蔵西のレビュー一覧

流転のテルマ (1)

蔵西

[じゃがいも]

詳細な描きこみ

西チベットという本当に異郷の風景 風俗を華麗なタッチで描き出した絵柄がとりわけ素晴らしい。異郷の風物を詳細に描きこんだという点で森薫の「乙嫁語り」を思い起こさせるところがある。ストーリー展開もなかなかのもので馴染みの少ないチベットでの捜索行の様子をリアルに描いている。尤も主人公の服装はどうかと思うが。

月と金のシャングリラ ２【電子限定特典付き】

蔵西

最初蔵西先生の他の作品を読み
感想をSNSでお伝えしたところ
「BLでも良ければ」とご紹介頂いたのが本作。
その時点でだいぶ神対応だし、良い人だなと感激でした。
チベット寺院を舞台に、チベットの歴史が描かれた本作。
ラストは優しさもあり、現実的でもあり。
挿絵のお仕事もたくさんされている先生ですが、また漫画でオリジナル作品を今後も読みたいな。

＃エモい ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

月と金のシャングリラ １【電子限定特典付き】

蔵西

チベットの美しさ

壮大な景色、美しい寺院。
作者である蔵西先生のチベット愛と文化への尊敬が
余す所なく込められています。
ブログの頃から応援してましたが
単行本化して嬉しい★

＃感動する ＃切ない ＃エモい

流転のテルマ (2)

蔵西

蔵西先生のSNSを見ても
本当にチベットを愛して作品作りをしているのがわかります。
絵が細かくて、こだわりを感じます。

＃ドキドキハラハラ ＃感動する ＃カッコいい

流転のテルマ (4)

蔵西

[無名]

いま読めば沁みる

神仏と旅への思い
どちらも失いかけたコロナに侵される現代において
この作品は今読むべき処方箋だったような作品
心に沁みた

＃感動する ＃癒やされる ＃エモい

ペルシャの幻術師 ２【電子限定特典付】

司馬遼太郎 / 蔵西

蔵西さん渾身の、週刊文春連載漫画。絵がとにかくDetail が美しい、風砂の一粒さえも。
マンガ本として少し大判なので美しい絵、構図、しっかり研究されている文化的背景、事物の描写が堪能できる。
幻想的。
蔵西さん最高。

流転のテルマ (1)

蔵西

[夏人]

異文化の地を知る

作者さんのチベット愛が、ひしひしと伝わってくる作品です。
作画が独創的なので好みは分かれるかもしれませんが、
異文化の地という世界観とミステリアスな人物像など、興味をそそられます。
仏教の考え方やチベットの人々の生き方に考えさせられることも多いです。

＃深い ＃ドキドキハラハラ ＃感動する

流転のテルマ (2)

蔵西

[yoshi]

丁寧です

描写が丁寧で、チベット愛を感じます。
女性の集まりの様子、それから全世界共通の地元の男の子たちの野蛮さと幼さは普遍的なテーマかもしれません。
危険な川渡りを前に冷静に危険性を計算する主人公、けっこうしっかりしてていいですね。
ガイドは、しっかりしてるようでいて、トラウマを抱えた男性で、ヘラクレスではないのです。
穏やかな男性ってきっとすごく貴重な存在なんだろうな。

＃深い ＃胸キュン ＃ドキドキハラハラ

流転のテルマ (1)

蔵西

[yoshi]

チベット…聖なる地…

なぜかチベットを助けたくなりました。
きっと世界のことを今まで祈ってきてくれたから。
ニコライ・レーリヒが訪ねて何かしら奥義を得たように、今、私たちは呼吸法や考え方など世話になっているように思う。

イケメンでイケズなガイドのお兄さん、この後どうなっていくのかな。

＃胸キュン ＃カッコいい ＃感動する

ペルシャの幻術師 ２【電子限定特典付】

司馬遼太郎 / 蔵西

[Q]

原作

原作司馬遼太郎。
話が良いのは自明だけど、さすが蔵西さん！という、幻想的で麗しい作品になってる。読まなきゃ損です。

ペルシャの幻術師 ２ 無料試し読み版

司馬遼太郎 / 蔵西

[あ お ば]

小説を読んでも良いかも

内容はファンタジー(ヒューマンドラマでもあるよ)
凄く誤解を恐れなければ　魔法使いみたいな人やアイテムも出てきました

ペルシャの幻術師 ２【電子限定特典付】

司馬遼太郎 / 蔵西

短編である原作にぎゅっと詰め込まれていた幻想と歴史が、壮大な絵巻となって広がる圧巻の二巻目。
どんどん美しく妖しく変化していく主人公から目が離せません。
原作では「定かではない」と記されているナンのその後ですが、これを読むと彼女の辿った一つの道が浮かび上がります。
幻術師アッサムの語った愛についても、新しい解釈を得ることができました。

＃感動する ＃深い

ペルシャの幻術師 ２【電子限定特典付】

司馬遼太郎 / 蔵西

　これがデビュー作というのがうわぁ～！　と言いながら走り回りたいような気がする後半。

　司馬さんってロマンスがかけたんですね（古参のファンのくせに酷い評価

ペルシャの幻術師 １ 無料試し読み版

司馬遼太郎 / 蔵西

[an bread]

意外

今まで司馬遼太郎先生は古き日本国内を専門に題材として、あるいは舞台として作品を描いていた人だと思っていましたが、本当のはじめての作品は外国で、しかも女性を軸においたものであるというのが結構意外でした。まだデビューしたばっかりだったことも関係してなのか、後の諸作品よりもややソフトな描写表現である感じを受けました。

＃エモい

ペルシャの幻術師 １

司馬遼太郎 / 蔵西

　司馬遼太郎さんがこうした作品を書いていたのは驚きでした。
　
　私の好みのどストライク！　女性が主役ということも、ペルシャが舞台というのにびっくりしました。

　ですが、とても面白かった。続きがたのしみですねぇ。

ペルシャの幻術師 １

司馬遼太郎 / 蔵西

細密画のような緻密で華麗な表現で蘇る、司馬遼太郎のデビュー作。
謎あり、ロマンスあり、戦いありの物語を彩るキャラクターが忠実かつ生き生きと描かれ、新しい魅力を発見できます。
もちろん、原作未読でも十分楽しめます。
上空に渦巻く雲、砂をはらんだ風、陽射しの強い市場とは対照的な暗い宮殿内など、物語の中に入ったかのような感覚を味わえます。
ナンの身に付けている衣装や髪型がとても可愛い！
その揺れ動く内面からも目が離せません。

＃カッコいい ＃ドキドキハラハラ

月と金のシャングリラ １【電子限定特典付き】

蔵西

美しい！泣ける！
チベットの暮らし、文化を信じられないくらい繊細な美しい絵と、正しい理解と知識で紹介されていて、しかも、BL案件あり、このような漫画が存在するとは！おそるべし2020年と思いました。
これは新しいチベット紹介チベット勉強の定番作品と言えるでしょう。

流転のテルマ (1)

蔵西

[かなめ]

絵がステキ

日本人の男の子が兄を探しにチベットへ行くお話。チベットの村、家の中など、細かいところまできちんと描かれていて、世界観が入ってきやすい。仏教の影響力が日本とは比べ物にならない強いチベット。

月と金のシャングリラ ２【電子限定特典付き】

蔵西

[Q]

えー！

終わっちゃった....。
原始仏教を想像させてくれる流麗な絵も、今も終わらないチベット迫害(ウイグルも同様)を考えるきっかけのお話も、全部良かった。
次作、楽しみに待ってます。

月と金のシャングリラ ２【電子限定特典付き】

蔵西

終わってしまった…
成長した二人と甘くない現実。
余韻の残るラストは悲しいけど最高です。
もっと長く読みたかったけど、きっとまた素敵なチベットに会える。
次回作にも期待してます！