨年、安倍晋三政権が誕生し、一条
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ネタバレチェック項目12箇所。実際に行われているのは、「与える側」の許容範囲内でのサービス提供なのだ。本書は、今日の介護現場で何が起きているか、そのルポを中心に構成している、すべての問題は現場にあり、答えもそこに埋まっている、と私は信じるからだ。「人にできない技術を持って初めてプロの介護職になる、プロを目指してくれ」(竹内孝仁)。介護を受ける際、「最低限、自力でしたいこと」の1位は排泄で92%に上ったという、当然だろう。「まずは介護する側の都合を排することから、まともな介護が始まる」。人が代わるとケアプランを執行できないということは、個人と言うより、管理・業務執行体制の不備だからである。単純化すると、
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何のかんのとまとまった時間が取れず読むのに結構時間がかかってしまいました。読み終わりました。
新聞、と言う情報媒体の現状と生き残り策の提示が具体的に説かれています。自分は父の仕事が新聞社と言う事もあり、同年代の人よりは新聞に関心があるほうだと思うのですが知らない事だらけでびっくりです。ただ確かに今の時代欲しい情報はネットですぐに検索でき、テレビをつければ最新ニュースは報道されている中で新聞が果たす役割とはなんだろうな、と思ったことはあります。
大学時代、アメリカの教授が講義の中で新聞を取る人は既にニュースはテレビ・ラジオでそのニュース概要を把握している。それでも新聞を読むのは活字として -
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[ 内容 ]
血判で契りを交わし、武道館で決起集会を行い、全国紙に意見広告を出した。
いつでも口角泡を飛ばし、胸ぐらをつかみ合い、灰皿や瓶を投げつけ、野蛮な極右とメディアに酷評された。
一九七〇年代半ば、戦後政治史上未曾有の熱さと厚かましさで一躍脚光を浴びた政治集団「青嵐会」。
今、政治に求められている“何か”が彼らにはあった。
太く、短く、謎多きその軌跡をあらためて現在に問う異色ノンフィクション。
[ 目次 ]
序章 青嵐会の血脈
第1章 青嵐会、その誕生
第2章 青嵐会と三島由紀夫
第3章 青嵐会の闘い 一九七三
第4章 青嵐会の闘い 一九七四
第5章 青嵐会のルーツ―戦後政治の中の核と -
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[ 内容 ]
新聞という産業は今、様々な危機に直面している。
止まらない読者の減少、低下し続ける広告収入、ITの包囲網、消費税アップ、特殊指定の見直し-そして何より、金科玉条としてきた「部数至上主義」すなわち泥沼の販売競争は、すでに限界を超えている。
いったい新聞は大丈夫なのか。
生き残る方策はあるのか。
元大手紙幹部が徹底的に解き明かす、新聞が書かない新聞ビジネスの病理と、再生への処方箋。
[ 目次 ]
第1章 新聞の危機、その諸相(朝日と読売の「共闘宣言」 異常な販売コスト ほか)
第2章 部数至上主義の虚妄(新聞は「あちら側」 言論と企業活動のギャップ ほか)
第3章 新聞と放送、メデ -
Posted by ブクログ
冒頭にもありますが「青嵐会」と言われてピンと来る方は
50代ぐらい、もしくは上の方たちなのでしょう。
何せ自分が生まれるか生まれないかの時代の話ですから
なんのこと?と最初思いましたが読んで行くうちに
実に政治が熱く、面白い時代だったんだなあと思いました。
今まさに民主党が政権交代を果たし、これからの政治の舵取りの
一挙一動を国民が見守る中での政治となると思います。
自分たちが正しいことを言っている、行っていると自負する
政治家の活動とはこれほど周囲を巻き込んだ大きな流れを
作れるのか、ということを是非実現させて頂きたいと思います。
やはり人の顔を見ながら次の選挙のこと